2012年07月22日
スペインの有名GKから見る育成方法
なぜかまったりモードでブログ更新を怠っていた。。。 いかんぞ俺。ということで旬なネタを。 GKです。 旬じゃねーよと、思われた方。 地味ですが旬なんです。 スペインのとある有名GKコーチが日本へ来日してくれています。 イタリアから来日してくれた某選手もいいですが、今後日本にはこっちの方が重要です。 http://news.livedoor.com/article/detail/6757138/ ・ジョアン・ミレット氏 ゲルニカ(スペイン)GKコーチ バスクコーチングスクールGK戦術、技術指導講師 ビルバオコーチングスクールGK指導、戦術講師 ゲルニカはスペインの4部相当にあるチーム。 そのコーチが何故有名なのか?それはスペインの1部アスレチック・ビルバオに8年間選手を輩出し続けていることから。4部から1部へ輩出するって、すごいですよこれ。 ちなみに今年のEUROのスペイン代表GKメンバーを確認。 ・カシージャス(レアル・マドリード) ・ビクトル・バルデス(バルセロナ) ・ホセ・マヌエル・“ぺぺ”・レイナ(リバプール) どのチームでもトップを張っているスペイン代表GK。 控えにするのももったいない。。。 そんなスペインのGK育成からちょっと育成観点を拝借。 ・「トレーニングする」のではなく、「GKとしてプレーすることを教える」。大切なことは選手が「なぜそのメニューを行なうのか」を理解してトレーニングすること。 →オシムさんとかがよく言っている「考える」ことの重要性を再認識。選手自身が考え、練習の意味、改善を図っていくことが重要。その為コーチは示唆を与え続けるような立場でなくてはいけないとのこと。コンサのGK練習はどうなんでしょう? ・日本も、スペインや私のケースのように短期間でレベルアップすることは可能です。そのためにもGKコーチという存在に注目が集まり、彼らがしっかりとGKのプレーを分析し、日常に落としこむ必要があると思います。GKコーチにとって最も重要なことは、「なぜそのプレーを練習するのか」について明確な回答、ロジック を持つことです。 →杉山選手とかがんばっているのは分かるんですけど、やっぱり物足りない。ここ数年のコンサGK陣は物足りない。新人を採るのはいいんですけど、育成できているのか疑問をもっちゃうんですよ。 ・私の定義では「GKは手を使うポジション」ではなく、「サッカー選手としてのプレーが求められた上で、さらに手も使わなくてはいけないポジション」です。 →足下がしっかりしていることは基本であって、手の使い方も秀でていなければいけないポジションとはGKとはつくづく大変なポジションです。 ・GKの本質的な仕事とは、「シュートを止める」ことではなく、「シュートをゴールインさせないこと」です。 →ミレットさん、深いことを言いますね(笑)ちょっと日本で本出してくれないですか? オシムさんばりに売れるんじゃないかなぁ~ 過去を振り返れば、佐藤洋平選手のような代表クラスをきっちり育成しないとね。 GKに限って言えば、経験がものをいう特殊なポジション。育成の方針がきっちりしていれば、自ずと年数とともにGKレベルもアップして行くはず。
posted by homare |22:49 | コメント(0) | トラックバック(1)