赤日記☆黒日記

2013年J2最終節：北九州戦はスコアレスドロー。

このブログでも、人へのメールでも、
最終節を『最終戦』と書かないように気をつけていたのだけれど、
最終節が今季の最終戦となってしまいましたー(T^T)

国立に行くことを本気で考えていた私。
もともと高校サッカーからハマったサッカー馬鹿だし、
日本代表の聖地と言えばやはり『国立』な世代なだけに、
改修前の国立競技場にコンサと共に行くのが最大の夢だった。

まして、今月に入ってからは、
その夢が現実になろうと加速していくのが楽しくて楽しくて……。

だから試合後は悔しさもあったけれど、
突然終止符を打たれたような感覚。
あ。突然フラれたらこんな気分ですかねー？　
恋愛経験に乏しい私が例える例でもないけれど……。

今季はまだ一緒にいられると思ったのになー。


ポッカリ心に穴があいた。

POならだれか騒ぐ人がいるだろう、と、
他会場の結果は調べる気もなく、
ただただセレモニーが始まるまでの時間を黙って宙を見ていたと思う。

後ろの学生さんがしゃくりあげて泣いているのを、
思わず冷やかに見てしまったけれど、
あれくらい純粋に泣けたら気持ちはもっと楽だったのかもしれない。


泣けなくなってるなんてフラれた経験が多すぎたか？ 
でもね、

それでもそれでもまた恋をしてしまうのだよ。……なんてな。

月曜日。

フラれたショックは一晩寝てもヘタレたまんま。
正直そっとしておいて欲しかったのに、
びっくりするほどいろんな人がテレビで試合を見てたと声をかけてきた。

「あのFK入ってたらねー」
「勝てばPOだったんでしょー。残念だよなー」

普段、私がコンサの話をしても、
野球に例えられたりとか、たいして興味も無さそうだったのに、
こんなに見てくれる人がいるんだと改めて思った。
『道民はミーハー』と言われるけれど、
たとえこの一試合でも関心を示してくれるのは、
おらが北海道のチームと認識されている証。

嬉しいことだ。
そういう人達にもっともっと興味をもってもらうようなクラブにしていきたいね。

NHKの視聴率どれくらいだったんだろ……。
やっぱ地上波の中継は、
チームやＪリーグを根付かせるためにも必要だと思うんだけどなー。


「残念だったね」と言われるたびに
「来年の力にしていくんでまた頑張ります！」と答え続けた私。
いつしかそれは自分に対しての呪文みたいになっていて、
ヘタレた私もどこかに行ってしまったみたいだ。

Ｊ２でプレーオフをやると決定された2011年。 
「うちは来年はＪ１だから関係ないけど、プレーオフなんて理不尽だー」
 と賛同できなかった私。

去年の『Ｊリーグラボ』で名波が、 
「盛り上がったしプレーオフは良い」
 と絶賛していたことが、当事者となった今季は本当によくわかった。
プレーオフがあったからこそ、 
こんな終盤間際まで楽しいと思えたシーズンだったんだねー。 

大盛り上がりすぎただけに、 
最後に落ち着いた８位という順位に不思議な感覚。

あー。恋は盲目だったんだなー。 
そんな夢中にさせてくれたチームに今はただただありがとう。