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2009年01月19日

札幌ユニフォームのお手本ACミラン

最近はブラジル代表MFカカのマンチェスター・シティ移籍騒動が騒がせていますよね。
推定オファーは1億2000万ユーロから1億5000万ユーロといったところらしいです。
144億円から180億円(1ユーロ120円換算)もの移籍金を払うようです。
カカ本人には年俸1500万ユーロで18億円前後のもののようです。
年俸自体は22億オファーを受けていたときもありましたから驚きませんでしたが、移籍金が大きいですよね。

ACミランはサッカーバブル以降のセリエAの落ち込みにしっかり乗ってしまい、
名門ではありますが、スペインやイングランドと比べるとなかなか苦しい経営状態です。
そして、とてつもない高齢チームでもあります。
ベルルスコーニやガリアーニが若手ではなく30歳前後の選手ばかり補強したことで、
高齢化とささやかれて、だいぶ年月が過ぎましたが、世代交代は進んでいません。
今年になってやっとブラジルから先行投資の意味合いの強い若手の獲得をしています。
ただ、あと何年も成長を待っている余裕もなく、即戦力の中堅選手。25歳前後の選手が不足でした。
インザーギ、シェフチェンコ、セードルフ、ベッカム、エメルソン、ガットゥーゾ、アンブロジーニ、
ザンブロッタ、ファヴァッリ、カラーゼ、ネスタ、マルディーニ、ヤンクロフスキ。
主なメンバーの中での30歳以上となる選手たち13名です。
ロナウジーニョ、ピルロももうすぐです。

今後ミランの軸になるのは、パト、ボリエッロ、パロスキ、グルキュフ、フラミニ、ボネーラ。
しかもクラブにふさわしい力を発揮しているわけではない選手もいます。
これが現状。まったく世代交代がなされておらず、きわめて危機的な状況。

そんな中に出てきたカカの移籍話。絶対に移籍するでしょう。
移籍しなければミランは大幅な後退期間を迎え、優勝争いにはさらに絡めなくなることでしょう。
その方がユース選手を使いやすいという利点はありますけどね。
今シーズンもまず最後まで息は続かないでしょう。
札幌はダヴィを放出して代表歴のある3選手を獲得したように、
ミランもカカを放出し、メッシやアグエロクラスは無理としても、
サラテやハムシクというような伸び盛りのA級タレントなら3~4名は獲得できそう。
アトレティコもフェルナンド・トーレスを売却したことでチーム力を向上させました。

カカは確かに稀有な存在です。
トップスピードで正確なドリブルができ、タイミングを計ったパス。
コントロールされた強烈なシュート。そして有名ブラジル選手にありがちな、
わがままな性格ではなく、とても穏やかな性格であること。
私の中で近代的なFWはイブラヒモヴィッチで攻撃的なMFはカカです。
どちらも大柄で、足元のテクニックに優れていて、機動力がある。
もちろん彼らは代えの効かない選手ではあります。
ただ、カカの移籍金のピークのタイミングは今なのでしょうし、世代交代を図る機会に来てること。
この2点を考えるならば、移籍させるでしょう。
もしかしたら、冬ではなくシーズン終了後になるのかもしれません。
移籍金の額を少しでも上げようとするでしょうしね。

とにかく新生ミラン。これを心待ちにしています。

posted by Ryosuke |20:00 | Serie A(イタリア) | コメント(4) | トラックバック(1)

2009年01月19日

Kリーグについて調べてみたら、違う情報見つけた。

こんなの見つけました。
※Jリーグは2007 それ以外は06~07シーズンでの統計
※2008年1月1日付 日本経済新聞 朝刊33面「日本野球の地殻変動」より抜粋

順   リーグ/国             1試合平均(人)    総入場者数
===============

1位  ブンデスリーガ(ドイツ)         37,644    11,518,923
2位  プレミアリーグ(イングランド)      34,363    13,058,115
3位  リーガ・エスパニョーラ(スペイン)    28,838    10,958,440
4位  リーグ1(フランス)           21,818     8,290,346
5位  J1リーグ(日本)                      19,801       5,838,771
6位  セリエA(イタリア)            18,473     7,019,740
7位  FLチャンピオンシップ(イングランド2部)18,221    10,057,813
8位  エールディビジ(オランダ)        18,052     5,523,957

セリエAはユベントスがB落ちしていて、古豪ジェノアとナポリもいなかったはずなのと、
もしかしたら、ワールドカップ後まだ日が浅いことで印象が強く残っていただけという可能性があります。

通常なら日本とイタリアの位置は逆転しますが、ただ条件付とはいえ、
平均入場者数が世界5位になっていたとは知りませんでした。
ヨーロッパ6大リーグの間に割って入る健闘ぶりは素直にすごいと思いました。
ポルトガルやトルコ、スコットランドなどの中堅国より、完全に上なんですね。
ちなみにアジアのライバル、韓国は平均3600人らしいです。
サッカーが発展していくためには、サポーターというものは欠かせないファクターですからね。
これから徐々にリーグの規模を上げていって、まずはアジアNo.1のJリーグになって欲しいですね。

posted by Ryosuke |12:00 | J League(日本) | コメント(0) | トラックバック(0)