赤日記☆黒日記

前々から小野伸二効果は感じていたけれど、
『伸二解禁』(←鮎かよ)が間近になってくると、
チケット売上が数字で見えてきたりして、
どれだけみんな小野伸二が見たいんだぁーい？

改めて、
す……すごい人が来たのねー
とゾクゾクしてしまう。

前エントリーの続編をいったん置いといて、
20日までに書きたかったことがある。


昨日私はデビューしてきた。
プロ野球観戦デビューだ。
そう。年に数回の旭川での日ハムの試合。

私は正直、
野外でビールをクィーってやりたかったのが目的だったので、
別にビアガーデンでもいいんだけど、
職場からはビアガーデンよりも近いスタルヒン球場。
せっかくだし行ってみるべ？と同僚４人で行くこととなった。

混んでるのが嫌だからと２日目にしたのに、
お…大谷クンが登板なの？絶対混むじゃんよ……(／_-)

嫌な予感がよぎるけど、しゃーない。
他の面々は買い出し係と、遅くなる係(←?)だったので、
席取り係、５時ダッシュで頑張りまっす(^^ゞ

なんとなくサッカーの感覚があって、
応援の中心からそんなに離れていない方が楽しいだろうと思っていたので、
１塁側(スタルヒン球場の日ハム応援はこっち)の空いている場所を探す。

芝生の外野席はレジャーシートで確保するんだけど、
もうちょっとつめてくれたらまだまだ座れそうなのになぁーって思う場所がいっぱい。
こういう無法地帯は初心者はビビりますって。

まぁ初心者ごときでここに行く方が悪いのかなぁー？

でもなんとか４人、窮屈でも座れそうな場所があったので、
レジャーシートを敷こうと試みた。
地面にプラスチックの書類ケースがあって、
レジャーシートから滑り落ちていたようになっていたのでシートに置いたら、
隣のおばちゃんが「なにかダメなんですか？」と噛みつくように言ってきた。
意味を理解するのに時間がかかったが、
どうやらその書類ケースが場所取りの道具だったようで……。

あーすいませんねー。

でも……

なんかものすごくがっかり。

そりゃあ早くから並んで席を取っていて、
後からノコノコ来たやつにすきまを取られるのはいやでしょうけど、
言い方ってさー、なんかもっと別の言い方ってあるだろうにさー……。


チーム自体はそんなに嫌いじゃなくても、
そのチームのファンの振る舞いでチームが嫌いになることをよく見聞きする。
私は今日が観戦デビューなんだよー。
もうスタジアムに来なくても良いかな？と簡単に思ってしまえる輩なんだよー。
まぁそんなことはおばちゃん全く知らないし、全く関係ないでしょうけど。

ふと、
こんなことが20日のドームでも起こりうるだろうと思う。
伸二見たさだけにいつもは来たことがないサッカーに来る人々。
でも、盛り上がってもみたい(or 安い席でいっかー)から、
勇気を振り絞ってゴール裏に足を踏み入れてみる人々。

もちろんマナーを無視したような、
態度の悪い方々は勘弁してもらいたいもんだけど、
私達常連サポーターの態度で、
コンサの印象を悪くするようなことはあってはならないだろうと思う。

私達サポーターはチームとはパートナーだ。
チームのために『おもてなし』の精神をもてるスタッフの一人だ。

こんなに集客力や入場者数を気にしてお金払ってる我々って、
他のチームやスポーツにはみられないのかもしれないw。
もしかして変？……誇らしいけど。

無理してその席にこだわるほどでもなかったので、
３塁側の西武の応援に近い方にした。
なんとか確保。相変わらず窮屈だけど。

さっきのおばちゃんの言葉に不快感でいっぱいだった。

試合が始まる前の状況もいろいろ楽しめば良かったのだけど、
一人ではなんだか悶々とするばかり。

そんな時ふと、後ろの母子から声をかけられた。

「もっとギリギリまでこっちにシートを寄せて良いですよ」

あ……
その一言で救われたなー。

心にひっかかっていたおばちゃんがすっかりいなくなって、
試合や雰囲気も楽しめた。
同僚と、
「野球って楽しいんだねー♪」
という言葉さえ出てくるくらいだ。


さて、
今度は私がもてなす番である。
特別なことはしないけど、
もしかしたらまわりにそういう人がいるかもしれないという、
意識をするだけで不快にする態度は避けられるんじゃないかなー。

そう思わせてくれる出来事だった。
野球も楽しいんだな。