2013年12月30日
今年も。
今年ももうあと一日で新しい年を迎えますね。 しまふく寮には大きな鏡餅が準備されています。 2014年。 新しいスタート。 温かく。 ゆっくりと。 ほんわりと。 日々戦っている選手のみなさんが羽を休める場所であること。 なんにも変わりません…。 しまふく寮は選手が主役です。 毎日のようにいろんな物語をつくりながら生活をしています。 笑ったり。 一緒にテレビを見たり。 夏にはバーベキューしたり。 冬は鍋をつついたり。 当たり前の毎日が本当に楽しい時間だったのだと改めておもいます。 選手のみなさん。 今年1年も私のそばで、私を支えていただきありがとうございました。 笑顔がいっぱいでありがとうとたくさん思う毎日。 そして。 どんな時もそっと見守りながら、支えてくれていたことにとても感謝しています。 みんなの輪の中に入れてとても幸せでした。 ありがとう。
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2013年12月30日
輝く人。
最近ユースのリュウヘイくんがずーっと聞いていた曲があった。 ずーっと。ずーっと。口ずさんでいた…。 輝く人になりたくて~~~♫ と。 同部屋の森本くんか言うには、部屋に帰ってからもずーっと聞いているそうだ。 私は口ずさんでいるリュウヘイくんに“輝く人になりたいね~~。輝く人になりたいね~~!!”と言うとリュウヘイくんは “なりたいです!!なります!!”と必ず答えてくれる。 もちろんリュウヘイくんが輝く人になっているときは、トップの選手になったときなのかもしれない。 来年3年生のリュウヘイくん。 来年が勝負だ。 今3年生のユウトくんはもうすぐしまふく寮を巣立つ。 入寮したときは小さくて細かった体もユウトくんの努力で、がっしりとした体型に変わった。 練習が休みの日の夜に“まっつん。でっかい塩むすび作ってくれますか??”と言われたので“ご飯食べないでお友達と遊んでたの?”と聞くと。 “体育館に行ってトレーニングしてきたから、お腹がすいちゃって~~。”とお休みの日もトレーニングをしていたようだ。 日本昔ばなし。に出てくるくらい大きいおにぎりをペロリと2つたいらげた。 体は小さくても、負けん気と芯の強さは誰にも負けない。 J ユースカップ準決勝へ行くユウトくんに私は願いが叶うお守りを渡した。 今年は悔しい思いを何度もした。 それでも立ち上がり、諦めないで前に進んでいくユウトくんを何度も見た。 ユウトくんの姿を見て、神様にあとひと押ししてもらえるようにと…。 “神様は頑張ってる人しか助けてくれないんだって…。ユウトくんは充分頑張ったから神様は見てていてくれるよ。”と渡した。 “私の中での一番はユウトくんが活躍して、チームが勝つこと。もし、思うように行かなくても、後悔しないように当たって砕けてこい!!”という気持ちと“怪我だけはしないで帰ってきて欲しい…。” と心の中でつぶやきながら2階へ上がるユウトくんを見送った。 結果は負けてしまったが、遠征から帰ってきたユウトくんは笑顔で大きな声で“ただいまーー!!”と帰ってきた。いつもなんにも変わらずに…。 それからユウトくんと、試合のこと。これからのこと。をたくさん話した。 ユウトくんは試合の直前までお守りを握ってくれていたそうだ。 お守りにはお願い事をかく欄があった…。 “おれ!!プロの選手になりたい!!って書いたんですけど、今年中に…!!って書くのを忘れてました!!”と笑っていた。 これから先も夢に向かい努力し続けるユウトくんにはいつか、神様がそっと手を差し伸べてくれる…。と私は思う。 ユウトくんにとって一番良い夢を叶えて輝いている姿をみることができますように…。
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2013年12月27日
ビン。
ビンは夏にしまふく寮にやってきた。 ビンと私は一緒にいる時間がとても長かった。 私が夜ご飯を作っているとお昼寝から目覚めたビンがしまふく寮にやってくる。 それから私が仕事が終わって“good night!!”とパソコンに夢中のビンを置いて帰ることも多々あった。 ビンはしまふく寮の立派な住人だ。 ビンは驚かせることがだいすきだ。 寮の玄関にくる途中にある厨房の窓を、ドンドンドンと叩き私を驚かせる。 そーっとカウンターまで来て“ワーッ!!”と言いながら顔を出して驚かせる。 一番びっくりしたのは、私が真剣にかぼちゃを切っていた時に、こっそりアイシング用の袋に空気を入れてパンパンにして、厨房の入口で勢いよくパーーーン!!と割る!! これにはキャー!!と本気で驚いた。 ビンが言うには“マッスン…。5タイム…。”と言いながらトントントン…とかぼちゃを切るジェスチャーをした。 ビンはすぐに私が厨房の入口にいる自分に気づくだろうと思いながらも、5分ほど待っていたがそうだ…。 私もイタズラをされてばかりだったので、私もビンにイタズラを仕掛けてみた。 ビンが真剣にパソコンをみている時に、しまふく寮の倉庫の住人の魔女さんを連れてきてビンの目の前に勢いよく登場させてみた。 ビンは“ワッ!!マッスン。グッド。グッド。”と私のドッキリにまんまと引っかかってくれた。ビンはパソコンでよく映画を見ていた。 どこの国の映画かはわからないが、一番楽しそうに見ていたのは、私が小さな頃によく見ていた8時だよ!全員集合の“志村~~。後ろ!!後ろ!!!”的なホラー映画だった。 幽霊が主人公の前に出てくると“キャーハハ!!キャーハハ!!”と食堂に鳴り響く笑い声。 もちろん食堂にはビンしかいない。 厨房にいる私を見つけては、マッスンも見てみて!!面白いから!!的な感じで私もビンの映画鑑賞会にお呼ばれをする。 ビンとは本当に楽しい時間を過ごさせていただいた。 ビンも私と一緒にユースのみんなの帰りを待ちわびていた。そしてビンは私に新しくチャレンジする事を教えてくれた。 ビンはある日ナショナルチームの練習着を片手に持ってきてホイっと。さりげなく私にくれた。 人生初。 プロの選手にサインをもらった日でもあった。私は“私の宝物にします!!”という言葉を言いたかったけど、宝物が言えなかったので緊急時用の辞書を厨房から引っ張りだし、宝物…。treasure を指差し、ビンも笑顔でうなづいてくれた。 そのことがきっかけになり、私は英会話を習い始めた。 あれから早2ヶ月は過ぎたが私の語学力は全然あがっていない。 でも。 きっと。 私の人生で必要な日が来ても大丈夫なように続けていこうと思う。 時々見せるパパの顔。 ニコニコとテレビ電話で奥さんや娘さんとお話している時が一番幸せそうだった。thank you for pleasant time. let’s have a good time agein.
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2013年12月27日
ソンジンくん。
ソンジンくんは韓国から送られてきたキムチをよく食べる。 こんなにも大きなタッパーいっぱいに韓国から送られてくるのだ。オフの日にはユースのみんなと一緒にオムライスを食べた。 ソンジンくんがどんな絵をかくのかな??と思っていると…。ドバドバッとケチャップが出てしまって…。 とりあえず…。 お腹に入っちゃえば一緒だね!!と言ってみた。日本語がペラペラなので、ユースが話している怖い話の内容もわかってしまう…。 話を聞いていないフリをしてケータイを触っていて“ソンジンくんコワイでしょう??”と聞いても“大丈夫です!!”と答えてはくれるが。 どんどん顔色が変わっていく そんな姿が可愛かったりもした。 ソンジンくん。1年間おつかれさまでした。 ビンとの会話で困った時に、いつも助けてくれてありがとう☆
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2013年12月26日
リョウタくん。
リョウタくんは4年ぶりにしまふく寮生になった。 リョウタくんは私がしまふく寮で働き出したときにはまだ高校2年生だった。 高校の制服を来ていた時のリョウタくんがとても懐かしい…。 リョウタくんが高校3年生だった頃ユースの子たちが、明子さんと私に100均で一つづつ選んでプレゼントをしてくれた。 リョウタくんは懐中電灯みたいなライトを私にくれた。 その理由は…。 私の仕事は夜遅く終わるので帰るときは、外は真っ暗。 ユースが当番のごみ捨ての時に私も一緒に外へ出て駐車場から玄関の近くへ車を移動している姿をみて“まっつん。帰る時に使ってください!!”と渡してくれた。 本当にありがたかった…。 高校を卒業して大学へ進学し、4年ぶりに寮生になった。 寮の今年の写真を貼っているボードにはこんな写真が貼ってある。 みんなはこのリョウタくんの写真が一番面白いらしい…。じゃんけんのチョキはこの昭和のチョキを出す!! 勝負のチョキだ!!リョウタくん。1年間おつかれさまでした☆ 来年こそキノコを少しでも食べれるようになってね。
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2013年12月26日
クシビキくん。
3年目最後はもちろんクシビキくん。クシビキくんは実は…。 まだ20歳だ。 早生まれなのでまだ20歳。 前にこう聞いたことがあった“クシビキくんは20歳にみえないよね…”と。 クシビキくんのお誕生日はキャンプ中なので、しまふく寮で誕生日のお祝いしたことがないので、私の中では永遠の18歳なのかもしれない…。 でも23歳くらいの雰囲気はある…。 以前寮に住んでいたユースのコウスケくんに、クシビキくんが入寮してくるときに“クシビキくんはどんな子?”と聞くと。 “クッシーは面白いやつです!!”と教えてくれた。 クッシーは面白いやつ…。 ジャンケンをするときに、何を出そうかと真剣に考えたり。じゃんけんで負けてしまったときは、こんなにもガッカリしている…。ブログようにクイズを出すときには、どアップで写真を撮ってくれた。 コウスケくんが言った通り、クシビキくんはとても面白かったです☆ クシビキくん。一年間お疲れ様でした。 仲良しの三上くんが札幌に帰ってきたときには二人でいっぱい遊んでね☆
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2013年12月26日
三上くん。
3年目一人目は三上くん。三上くんは温泉が大好きだ。三上くんのリラックス方法だ。 週5は温泉にいく。 ご飯を食べ終わった時に“今日もお風呂に行くの?”と聞くと“今日も行きます!!”とご飯を食べてからすぐに温泉へ向かう。 よくお父さんとも行くようだ。 お父さんは夏に大きなスイカを寮に差し入れてくれた。 三上くんからスイカを渡してもらうときに、うまくキャッチできず床に落としてしまうハプニングもあったがみんなで美味しくいただきました。こんな大きく切ったスイカを持っているが…。 三上くんはスイカがあまり好きではなく、ほんの小さく切ったスイカを食べていた。三上くんは来年から新天地でサッカーを始めることが決まった。 この間少しだけ寮に帰ってきた時の三上くんは何か変わっていた。 言葉ではうまくは伝えられないけど…。 とりあえずはスッキリとした表情だった。三上くん。1年間おつかれさまでした☆ 札幌に帰ってきたときには、いつものようにタカヤくんを誘って温泉に行ってリラックスしてね。
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2013年12月26日
ショウタくん。
2年目最後はショウタくん。ショウタくんは甘いものがだいすきだ。 だからたくさんのアイスをみるとこんなにも目が輝く☆どれにしよう…。と選びきれない…。 やっと決めたのはこんなにも可愛い黄色のアイスでした。ショウタくんも高校一年生からしまふく寮で生活している。 ユースの頃は厨房のお手伝いが苦手で、サボり気味でしたが、トップに上がってからは ご飯の時以外に使ったコップを持って厨房に来ては“自分で洗います…。”と言ってくれるのだ。 食堂の缶を捨てるゴミ箱がいっぱいだった時も、気がつけばゴミをまとめていてくれたりもした。トップに上がってから大人になったな~~。と思うことがたくさんあった1年でした。 ことしはの初めに車の免許を取得して念願の車も購入した。 夏には、私が寮に来た時に、ちょうど寮の駐車場でお気に入りの車を洗車していることもあったりもした。 初めての茶髪姿もみた1年でもあった。 黒髪しか見たことがなかったので最初はびっくりしたが、私は似合っていたと思う…。 お肉が大好きでよくお肉をおかわりしてくれるのだ。でもやっぱり。 大人になっても甘いものには目がない。ショウタくん。1年間おつかれさまでした。 近くでクラッカーを鳴らされたリュウヘイくんはスゴくビックリしていたけど、本当はスゴく嬉しそうだったよ☆
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2013年12月25日
タカユキくん。
4人目はタカユキくん。タカユキくんは落ち着いている。 常に同じ時間にご飯を食べに来て“ごちそうさまです。”と去ってゆく。 しまふく寮生活が始まって2年目でやっと気がついたことがあった。 タカユキくんを子供で例えると、なんて手のかからない子なんだろう…。 と。 二つ下に弟がいることは知っていたので、長男なのになんでこんなにしっかりとして落ち着いているんだろう…。と不思議でたまらなかったので、ある日聞いてみることにした。 “タカユキくん…。長男なのにどうしてそんなにしっかりしているの??” と。 その答えは。 あっさり。 “俺…。次男なんで!!” という答えだった。 二つ上にお兄さんがいて前3兄弟だったのだ!! タカユキくんの誕生日リクエストは唐揚げだった。何が食べたい??と聞いたときには“唐揚げはだめですか??”と普段揚げ物を出さない寮ご飯メニューを気にしていたようだ。 野菜をいっぱい食べるという約束で、しまふく寮の夜ご飯に何年ぶりかの唐揚げが出た日でもあった。ある日。 ご飯を食べていたタカユキくんを見てビックリしたことがあった。 なんとタカユキくんの周りには牛乳パックの壁が出来ていたのだ!!しまふく寮には育ち盛りの男の子がたくさんいる。 一日1リットル位の牛乳を飲む子達がほとんどだ。 みんなで一斉に飲むと冷蔵庫の中にはちょい残しの牛乳パックが増えてしまっていた…。 しっかり者のタカユキくんはちょい残しの牛乳パックを集めて飲んでくれていたのだ。 タカユキくんは夜ご飯にみんなより多めにサラダをたべる。 生野菜が大好きだからだ。 そして。自分の体のことを考えて“サラダをいっぱい食べたいです!!”と言われることはこのお仕事をしていてとてもうれしい事でもあったりもする。タカユキくん。1年間おつかれさまでした。 来年もタイのお土産のイモムシをピーナッツの皮の味がするー!とあっさり答えるくらいの、しれーっとした根性を見せてくださいね☆
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2013年12月25日
タツキくん。
3人目はタツキくん。タツキくんがキャンプから帰ってきたら、髪の毛がとても伸びていた。 私と同じで天然パーマ。 雨の日の湿気でせっかくまっすぐにした髪の毛もすぐにクルンクルンになってしまう…。 高校生の頃は毎日ヘアアイロンでまっすぐにしてから学校へ行っていた。 私はこのタツキくんの髪型が結構好きだったので、髪の毛を切って食堂へ現れた日はなんとなくションボリしてしまった。 このまま伸ばし続けていったらどんな風になって行くんだろう…?と密かな楽しみでもあったからだ。 トップの選手になるためにしまふく寮で生活をすることを中学生の時に選択したタツキくん。 たくさんのユースの選手が毎年入寮して高校に通いながらトップの選手になるという目標を持ってしまふく寮にやってくる。 途中で怪我をしたり、思うように試合に出ることができず挫折してしまうこともある。 タツキくんは自分のペースをしっかりと持ち、勉強するときは食堂の食卓テーブルで真剣に勉強していた。 その姿は今でも変わらない。 この間は食堂にパソコンを持ってきて一人で真剣に考えごとをしていたので“勉強しているの?”と聞くと“ユース時代の仲間の結婚式でスピーチするので、考えているんです…。”と言っていた。いっぱい考えて、何度も書き直して…。 どんなスピーチになったのだろう。 いつもマイペースで、大きなハートの持ち主のタツキくんだが、スピーチの時だけは緊張している姿が想像できた。タツキくん。1年間おつかれさまでした。 来年もまた突然ゴメスくんにLine攻撃するのかな??
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