星になれたら〜ペリー来航の街から

2014年10月03日

大切なのは処分内容じゃない

なんでもかんでもSNSに投稿することが問題

その通りだなぁと。
「ひとみ」さんの投稿を拝見して私もそこは大切な所だと思う。
しかし，表現の自由を盾に頑張る人たちも居るんだろうなぁ。

新聞とかもそうだよね。
きっと公開されているサマリー程度なら自由に投稿しても良いと言う，先方の線引きなのかな。

クラブは冷静な対応であったと思う。

しかし納得されない方も多いと思う。

それは得てして，根本的な解決にはならないだろうと言うことだと思う。

それもまた事実だと思う。

いずれにしろ重要なのは処分内容ではなく，私たちも含めたコンサドーレサポーター，いやJリーグ全体のモラルや文化の醸成を覚悟を持って進めなくてはいけないと言うこと。

しっぽ切りを進めれば進めるほど尻尾はなくなる

昔，レイソルがF東戦で「首都陥落」の段膜を掲げていた。

今はそれはノーとされるのかどうか


個人の理解を超えた所に全体の判断は下される。

超えると言うのは想像が及ばないということと
個人個人の意思が必ずしも尊重されるわけではないと言うこと

私もレイソルやF東のような「凝った」野次やブーイングは大好きである。
しかしそれを不快に思い，より敵意を持って投稿すれば全体の意思として「勝手に」代表され，クラブ間の問題に発展しかねない。


こういった想像力が欠けに欠けている。
掲げる方も拡散する方も


だからこういう事例を，大変だけど，一つ一つ皆が考えてJを作っていかなければならない。


一方，行為自体に目を移せば，中指を立てると言う行為は，アングロサクソンやラテンの人に限らずであるが，かなりブラックに近いであろう。
じゃあ口で「○ね！」という行為に対してはどうだろう。
※漢字を入れるとSPAM扱いされて投稿できない

いずれも行為のレベルとしては最低であるがだから厳重注意は納得できない

ではなくて，行為の内容如何に関わらず，相手のサポーターやクラブ，引いてはコンサドーレのクラブの品位を貶めるものであるから，いいか悪いかは別にして今回はそのことについて先方に謝罪するのが当然の筋である。

処分してよかったではない。

これは冒頭から述べているSNS論とは全く関係が無い。
一人でも山雅サポーターがその行為を直接目にし，不快に思うだろうなと想像できたらそれはもう恥ずべき行為なのだ。

行為の内容について線引きするのは当事者や，第3者じゃない。
それは常に全体，文化のレベルが決定する。

ではどんな道筋をつけるべきなのか

ここからは個人的な見解だが
行為の内容に関わらず
常にやられた側の気持ちを，立場を考えることだと。

なぜか
文化を育てるにはまずこうした思いやりから始まって
多少の愛ある野次やブーイングが可能となるのではないのか？

これを機にもっと山雅と仲良くなってお互いブラックジョークを飛ばしあう関係を模索しようとかそうは思わないのだろうか？

却ってSNS論
今やSNSは「バイトゲリラ」みたいな現象もある

それを信望してしまう人も多いことも事実なのである。
そんな時代だから文化の醸成には時間がかかるかもしれないが，真摯に一つ一つ，失った信頼や心の交流を取り戻していくしかない。

私たちの立場ばかりでなく，もっと山雅の皆さまを思いたい。

相手を思いやり，そして痛い思いをして学ぶ
それが自分たちの文化を醸成すると言うコンサの大きな財産になるのだから。

posted by inurou ｜08:02 | コメント(4) | トラックバック(0)

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