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2012年11月14日

コンサユースのいち抜けよりも北海道サッカー全体の底上げを

各マスコミからはユース選手の昇格報道が出ております。
近々、公式リリースもありますし、他ブログでのコメントもありますのでそちらについては書きません。

あえてこの状況で疑問を投げかけてみます。

(1)ユース一人勝ちの状況は喜ぶべきものなのか?
プレミアリーグの成績を見れば、ユース選手の頑張りは特筆として評価すべきものではあります。しかしながら、道内全体としてみればやはり低迷しています。高校、大学サッカーがもっと強くなければ、コンサ全体としても現状のスカウト、育成方針からは強化は難しいです。

(2)北海道全体の底上げを図るなら、フットサルとサッカーとの連携を強化すべき
レベルアップを図る事を考えた場合は、サッカー人口全体のアップが求められます。
まずその全体としてのパイを増やす事を考えるなら、フットサルとサッカーとの連携が最も適当じゃないかと。11人制サッカーでは、冬期間をマイナスと捉える見方もありますが、それを逆手に取れば室内で可能なフットサルは季節を選びません。また北海道からフットサルの日本代表選手なんていうのも不可能ではありません。
フットサルと11人制サッカーではピッチサイズや役割、テクニックにおいて違いがありますが、全く違う訳でないことも事実。フットサル人口が少ないのは今回のカズさんの選出でも分かりましたがアピールの仕方もあります。コンサというメジャースポーツチームのいちチームとしてうまく活動できればアピールにも繋がりますし、そこではフットサルと11人制サッカーの連携があって、好循環が生まれる可能性もあります。


ユース一人勝ちというのは、北海道に限った話ではなく全体としての問題でもあります。
オシムさん曰く、日本の良さはこのJユース、高校、大学と育成の裾野の広さに有ると仰っております。高校、大学とレベルアップが図れる環境があれば、より良い競争環境になり日本全体としてのレベルアップにも繋がるはずです。

posted by homare |16:54 | コメント(0) | トラックバック(0)