コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2023年12月31日

年の瀬にin-out振り返り

 大晦日である。得失点の出入りに限らず所属選手の出入りも激しかったシーズンが終わりを告げようとしている。粉雪が舞い吹雪くなか買い出しに出かけ、もろもろ片が付きほろ酔い、いや激酔い気分で記事を書いている。PC画面越しには吉田類氏が饒舌に語らっており、ここ最近の年越しのお供として役割を果たしている。
 大晦日であるので、今日の更新は自分の振り返りも含めてin-outをまとめてみようと思い立った。
画像を用いてわかりやすくまとめようと思ったが、PCスペックの問題から昨日も参考にした「ミルクサッカーアカデミー」の画像を参考に作成することとなった。
またリンクを貼っておくので、関心のある方はご覧いただきたい。
ちなみに元日の日本VSタイ戦については同時視聴配信をされるそうなので、関心のある方はお屠蘇のお供にどうだろうか?
下記のリンクからどうぞ。
https://www.youtube.com/@MILKsoccer_academy

 さて今年の陣容の振り返りである。
下記が参照元であるミルクサッカーアカデミー、ノーミルク佐藤氏の労作を参考にした、もといスクショしてきたものである。
23年コンサドーレ
そして、12月31日時点の公式リリースならびに報道を参考に追記したものが下記になる。
24年コンサドーレ改

小柏、田中ならびに金子・ルーカスの穴は埋めようがないものの、U-22代表である近藤や岡村大八2世となりうる家泉など戦力補充は進んでいることが見てとれる。それでも右サイドの「人手不足」は否めないので、右WBにもう1名追加できればベターと思われる。浅野を右WBにするのではという声もあるが、ドリブル技術で抜いていくタイプではないと思われるので、できればCFもしくはシャドーで見たい。
 まだまだ予断を許さない移籍市場中盤。今回の記事が現在地の振り返りの参考になれば幸いだ。
 更新再開から間もない幣ブログであるが、更新のたびに100名近く閲覧頂き感謝のしようがない。来年も引き続きお付き合いのほど宜しくお願い致します。


posted by kitajin26 |21:47 | 雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2023年12月30日

差し引きゼロ?

 12月30日コンサドーレから2件の移籍に関するリリースが出た。
1件はGK松原修平の水戸ホーリーホックへの移籍。もう1件はGK阿波加俊太の鈴鹿ポンイントゲッターズからの「復帰」である。
 松原からすれば悲願であったコンサドーレ移籍から2年。移籍について彼が綴ったコメントを見るに熟慮を重ねた末の決断だったことは想像に難くない。
水戸は正GKである山口に移籍の噂があり、松原にしてみればレギュラー獲得のチャンスといえる。彼の更なる飛躍を祈念したい。
 他方、阿波加だが鈴鹿移籍後はケガで長期離脱を強いられるなど満足のいく結果が得られていなかったようだ。ただ7月からレギュラーをつかみ、JFL4位に食い込んだチームの躍進を支えた。この結果を示したことで三上GMからオファーが届いたのだと推察する。
 その結果としてアカデミー出身GK一人が去り、一人が加わった。差し引きなしである。一見するとそう見えるが、視点を札幌というミクロからサッカー界全体というマクロの視点に広げることで別の見え方ができる。そう、なぜ松原に水戸から移籍のオファーが届いたのか?きっかけは今シーズン初の栄冠をつかんだヴィッセル神戸にある。
…ここまでしたり顔で筆の赴くまま書いてきたが、例のごとくネタ元はある。
クレイジーデータマンことノーミルク佐藤氏とお笑い芸人井上マー氏のユニット「ミルクサッカーアカデミー」である。彼らがYoutube上で12月27日に公開した動画タイトルが「【守護神玉突き移籍今年も大発生】移籍基準点は「居住非居住」で神戸とFC東京?!複数関与パターンの流れをさぐれ!」。この玉突き移籍の流れにコンサドーレも巻き込まれたのである。
下記にリンクを貼っておくので詳細はそちらを見ていただきたい。
https://www.youtube.com/watch?v=NOz1jfU5R2U

この玉突き移籍を文字に起こすと以下のようになる。
①【神戸】オビ・パウエル・オビンナを横浜FMから獲得
②【横浜FM】2ndGKオビだけではなく、1stGK一森もG大阪にレンタルバックとなるため山口から寺門、町田からポープウイリアムを獲得か?
③【町田】シュミットダニエルの獲得が失敗に終わり、水戸の正GK山口の獲得を狙っている?
④【水戸】移籍濃厚な山口の後釜、もしくは夏に提携先であるハノーファーへのレンタル移籍濃厚な春名の補充を図るべく札幌から松原を獲得
⑤【札幌】契約満了となった大谷、京都へ完全移籍となったクソンユンだけでなくもう1名抜けてしまうためGK4名体制維持のため阿波加を獲得?

 ④⑤は完全なる私見であるが、水戸の事情を考えると④⑤は独立した流れの可能性も高いかなとも思っている。
動画内ではFC東京に端を発した別の玉突き移籍に京都も巻き込まれていることも触れられていた。レギュラーは1名でもバックアップを含め複数名確保する必要がある特殊なポジションであるGK。さらに今年は、外国籍選手の税法上における「居住非居住」に関わる問題により、予期せぬ外国籍選手の契約満了や新規獲得の停滞が起きているようだ。実際コンサドーレもルーカスと望まぬ別れをすることとなった。出入りの激しいオフではあるが、まだまだ中盤戦であることを肝に銘じ、Xのタイムラインを更新するたび一喜一憂七転八倒踊り狂いたいと思う。
…何はともあれ右WBに近藤が入ってくれてひとまず良かった。

※この「居住非居住」に関する問題に関心がある方はご参考までに下記のリンクから確認を。
https://www.asadakaikei.co.jp/archives/17112

posted by kitajin26 |23:43 | 雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2023年12月29日

Muchas gracias Akito!

 別れはいつも突然だ。寂しくはあるが悲しくはない。
29日、福森晃斗の横浜FCへの期限付き移籍がリリースされた。
先日岩本輝雄氏の呼びかけで開催された「左利きの会」に彼が参加した際には、フリートークの質問に答える形で「今、壁にぶち当たっています」と吐露していたという。詳細は引用元であるサッカーダイジェストWebを確認頂きたいのだが、「試合に出ること」にこだわってきた彼が現状打破を求めた結果が今回の移籍だった。
 横浜FCは前コンサドーレ監督である四方田さんが監督を務め、コーチには同じ桐光学園OBであるウルトラレフティ俊輔中村が控える。四方田横浜は3年目を迎え、主力の流出は避けられていないもののチームは成熟期を迎えつつある。理解ある首脳陣の元、福森がどのような進化・深化を遂げるのか横浜FCの24年シーズンから目が離せなくなってきた。
 さて、Xのタイムラインでは彼のフリーキック動画が数多く投稿され、コンサドーレのレジェンドの1人であることを再認識させれた。その中でも印象に残るフリーキックは2017年7月8日Nack5スタジアム大宮。あの日、コンサドーレとアルディージャの運命が交錯したと言っても過言ではないだろう。試合後に挙げられたアルディージャサポーターの試合動画を見ても分かるように、明暗がくっきりと分かれた試合となった。参考までに下記にリンクを貼っておく。
https://www.youtube.com/watch?v=O4PogCj5z-Y
 引き分けに持ち込んだコンサドーレは残留圏である15位を死守。その後ジェイの加入を経て当時クラブJI最高順位である11位でシーズンを終えることとなる。この試合でゴール裏に掲げられたバナーのとおりコンサドーレは「生き残った」のである。
一方アルディージャはちぐはぐなシーズンを送り、残り3試合を残してシーズン2度目の監督交代を行ったものの好転せず最下位でJ2降格となってしまった。ついには今年降格の憂き目に逢い、来年はJ3で戦うこととなる。このような一瞬に出会えるから生観戦は止められない。現在は子供が生まれるなど生活環境が変わり、スタジアムになかなか足を運べてはいないが、「I was there!」と胸を張れる試合をまた見たいと切に願っている。
 神はあの日大宮に居た。2本のフリーキックでコンサドーレを救い賜うたのだ。そして神はその御業をもって更なる民を救わんとなさっている。横浜の民よ。決して裏を取られたからと言って口汚く罵ってはならない。それはのちに与えられる救済への前奏曲に過ぎないからだ。横浜の民よ。左をカットされたからバックパスを選択したからといって消してため息をついてはならない。キーパーからのビルドアップを促しているだけに過ぎないかもしれないからだ。祈りたまえ。さすれば道は開かれん。そして神は勝ち点を与え、こう述べられるだろう。
「Tranquilo 焦んなよ」と。
Adiós pareja, nos vemos de nuevo. 

posted by kitajin26 |23:59 | 雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2023年12月26日

クリスマスプレゼント

 良い話と悪い話、どちらから聞きたい?
安っぽいハリウッド映画に付き物の気取った言い回しだが、今日のリリースはまさにそんな感じだ。
12月25日15時。コンサドーレから2つの移籍についてリリースがなされた。
「小柏 剛選手 FC東京へ完全移籍のお知らせ」
「鈴木 武蔵選手 期限付き移籍加入のお知らせ」
どちらも各スポーツ紙の既報通りであるが、いってらっしゃい剛、おかえりなさい武蔵。
ケガで満足のいくシーズンを送れなかった二人であるが、環境の変化がどう出るかといったところだろうか。
 何はともあれ噂の段階を含め今年は慌ただしいオフになりそうである。
ルーカス、小柏、田中に加え大八にも移籍のうわさがある様子。
契約合意選手の公表は他チームのように小出しに行わず、年明けにまとめて行うのがコンサドーレスタイル。
そのため期待と不安に苛まれる年越しを迎えることになるのだ。
クリスマスプレゼントには鈴木武蔵。
ではお年玉は誰になるのだろうか?
もういくつ寝るとお正月。
三上GMの手腕に期待したい。

posted by kitajin26 |00:05 | 雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2023年12月25日

再起動

 2023年も残り1週間となったタイミングで、しかもクリスマスに4年ぶりの更新となってしまった。前回の更新も19年ルヴァンカップ準優勝を受けてのものであり、それだって間2年空いている。なぜ今更記事を書こうかと思い至ったかというと、きっかけは24日北海道新聞のスポーツ欄掲載された記事を読んだことだ。

「コンサドーレ 田中と福森が移籍へ」
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/957003/

 すでに各スポーツ紙で報道がなされており、いまさら何をと思われるかもしれないが「大本営」が取り上げたことで諦めがついたという感じだろうか。福森は福森で別記事で語りたいこともあるので今回は割愛するが、田中の移籍が記事作成のきっかけになった。
 何が琴線に触れたかというと、彼の移籍により2019年入団の「大卒トリオ」がすべて退団することになったことだ。ミシャの招聘によりチーム歴代最高順位である4位フィニッシュやルヴァンカップ準優勝と実績を重ねた結果、成功した有力新人のリクルート。特に田中は大学在学中にU-23世代代表に選ばれる逸材だった。ルヴァンカップ準優勝したチームに彼らが加わることで、「見たことのない景色」を見ることができるのではないかと期待した。残念ながら勝負をかけた20年シーズンはコロナ流行に伴い満足のいく結果とはならなかった。戦力的にも相次ぐけが人の発生やソンユンや武蔵など主力の移籍によりJ1定着は果たせたものの、中位にも定着してしまった。そのようなシーズンを過ごす中で田中・高嶺・金子の3人に小柏を加えた「大卒4人衆」はコンサドーレの主力として活躍し市場価値を高め、遂に「収穫の時」を迎えることとなった。そう、彼らの移籍により一つのサイクルが終わったと感じたのが、記事作成のきっかけとなったのだ。
 報道通りであれば、高嶺はすでに移籍金が発生する移籍を行っており、小柏は2億円、金子は1.6億円を産み出してくれる見込みだ。コンサドーレの年間売り上げは22年で36億534万円。23年度も同水準で推移していると考えた場合、小柏・金子の移籍金収入だけで10%分上乗せになる。
 主力が抜けて順位も落ちて、最悪降格したら元も子もないという考えは理解できるし、負け試合を見るのはつまらないというのが本音のところだ。それでも地方クラブが生き残るためには移籍金をいかに稼ぐかが視点として欠かせないと考えている。三上GMもネクスト田中・金子としてDF岡田大和(福岡大)・MF田中克幸(明治大)を準備している。一足早く入団したFW大森(順天堂大)や25年入団予定のMF木戸(大体大)ともども主力として定着させ、リーグタイトルを狙いながら売り時を考えることとなる。
 大森はけがに苦しんだ1年ではあったがルーキーイヤーに得点を挙げることができた。また、田中克幸は24日に行われた全日本大学サッカー選手権大会決勝で勝利を決定づける2点目をあげ、明治大の4年ぶり4度目の日本一に導いた。
 正式な獲得発表がDF家泉のみと不安なオフを過ごされているサポーター諸兄。どうだろう、魅力的なルーキーたちだと思えてきたのではないだろうか?コンサドーレのこれらの見通しは明るいと思えはしないだろうか?無論ルーカスが抜けた右サイドにはドでかい穴が開いているし、能書きを垂れても大卒新人の実力派未知数で計算は立たないのは承知の上だ。26年度からは秋春制に移行するし、コンサドーレに限らず激動で先行き不安な23年は暮れようとしている。それでもコンサドーレに魅力を感じて入団してくれる選手はいるのだ。
 最後に鬼が笑うと承知でもう一つ妄言をつぶやかしてもらいたい。
「新大卒4人衆」が戦力として移籍金を稼げるレベルまで成長できたとする。小柏たちの例を考えれば3年~4年で移籍のタイミングを迎えるはずだ。するとどうだろう、秋春制に移行したタイミングとかち合い海外からアプローチしやすい時期に重ならないだろうか?Jリーグがシーズン移行決定について会見した資料で、欧州中堅リーグから欧州トップリーグへ日本人選手が移籍する際の移籍金を20億円とモデルケース上で試算していた。リーグの価値がどこまで高められているかは分からない。ただ、夏の移籍マーケットで動く金額は1兆3,000億円という途方もない額だ。
 「レインメーカー」は誰になるのか。そんな夢を見られたらいいなと思っている。

posted by kitajin26 |00:30 | 雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)