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2009年01月17日

サポーター増強計画 向上編

サポーターの定着を狙うためにどうしたらいいのかを考えてみます。

私はなぜサッカーを見るかというと単純に楽しいからです。
おそらく皆さんもどこかに楽しさを感じているから食い付くのでしょう。
そしてサポーターではない人は楽しさを感じられないからならないのでしょう。

ではなぜ両者は同じサッカーを見ることで結果が違うのだろうと思うわけです。

最もとっつきやすい魅力はゴールシーンを味わうこと。そしてチームが勝つこと。
この雰囲気はすごいと思います。気分の高揚感も、全体の雰囲気も伝わってきます。
ただ、優勝するクラブですら勝利は7割程度行けば良いほう。
3回に1回は引き分けか負けを絶対に経験するわけです。
もちろん負けた試合では、勝った試合で得られる高揚感を得られません。
連敗したらむしろ、空気は最悪です。
そんな中に初めて足を運ぶ方がいても楽しいわけがない。
去年はまさにそんな感じでした。
安定した収入を図る上でも、むしろ調子が悪いときほどサポーターにはいてほしいわけです。

これって永遠の課題だと思います。
私が思うに、ほかの楽しみを覚えればいいのだと思うんですよね。
もちろん勝った試合は"おぉ”ってなりますけど、それだと負けが込んだときには…。
野球は好きではありません。延長されてドラマの時間がずれたりしているから、
でも本質は違うと思います。どこが楽しいのかを知らないからです。
楽しくないと思ったら、楽しいところを探すことってしないと思うんですよ。
私が多種の地域のサッカーをなぜ見るのかというと、地域ごとによってシステムが違い、
サッカーの質が違いますし、選手自体も違います。結果としてサッカーの内容が異なってきます。
若い良い選手を見つけることが私の好奇心をサッカーに植えつけているのかなと思います。

札幌の試合での面白さをどこに求めるのかというと、DFラインの高さ、守備システム、選手のタイプ、局面での個人・複数人での崩し方、攻めているときの味方ディフェンスラインの攻防などなど、
知ったら気になるところっていろいろあると思うんですよね。
1番頭を使う面白さはミスした瞬間だと思います。
この選手はどういったプレーの選択肢の中から、このプレーを選択したのか、
そしてそれはどういったプレーを狙っていたのか、そのプレーは正しい判断だったのかなどなど。
どういったプレーを狙ったのかについては判断が分かれるので、周りとの議論の材料にぴったりだと思います。

とにかく面白いところを見つけようと思えばたくさんあるわけです。
でも初めてサッカーを見る人にとっては、先の野球の話と同じで全くわかりません。
クラブ側は、ただキャンペーン打って、営業活動もたくさんして努力しても、
負けてしまっていては意味を成さないんですよね。
勝てば長期的にサポートしてくれる確率を上げられるかもしれませんが、負けはただの単発的な効果しかないです。

HFCがサポーターに合わせたサービスをすることは素晴らしいと思いますし、それが王道だと思います。
ただ、私が思うにサポーターをその次元に合わせさせる努力も同時に必要なのかなと感じています。
知識レベルを上げること。
漢字知らないで本を読んでも楽しみは半減するのと同様で、サッカーの魅力を感じられる手助けが必要かと。

たとえば毎試合ごとにオフィシャルホームページにベストプレーの動画を埋め込むとか。
ゴールだとダメですよね。もっと前のプレー。そして組み立ての局面やオフザボールの動きを注目して、
音声解説を入れて理解を深める手助けをしてあげる。
ダメなプレーも、一般的な選択肢がどうであるかなど、どうするのが無難なのかを取り上げる。
ホームページに簡単なルールと実践的な見所をまとめて、できれば視覚的に理解できるようにしてみる。

現実にはどちらとはいえない局面が多々ありますが、それは基本的な理解がないと判断がつきません。
あえて難しいプレーを選択することは必要なことで、無難なプレーを選択しない場面もあります。
でもそれを認識できなければ、話すときの楽しみも減退しますよね。
ただ、それはいけないじゃなくて、こういう理由で選択したというところまで思考が巡らせられたら本当に楽しいと思います。

HFCには、潜在的な札幌サポーターを取り入れるため。主にサッカーの楽しみ方を知らない人に対し、
知識レベルの向上を図るための動きをしない限りは安定しないと思います。
たとえ今年J1昇格できたとしても、札幌についてくるサポーターは創れないと思うんですよね。
楽しみ方は人それぞれですから、何も言うつもりはないですが、
自分なりの楽しみ方を持ち合わせていない場合には、1つでも2つでも増やすことが重要でしょう。
ある程度わかってくると、自分の色が出てくると思います。
そういったことに今後力を注いでいくことが、長期的なサポーターの発掘につながると思います。

今回はこんな感じで終わります。
多分ブログをやっている人は札幌に対して何かしらの楽しさを持っているのでしょう、
何かしらの楽しさを植えつけてあげる作業が必要なことだと思いました。

posted by ryosuke |20:00 | コンサドーレ札幌 | コメント(0) | トラックバック(1)

2009年01月17日

リスタート

今シーズンは、なんとかこんとか昇格したJ1に踏みとどまることができずに、
J2からのリスタートとなりました。
よい機会なので、これからどのようにしていったらいいのだろうかと自分なりに考えてみました。
私の望みはアジアのトップクラスのチームになること。
そのためには100年くらいかかるのだろうか??
生きているうちにそういうときを迎えてほしいなぁ…。
ということで、早速ですが、まずどういうチームが上位をキープできるのか考えました。

・有能な選手を有すること。
・クラブの収入が高く、且つ安定していること。

おおまかにはこの2点だと思います。

現状ではスポンサー収入、観客収入ともに低く、十分な報酬を払えないために、
競争力の高い選手を多数保有することができません。
結局は”経済力”が十分ではないということです

スポンサー契約や放映権は見てくれる人がいないと価値はありません。
その絶対数が増えれば金額が上がり、スポンサー自体の数も増えます。
現在は浦和等に比べると魅力がないという位置にあります。

すなわちサポーターの数が増えることがすべての根幹になるのだと考えます。

そのためにはどういったことが必要なのかなというのを2回に分けてやっていきたいと思います。

posted by Ryosuke |12:00 | コンサドーレ札幌 | コメント(0) | トラックバック(0)