2006年10月12日
国境の南、太陽の西
「日本人で一番ノーベル賞に近い作家が村上春樹だ」 大学の時に趣味でとっていた文学の先生の口癖がコレでした。 今日は1日中ノーベル文学賞の発表を楽しみに待っていたんですけどね。 残念ながら今回も受賞はなりませんでした。トルコの作家だそうです。 授業でやったからだけど短編はいろいろ読みました。 長編はあまり読まなかったのですが、 「国境の南、太陽の西」は忘れられない1冊になりました。 誰の心の中にも、たとえいつ会えるかわからなくても 大切な人のために取っておいてある特別な場所ってあると思います。 懐かしさと痛みがあるからこそ、いつまでも心に残るのでしょう。 これから村上春樹に挑戦しようという方はぜひどうぞ。 もし、もっと気軽なものがいいという方は エッセイ集の「村上ラヂオ」とか(コロッケの話がおススメ!!) 短編集の「神の子どもたちはみな踊る」(かえるくんの話)なんか いいと思いますよ。秋の夜長にどうぞ。 以上、コンサとは全く関係ない本の話でした。
posted by orion |23:28 | その他 | コメント(5) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:国境の南、太陽の西
はじめまして。
突然ですが、村上春樹の話題でしたので、、、、、
村上春樹を詠むなら是非「世界の終わりと、ハードボイルドワンダーランド」、及び「風の歌を聴け」から「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」「ダンス・ダンス・ダンス」に繋がる一連の長編を読んで下さい。
素晴らしい異次元の世界?が拡がります。
posted by L-24| 2006-10-13 00:01
Re:国境の南、太陽の西
はじめまして。こんにちは。
村上春樹なら「ねじまき鳥クロニクル」が好きです。
そしてL-24さんと同じく「神の子どもたちはみな踊る」のかえるくんの話も断片的に印象に残っています。あれ?でも大筋でどんな話だっけ?地震が関係してた?本棚から探して読み直してみます。ではでは。
posted by ブラコン2号| 2006-10-13 15:00
Re:国境の南、太陽の西
す、すみません…。
かえるくんの話がよいと言っていたのはorionさんでしたね!ごめんなさーい(T-T)
posted by ブラコン2号| 2006-10-13 15:00
Re:国境の南、太陽の西
こんにちは。
村上春樹さんは、いずれノーベル賞を受賞すると思いますが、今年はフランツ・カフカ賞を受賞していただけに残念です。
私は、「風の歌を聴け」、「1973年のピンボール」、「羊をめぐる冒険」、「ノルウェーの森」・・・と読みました。
最近意外と面白かったのは、「東京奇談集」かな。
今、一番好きな作家の一人です。
posted by かんち| 2006-10-13 20:00
Re:国境の南、太陽の西
こんばんは。こんなにコメントをいただけたなんて
さすが村上春樹ですね。びっくりです。
>L-24さん
こちらこそはじめまして。
先生に「『風の歌を聴け』から全ては始まるんだから!!」と
熱く語られたことを思い出します。
今度こそ挑戦したいです。
>ブラコン2号さん
はじめまして。
かえるくんは一度読んだら忘れられない存在ですね。
いつか自分の目の前にも
「あなたと一緒に静岡を地震から救いたいんです」と
かえるくんが現れてくれないかなと思います。
>かんちさん
今年こそはと思って楽しみにしていたので残念に思いました。
昨日はずっとワクワクして待っていました。
「奇談」というので怖い話かと思ったら違うんですね。
村上春樹の作品は現実との不思議な距離がありますよね。
posted by orion | 2006-10-13 23:00