2006年07月10日

素晴らしい1ヶ月をありがとう!

夢のような1ヶ月は瞬く間に過ぎ・・・・・・

W杯2006年ドイツ大会はイタリアの優勝で幕を閉じました。

個人的には、スペインとアルゼンチンが敗退した時点から、
「もうブラジルとドイツ以外だったらどこが優勝してもいいや」なんて
自暴自棄なことを考えていたわけですが・・・・・・

実は、試合を見ていて気づいたんですけど、ベスト8以上だと、
私の好きな選手が一番多かったのはイタリア代表だったんですよね。

ピルロ、インザーギ、ガットゥーゾ・・・ってこれじゃただのやん!Σ(゚д゚lll)ガーン
いや、私はセリエAだったら本当にミランを応援しているので、
あながち間違いとは言い切れないわけですけど・・・・・・(^^ゞ


そんなこんなで、今日の決勝戦。
「ジダン有終の美」も捨てがたかったんですけど、
やっぱりイタリアかな・・・と思い、イタリアを応援することに。

こういうときの私は、一度こうと決めたらもうテコでも動きませんよ(爆)
何が何でもイタリア優勝!!絶対イタリア優勝!!
それを願いながら、3時からの決勝戦をLIVE観戦しました!

・・・何だかフランスの猛攻にヤキモキし通しでした(汗)
いきなりPKで先制されちゃうし・・・もうどうなることかと・・・。

その後すぐ、セットプレーで追いついたときはもう・・・
時間帯なんか関係ありませんよ。拳突き上げて絶叫ですからね(爆)
さすがに近所迷惑だったかなあ・・・申し訳ないm(_ _)m

その同点ゴールの後も、攻守の切り替えが早くて
なかなか面白い試合だったと思います。ハラハラしました。
中でも、イタリアの守備は素晴らしかった!!
攻撃ありきの南米やスペインのサッカーばかり見てきた私としては、
今大会では初めて守備の美学を学んだような気がします。
特に、ブッフォンのセーブには驚かされっぱなしでした・・・

結局、その後も内容は濃いながらも点数は動かず。
試合は延長戦へと突入するわけです。

私としては、この時点でPK戦突入を覚悟していたのですが、
延長戦の途中で、まさかまさかの事件が勃発。

もちろん、この話については皆さんもご存知のことと思います。
ジダンがマテラッツィに頭突きをかまして退場処分になったんです。
この事件については、いろいろなことが報道されていますが、
報道を総括すると、どうやらマテラッツィがジダンに対して
人種差別的な暴言を吐いて挑発したのではないかということ・・・

もしこの話が本当だとしたら、非常に嘆かわしいことです。
今大会では、人種差別撤廃に向けて試合前に宣言文が読まれたり、
両チームの選手が一緒に写真に収まったりと、
人種差別をなくそうという動きが推進されていました。

もちろん、ジダンの行為は許されることではありません。
レッドカードは至極当然の処分と言えるでしょう。
しかし、あくまでも報道が真実である場合の話ですが、
マテラッツィにも何らかの処分が科されて然るべきです。
今後、この事件がどういう方向へ向かっていくのか、
今後も注意深く見守っていく必要があると思います。

・・・すみません。話がそれてしまいました(汗)

とにかく、そういう形でフランスはジダンを欠くことになってしまい、
流れが完全におかしくなってしまったように感じました。

そして、延長戦30分を経ても決着はつかず、
優勝の行方はPK戦にゆだねられることとなりました。


本当に、PK戦というものは心臓に悪い・・・!!
しかし、今回は何か妙な「予感」が胸をよぎりました。

それは、フランスの2人目のキッカーとしてトレゼゲが出てきたときのこと。

「・・・トレゼゲか・・・何かやらかしそうな気がするな・・・」

自分でも何故そんなことを思ったのかはよく分かりませんでしたが、
大会を通じて、トレゼゲは何か噛み合ってない印象を受けていたので、
そのあたりが影響していたのかもしれません。

そして、トレゼゲが蹴ったボールはクロスバーを叩き、真下に落下。
・・・予感は的中しました。PK失敗です。

その後のキッカーは全員成功し、
最後のキッカーになったのはイタリアのDFグロッソでした。

今大会を見ていて、一番惚れ込んだ選手がグロッソだったような気がします。
ドイツの某お偉いさんに散々馬鹿にされて、
さぞ悔しかっただろうと思いますが、その悔しさをばねにして
自らのゴールでドイツを粉砕しちゃうんだから、カッコよすぎます。

そんなグロッソだから、絶対に決めてくれると信じていました。
期待通り、グロッソは落ち着いてPKを沈め、
その瞬間、イタリアの優勝が決定したわけです。


PK戦の間ず~~~っとカンナバーロにしがみついていたピルロが
かわいくてしょうがなかったんですが(笑)、
グロッソのPKが決まった瞬間、笑顔で走り出したのを見て、
「ああ・・・本当によかったなあ・・・」と。そんな思いでした。

セレモニーの間も、イタリア代表全員の嬉しそうな姿を見て、
こっちまで気持ちがウキウキしてきちゃいました。
朝っぱらからアドレナリン出まくり(笑)

まさか自分的にここまで盛り上がるなんて思ってもみなかった・・・
何だかんだで最後まで満喫しちゃったなあ。4年に1度の祭典を。
次の南アフリカ大会は4年後。今大会とはガラリとメンバーも変わるだろうけど、
またエキサイティングな1ヶ月間を送れたら幸せだと思います。

今はただただ、今大会に参加した全ての関係者に言いたいです。

この素晴らしい1ヶ月間をありがとう!!と。


☆コメントお返事

>みかん姉さん
LIVE観戦お疲れ様でした!!(^o^)丿
イタリアが勝ちましたね~。ちょっと意外でした。
カルチョの新たな時代の幕開けを感じましたね・・・

こんなスパイ任務なら朝飯前ですが(爆)、
水曜日、キックオフに間に合うのかどうかが若干不安です。
ゼミが休みならいいんだけどな~~~(遠い目)

>まじっくさん
本当に、明後日のレイソル戦は特別な試合ですね。
私のドキドキはいろんな意味が含まれているのですが(汗)、
とにかく、函館や日立台のような試合にはしてほしくないですね。
2002年の借りもまとめて返してくれることを期待します!<`~´>ノ

>元多摩さん
お帰りなさいませー。試験お疲れ様でした。

まあ、野次もセンスの問題なんですよね。
愛情の裏返しとか言ったって、聞いてて不快なものは不快ですし・・・
とにかく、応援より野次が先行する人だけでもどうにかならんもんかと。
それこそ、ゴール裏にはいらないんじゃないかなーって。
あ、そんな輩でも若年~中年層の男なら許されるのか。まったく・・・

>ゆりさん
やっぱり!巻さんは絶対お母さん似ですよね(笑)

テレ朝の総集編、ところどころしか見てませんでした・・・
後半はあいのりと並行して見ていたりして・・・
それにしても、今日のあいのり・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
愛憎劇っていうのはああいうのを言うんだな。人間って醜いわぁ(;´Д`)


また明日からW杯のない生活が始まるのかと思うと
ちょっと寂しい気もしますが・・・(非コンササポ?)
今回のW杯に関しては書きたいことがいろいろあるので、
また明日以降、改めて今大会のまとめの記事を書きたいと思ってます。
あんまり期待しないで待っていてくださると嬉しいです(苦笑)

それではまた明日(^_^)/~

posted by はび |23:59 | サッカー由無し言 |

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この記事に対するコメント一覧
Re:素晴らしい1ヶ月をありがとう!

おはようございます。
すっかり早起きに慣れて、4時には一旦目が覚めてしまいました。

マテラッティについては、以前から荒いプレーには定評(?)があったようで、ネット上では過去のラフプレー集などもありますね。
一方では、反人種差別運動に積極的に関わっていたと言う話もあり、月並みですが、プレーになると人が変わるということでしょうか>ジダンもそうか。

明日は柏戦ですね。天気はどうなのでしょうか?

posted by kenji | 2006-07-11 06:02

Re:素晴らしい1ヶ月をありがとう!

ガットゥーゾにほれました。
顔じゃないよ、あのキャラwwwww

ジダン・・・彼もやっぱり人間だったのですね。
当たり前のことですが。

明日の柏戦、私の分も声だしてきてくださいませ。

posted by ゆり| 2006-07-11 20:00

Re:素晴らしい1ヶ月をありがとう!

いやあ。ガットゥーゾ最高。
あの野性的なディフェンスがすごく好きです!
マテラッツィ,一体なにを言ったのか・・・
まさかの展開でしたね(ёдё)

posted by MONCHI | 2006-07-11 21:55

Re:素晴らしい1ヶ月をありがとう!

PK戦の5人目にグロッソが出てきたときは意外でした。でも大会を通じてMVP級の活躍でしたね。ベストイレブンに入れてあげてもいいと思うんだけどなぁ。
兎にも角にもイタリアがPK戦の悪夢を振り払った大会となりましたね。1ヶ月本当に楽しませてもらいました☆

posted by 宇宙の海は俺の海| 2006-07-12 00:01