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2012年12月15日

財前新監督会見コメントから来季の中身を分析してみる

いやぁ~監督がようやく決まりましたね。
これで取りあえずは年越しだけは可能だなとひとりつぶやいたり…

JsGoalさんに財前恵一新監督就任会見のコメントが来季どーいった形のサッカーを目指しているのか大雑把に分析してみたいと思います。
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00148026.html

※社長コメントは今回の分析上関係ないので取り上げません。

<三上強化部長コメント>
監督選任のポイントを4つ上げていました。
・1つ目はサッカーの志向として、攻守両面でサッカーを考えていただける指導者
・2つ目はボールを握る、つまりポゼッションのところなのですが、そこを理論的に指導していただける方
・3つ目はマインドとして、選手、チームのいいところを見てくれるマインドを持った指導者
・4つ目はクラブがずっと掲げている育成というものに情熱的により組んでいただける方

<財前恵一監督コメント>
・どういったサッカーをやっていきたいと考えているか?
「攻守一体といいますか、攻撃も守備も全員が関わりながら戦うサッカーを目指したいと思っています」
・外部から見てきて、いまの札幌の長所、短所についてはどう見ていたか?
「とてもアグレッシブと言いますか、積極的なチームという印象だったのですが、やはり相手のあることですから、攻撃も守備も、もっとバランスよくできれば、もっといいところにいけるのかな、とは思っています」
・「攻守のバランス」とさきほどお話されていたが、そのなかで重要なポジションはどこになると考えているか?
「どのポジションというよりも、全員攻撃、全員守備というなかで、攻めているときも全員が守備のことを考えるだとか、そういったことを全員に要求していきたいと思っています」


チェックポイント1:三上さんの上げた2つ目のポイント
ここまでポゼッションに拘るのはチームとして危険をはらんでいるのでは?

コンサがここまで下部組織に依存するようなチームである以上、選手個人の能力を徹底して引き出すどちらかといえば個人戦術を生かすチームに転換する事の方がいいのでは?と思っています。特にインテリジェンスを伸ばす為の育成をメインにしてくれると嬉しいですね。

今季に限らず選手個人の能力不足を感じる事が多いのはやはり何とかしないといけない訳で、それを解消するには戦術に選手をはめるより、選手を生かす為に戦術を合わせる柔軟性をチームコンセプトとして持ったほうがチームが生きてくると思うのです。

チェックポイント2:三上さん、財前さんが一致している攻守両面、バランス
サポの方で結構、攻撃的な~という考えをお持ちの方が多いのですが、サッカーは攻守の切替が非常に多いスポーツ。攻守両方を求めバランスを考えた配置、戦術を取るのは常道。
変に守備的、攻撃的なチームはやはり長いシーズンのリーグ戦を勝つのは中々難しい訳で、攻守優れたチームが優勝チームとなることが圧倒的に多い訳です。そこんとこフロントと監督で文言一致しているのはある意味当然と言えばそうなのですが、ひとつ安心しました。

新人監督となる訳で監督本人の不安もあるでしょうが、一サポとして来季に関しても一貫して厳しく見ていきたいなと…そうすることがチームの成長を促すと信じています。

posted by homare |23:36 | コメント(0) | トラックバック(1)