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2008年04月18日

クラブの育成 "国内ユース編"

海外編からタイトル若干変更しました。
書いているうちに"育成"が適当である内容になってしまったので、不揃いのタイトルであるのは許してください。

私としてはスペインのビルバオのようにバスク人だけのチームとまではしなくとも、
コンサドーレ札幌が北海道という土地にある以上、選手も北海道出身など、
この地にゆかりのある選手が中心であることが理想であると思います。

それは、"愛着"が生まれるからです。

クラブというものは、その土地の人に愛されるものでなければならないと思います。
そして、愛するクラブのためにエネルギーを消費してくれるわけです。
それは、時間・体力・お金などですよね。

逆に言えば、これらを消費してもクラブが好きなんだと思ってもらえないと、現在のクラブの経営は行き詰る傾向にあるわけです。

それでは早速ですが、現在の札幌のユースシステムとしては札幌にU-18・U-15・U-12、旭川にU-15。
そしてその下にジュニアカテゴリーがあるとか・・・。

こればかりはしょうがないと思うんですが、少ないですよね。
北海道が広すぎるのが影響して、特に道東・道北はもったいない気がします。

絶対に良い選手がいるのに、郊外に住んでいることや経済的な理由からあきらめている事案もあるのではないでしょうか。

ユースの充実を図るために、全寮制の施設を建設するのが面白いと思いました。
理想としては、中学・高校・大学と提携し、学業面でも面倒を見ること。
1人の人間として大成するように。なぜなら、ほとんどの人間がサッカーで生計を立てられないから。

そして、学費以外はクラブ側が負担(家賃など)し、寮に入ることで両親に経済的負担が増えることを抑えること。
むしろ、さらに低額ですむようにする必要があるかもしれません。

そういったことで初めて北海道全域からユースチームでプレイしてみたい。
そして両親も応援してあげられる状況になるのかなと思います。

あえて全寮制にすることで、常に多くの人数がおり、人間関係などで悩むことはあると思いますが、
そう言った集団生活のなかで対人能力や規律、協力することなど、
人間としてもそうですが、サッカーでも大切な能力が養えるのかなと思います。

こういうものをとりあえず札幌だけでもいいので、あるといいのかなと思います。
以前にも書きましたが、経営的に育てて使う、そして売る。ということをする必要があるので、
これをやれとは言いませんが、安定的に良い選手を輩出していくシステム作りが急務なのではないでしょうか??

posted by Ryosuke |12:30 | コンサドーレ札幌の経営について | コメント(0) | トラックバック(0)