コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2006年05月29日

一晩考えて。



一晩寝てみてもやはり昨日の敗戦の悔しさというのは消えなかったです。

正直、何が今のチームに足らんのか、サポはどういう行動をとりゃ良いのか皆目見当もつかず、本日午前中はほぼふて寝状態。

そんなダメ父さんを、うちの娘(3歳)は容赦なく叩き起こします。
「ぱぁぱぁー、いつまで寝てんのぉー、起きてよぉー」

・・・・ああ、そりゃそうだろうね元気だろうね、あなたは昨日柏でずっとパパに抱っこされながら試合見て、後半に至っては寝てたもんね。
あのゴル裏で寝れるのはタイシタもんだ。パパが耳元で思いっきりサッポロと叫び、飛び跳ねていたにもかかわらず、だ。
いや、子供を抱っこしたままコールしたり飛んだりということがどれほど30代のオヤジに負担をかけるかがわかったよ。おかげであほみたいな筋肉痛だパパは。・・・

とかなんとか思いつつ、やはり起きなきゃいけないのでのそのそと起き出し、パソコンを付け、他の方のブログを拝見したりしてました。


その中で、やはりこのかたは文章もうまいし、ほんとすげぇなぁ、と感心することしきり。
私の考えているところ、モヤッとしていたところにすぱんと回答を出してくれておりました。

選手にもサポにもある意味「貪欲さ」が足らんのかもしれませんね。
辛いときでももう一歩、足が前に出るような。
たとえそれがわずか数ミリの違いであったとしても、出るか出ないかの差が、上位チームとうちの、現在の順位の差なのではないか、と。

私達サポも、柏で敗戦後挨拶に来た選手に対し、特に何もしてあげていなかった気がします。
数十人の拍手と、ちょっとの罵声と、あとお地蔵さん(私)がたくさんいましたが。

あのとき、コンサドーレコールでもするべきではなかったか。
俺達がついている!次は頑張れ!っていう言葉を、おのおのが出すのではなく、ゴル裏のコールとして選手に届けとばかりにすればよかったのではないか。
O沼さん始め、コールリーダーの皆様方に任せ切りではなく、まず自分から声だしすべきでなかったか。

そんなことを考えました。



いずれにしてもまだ第1クールが終わったばかり。巻き返しはこれからいくらでも可能。
くよくよしていても始まらない。

われらサポが出来ること。
力の限り応援すること。
これのみ。


posted by nabehide |00:19 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年05月28日

冬来たりなば春遠からじ

日立柏サッカー場へ行ってきました。

勝てません。
悔しい。
本当に悔しい。

試合終了後の柏の岡山へのインタビューでも、ヴェルディ戦がどうのこうの、とまったくこちらを相手にしていないコメント、正直はらわたが煮えくり返る思いです。
これが首位の余裕なのか。


選手に気持ちがなかったわけではないと思います。
技術もそれほど差があるわけでないとも思います。
2年前を考えれば雲泥の差です。
でも勝てない。



これで8試合勝ちなしで、正直、気持ちは萎えますが、
どんなに闇が深くても、必ず陽は昇る。
どんなに冬が厳しくても、暖かい春はきっとやって来る。
否、俺らが陽を昇らせる。また、やって来させる。

こう思って、また応援頑張ることにします。


posted by nabehide |00:40 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(0)

2006年05月07日

故郷の青い空

わが娘を連れて、このGW、札幌へ帰省。
ようやく人並みに、いやそれ以上に、口が達者になった孫娘を、故郷の年老いた母親は満面の笑みを浮かべて出迎えてくれました。

謙伍のロスタイムの同点ヘッドで勝ち点を手繰り寄せた仙台戦の翌4日。
2年ぶりの父の墓参り。
96年に亡くなったのでもう10年となる。早いものだ。

墓前に線香をあげ、仕事を理由になかなか墓参りに来れなかった事を心の中でわびながら、コンサドーレの誕生と同じ年だったのか、ということにいまさらながら気がついた。

札幌に生まれ、札幌に育ち、そして国家公務員だったくせに転勤命令すら断り終生札幌から離れず、札幌を愛した父は、生きていれば、もしかすると赤と黒のレプリカを着て、近所の札幌ドームにせっせと通いつめ、試合の結果に一喜一憂するサポーターとなっていたかもしれない。


そんな父の息子である私は、帰省するたび目にする果てしなく続く広い空、エゾマツばかりの風景、そしてなにより、アウェイサポが多数集結するスタンドで声を枯らしてサッポロと叫び、年甲斐もなく飛び跳ねることなど、故郷札幌にまつわる事象の全てを、多少大げさだが、東京で生きていく上での活力としている。
父のDNAは確実に伝承されている。血は争えないものだ。



6日、私は娘を連れて札幌ドームへ行ってきた。
実は・・・訪問は初めて。
サポを名乗っているくせに行った事がないとは何事とお叱りを受けそうだが、今年こそは参戦に行く・・・つもり。





「あっ!サッポロだ!」
娘が大きな声を上げる。
「ジュビサポのカミサン」という、超強固なDFがいるにもかかわらず、サックスブルーではなく赤と黒に反応するのは、カミサンに言わせると「一発レッドもの」らしいが、決して私が教え込んだわけではない。
父のDNAは確実に、孫にまで伝承されている。


東京ではあまり目にすることのない、コンサドーレの展示。
やはりホームというのはうらやましいなぁと思いつつ、北海道日ハムのほうがより大きい扱われかたをされているのは致し方ないのかなと自分を納得させてみたり。

この後、サポ仲間に電話し、水戸戦@笠松の惨劇を知ることとなるのだが、2回負けようと何しようと、われらは力の限り応援するのみ。次に勝てばよいのだ。



札幌の広く澄み渡った5月の青い空のように、全てを受け入れてくれ、そして次の第一歩を踏み出すことを後押ししてくれるような、そんなサポーターに、私はなりたい。






posted by nabehide |21:38 | その他もろもろ | コメント(2) | トラックバック(1)