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2014年11月24日

気付いたことから振り返り①コンサをけん引したのは守備かも

Foot Ball Labo

まだ最終戦は反映されていないかもしれませんが,スカパーもここを参照にしていると思われます。シュートなんかは決定率重視のため,コンサをアナライズ!の管理者さまの視点がかなり的を得ていることが分かります。単にシュート打てばいいってわけじゃないことはハッキリわかります。

定義がオリジナルすぎるきらいはあるものの,なるほどなと思うデータも揃っていて松本山雅が一番面白いと思いです。

それを反映しているのがChance Building Pointなのですが,定義はサイトに譲るとして,松本はなんと総合CBPは下から3番目なのです。ちなみにビリは讃岐,その次が富山です。

定義などを察するに,長短の縦パスと,とにかく打つみたいなやり方を徹底してたのではと想像します。(これは札幌戦でのデータで気になっていたことです)

ちなみにコンサドーレは4位,パス数が多いと順位が上がる傾向があります。
湘南が断トツで次に千葉,水戸,札幌と続きますが水戸と札幌はあまり変わりません。その下がジュビロ,栃木です。
単純にパスが多いからというわけではないと思われますが,プレースタイルは反映されているかなと感じます。


ここ5試合平均のCBPはコンサは低くて,内容的にも残念なしぼみ方だったかもしれません。最初の方は高くて尻すぼみだったのかな。


では財前さんの時が良かったかと言うとまた疑問で,コンサはパス数以外の要素(シュートとクロス※シュートは決まらないと減点)が平均以下なので要約すると

攻撃のためのパスはしていたものの,パスを回していただけの可能性の方が強い

とも言えると思います。
従って,ノノの判断は強ち間違いではないことに。

それを逆から裏付ける,30m前エリア進入率というデータがあり,コンサは11位です。
恐らく監督交代前はもっと少なかったのかもしれませんね。
去年はもっと悪いです。

財前さんじゃなくなってパスサッカーが鳴りをひそめたという考えも少し違うと思います。
去年は全くパスサッカーとは言えないデータが揃っています。
どちらかと言うと石崎監督の流れでやっていたようなデータです。

と言うわけで,財前さんが残したものや,やりたかったスタイルについて言及するには正直難しくて,今シーズンから交代前のやり方で判断されるべきと思います。

それを加味しても,監督を変えるという判断は,少し厳しい見方をすれば妥当な所だったと思います。要は1年弱(私は去年の夏過ぎくらいからと勝手に思っていますが)の期間で,パスを回すと言うスタイル以外あまり特徴を打ち出せず,守備の方が先に参ってしまったと言う所ですかね。


だから皆さんも思っていたかもしれませんが,持っているだけで怖くないチーム化していたのは間違いないようです。もちろん,シュートも少ないし枠内率も低いです。気になる方は一度ご覧になると面白いですよ!


転じて守備のポイントもあるのですが,これも定義は譲りますが,攻撃に繋げた守備についての評価なのです。

単に弾いていたかとか競り勝ったとか,ドン引きしていたのは含まれていないと思われます。

そして,我がコンサは3位なのです笑
松本は15位。

こうしてみても,いずれの順位がよくても全く相関が無いので,難しい分析なのですが,守備ポイントは山形が1位です。その次に長崎,札幌,湘南と続きます。

山形はノブリンのショートカウンターが徹底されていたのかなぁと感じますが,コンサの3位は意外でした。

後ろから繋ぐ意識は高かったのですかね。
そう思ってみると,選手別ではなんと奈良が群を抜いてよいんですよ。
守備総合点のうち4分の1以上は奈良です。
次にパウと櫛引なのです奈良の3分の1くらいです。
DFが必然的に高くなる数値とは言え,これはすごいですね。
去年も同じ数値は奈良が断トツで,個人的に課題を考え,苦慮しながら戦っていたのですね。

奈良のように若梟たちは考えて,考え抜いてプレーして欲しいですね。
才能はあるのだから。

なので,もしコンサがこの形を継続する&若梟たちの良き手本をと言うことならば奈良の残留は不可欠かもしれません。

そして今年は奈良に支えられたシーズンだったのかもしれません。

取り上げなかった数値に関しては平凡で考察が難しいのですが,今日ざっと眺めた感じではそんな印象を抱きました。

posted by inurou |18:09 | コンサのこと | コメント(0) | トラックバック(0)