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2013年12月05日

歴史。




食堂のソファーに座ってテレビを見ていると、テレビ台の下の棚には何が入っているのかがととても気になってしょうがなくなったアワカくん。






コソーっと引き出しをあけてみると、そこにはたくさんのしまふく寮の歴史が詰まっていた。






前寮母さんの明子さんが書いた手書きのメニュー表やカロリー計算をしている美味しそうな、そしてアスリートのための健康に配慮したメニューがたくさん書いてある紙を発見したり。






コンサドーレ札幌が新聞の1面を飾った時の新聞や、しまふく寮生が活躍している姿が写っている新聞が出てきた。






一番古い新聞は2007年のものだった。





ふと…。




頭の中でタイムスリップして2007年のしまふく寮での出来事を思い出してみた。








何もできない私を笑顔で迎え入れてくれた明子さん。





初めて一人で作った夕食で失敗してしまってパッサパサになってしまった鶏ムネ肉のマーマレード煮を“おいしかったです!!”と言ってくれたダイゴくん。





ご飯が出来上がるまでに時間がかかってしまっても、たくさんの優しさで私を見守ってくれていた選手たち。





早く選手の皆さんに温かくておいしいご飯を食べてもらいたいと、レシピ本とにらめっこする日々が続きました。






2007年の出来事を思い出しながらも、テレビ台の中に入っているしまふく寮の歴史を探しているアワカくんや、食卓テーブルでテスト勉強をしているユースたち。




誕生日にご飯何が食べたい?と聞くと、ハンバーグ。オムライス。唐揚げ。など高校卒業したばっかりの普通の男の子だったりする姿をみると、日々、戦っている中、しまふく寮がみんなのおうちのように、くつろげる場所でありたいと改めて思う瞬間でもあったりもします。





ご飯の時間には“ただいまー!!”といってカウンターに顔を出してテレビを見て笑ったり、話をしながら笑ったり。時にはシーンと集中してご飯を食べていたり。








あの頃となんにも変わっていない、ゆっくりまったりとした時間が流れているしまふく寮の食堂でであったりもします。










明子さんのレシピは私たちスタッフの宝物にしようと思います。










そして新聞は。






新聞。
大切に新聞専用の場所を確保。
新聞。
これから、しまふく寮の選手の皆さんが新聞の一面を飾ったとき用に、まだまだ新聞が入るスペースがあるので、これからしまふく寮生の皆さんが、新しい歴史を作りここに新聞を保管できる日を心待ちにしています。


posted by まっつん。 |23:30 | トラックバック(1)

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変わらない人たち 【今宵も完封勝利!】

まっつんさんのブログ。良いお話だなー。 そんな失敗をしていたこともあったんだと、まっつんさんの意外な奮闘も見えたりして。 (↑なんでも手際良くやっていそうという勝手なイメージがあったので。美人だし。) 読んでいてなんとなく、サポーターの生活に近いものを感じた。 選手たちやチームの状況は色々変わっていくのだけど、 そこに留まる人たちは変わらずにいて、変わり続ける状況を受け入れているというあたりが。 受け入れている、というのもちょっと違うかな。そんなに大袈裟なことではない。 当たり前の時間がずっとそこに流れ

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