2006年02月13日

疲れ果てて蘇った中学時代の思い出

今日はプレ卒論の研究発表会でした。
結果はボロボロ。何かもういいやって感じ・・・
ホント、何をやってもダメだなあと思う。

何か、久々に自分の人生について考えさせられました。
私は、こうやって何か悪いことがあったとき、
自分の人生についていろいろ考え込む癖があるようで・・・
そのときに、必ず思い出すのが、中学の担任に言われた言葉。

「生きてて役に立ってない奴なんていないんだぞ」


中学時代、私は親の仕事の都合で2回転校を経験して、
せっかく最初に進学した中学には友達もそれなりにいて、
自分のやってることもそれなりに認めてもらえたのに、
転校先の学校では何もかもうまくいかなくて・・・・・・


勉強のレベルだって、千葉の学校よりずっと低いのに、
やってる内容が全然違っていて、追いつくのに時間がかかってしまいました。
また、人間の気質も今まで付き合ってきた人と全然違って、
それに対する戸惑いもかなり大きいものでした。

というか、1年の夏ともなると既にグループができてしまっていて、
人見知りの激しい私は、その中に入っていくことが非常に困難で、
結局、誰一人として仲良くなれないまま、新年度の始まりに再び転校。
次に入った中学では、ある意味状況はもっとひどくなって・・・・・・

ブスである上に太っていたため、男子からは毎日からかいに遭って、
ちょっと仲良くなれたかと思った女子には裏切られ、
もう何もかも嫌になってしまって・・・本当に学校が嫌いでした。

そんなある日、進路面談が行われることになり、
学校祭の準備の合間を縫って、担任と生徒が一対一で話し合うことになりました。
学校祭の準備といっても、みんなそれぞれ仲のいい子と一緒に
ワイワイ楽しそうに協力していろいろなことをやっているのを、
私は黙って見ていることしかできませんでした。
正直、もう帰りたいと思っていたのですが、面談があるため帰れず、
仕方なくその場に居残っていただけのことです。

そして、面談もとうとう私の順番が回ってきて、
担任が私を呼びにきました。「今時間あるか?」と。
どうせ何もすることがなかったので、
「・・・ここにいても何も役に立たないみたいなので・・・」
と言ったら、担任はサラリと一言、
「生きてて役に立ってない奴なんていないんだぞ」と言ったんです。

その先生は、生活指導担当で生徒にはかなり厳しく、
はっきり言って、あまり生徒に人気のある教師ではありませんでした。
でも、私が思うに、その先生の言うことはいつも的を得ていて、
そして一見ぶっきらぼうに思える言動の一つ一つにも
生徒への思いがたくさん詰まっていることを感じさせてくれました。

「生きてて役に立ってない奴なんていない」。
その先生は間違ったことを言わない人でした。
単なる慰めでそんなことを言うような人でもありませんでした。
なので、きっとその言葉にも嘘はないのだと思います。

そして、あれから8年ほど経った今でも、
私はいろいろなときにこの言葉を思い出しています。

最近、本当にいろいろなことがうまくいかなくて・・・
自分の性格のこと、人間関係のこと、就職活動のこと、学業のこと・・・
本当に何をやってもダメなんだなあと実感させられています。
毎日何気なく生活しているだけで、私はいろんな人の期待を裏切って、
いろんな人を傷つけて、そしてそのことに気づいて私自身も傷を負う・・・

「本当に役に立たない人間なんていないんだろうか?」
「じゃあ、私はいったい何の役に立っているっていうわけ?」
「誰からも必要とされてないんじゃないか?」
「私なんかいなくたって、世の中普通に回っていくじゃん」
「むしろ私がいなくなればそれだけ傷つく人が減るじゃん」
「私がいなくなれば迷惑かかる人も減るじゃん」

今その先生はもうあの中学にはいないらしく、
どこに転勤してしまったのか分かりませんが、
もしももう一度会えるなら、あの言葉は本心からかと今一度聞きたいです。
あの頃クラスに馴染めてなかった私を心配して
やっぱり慰めてくれただけだったんじゃないかと。


最近、街をひとりで歩いていると、突然空しくなることがあるんです。
心も頭もいろんなもので埋め尽くされて、胸が張り裂けそうになります。
今日も、地下鉄の中で先生の言葉を思い出して涙を流していました。
周りに見られないよう、マフラーで顔を覆って、表情は変えずに・・・

本当、私の人生っていったい何なんだろう・・・・・・


☆溜め込んでたコメントお返事

(2月10日[オグ、ありがとう。/カレーカレーカレー]分)

>ダイさん
コンサのフロント入り・・・どうでしょうねえ。
正直、オグは自分よりジョアンを選んだチームには
戻ってきたがらないと思いますよ・・・残念ですが。

>kimetakeさん
高校選手権からですか・・・それはまた長いですね。
私も、コンサに来てくれたときは本当に嬉しかったです。
降格したあの年でも、オグは本当に輝いていたと思います。
あれでもまだまだ実力の何%も出せていなかったでしょうけど・・・
本当に、心からお疲れ様と言いたいです。

>TAKさん
そうですよね。もっとしっかりしたチームのときなら・・・。
今オグがコンサにいたら・・・なんて考えてしまいます。

>みかんちゃん
オグはホントに人気者でしたからね~。うちの妹も大ファンでした。
本当、たらればになっちゃいますけど、あの監督さえ来なければ・・・。

にんにくとショウガでカレー・・・美味しそう・・・。

>kenjiさん
2003年はある意味チーム史上最悪の1年だったのではないかと。
(もちろん、他にもいろいろな意味でひどい年はありましたけど)

カレーは玉ねぎ料理ですか・・・やっぱり野菜の炒め時間は重要ですね。

>むっちゃん
やはりオグがコンサに来たときの衝撃は皆大きかったようですね。
うちもご多分に漏れずでした。ビックリしましたよ本当に。
やっぱりオグのサッカー人生はある意味コンサで変わりましたよね・・・

>ゆりさん
「筋肉番付」のレギュラー!そういえば2003年の正月に出てましたね。
しかも総合2位とかかなりいい成績だったように記憶しています。
レギュラー・・・まさかないとは思いますけど・・・・・・(^^;;;

あ、うちも入れますよ~コンソメ。母直伝です。
でも、チョコレートは試したことないです。ちょっと食べてみたい・・・


(2月12日[行き先はサイコロのみぞ知る・・・]分)

>ダイさん
土曜日はいろいろありがとうございました。楽しかったです。
別に不快だったとかそういうことはありません。
新たな人と出会うのは私にとっては重労働なので、
少々疲れてしまっていたのだと思います。ごめんなさい。

>みかんちゃん
微熱出ました。実は今日も・・・吐き気までついてきてます。
ただの風邪じゃないかもしれません。精神的な負担が大きいのかも・・・
35度前半はちょっと低体温かも?いや、うちの妹は34度台ですし・・・(爆)

もうサイコロは卒業でいいです(^^;
今度コンサが昇格したときにでも一緒に祝杯挙げましょう☆

>たじさん
たこ焼き、ご馳走様でした。大変美味しかったです。
またそのうちお邪魔しますので、そのときはよろしくお願いします!

>ささみちさん
はじめまして。わざわざ書き込みありがとうございました!
あの雪像の作者の方ですか!うわ~感激です~(涙)
スケートを履いて羽ばたくドーレくん、素敵でした!!
作ってくださってありがとうございます!

それにしても、ニアミスしていたとは驚きました!
やっぱりサポは見抜かれるもんなんですね(^^;

>birrlaさん
本当にお疲れ様でした。楽しかったです。
でも、朝はダメですやっぱり・・・五輪開幕の日は特に(苦笑)
こんな私でも会えてよかったと言っていただけるなら
こんなに嬉しいことはありません。ありがとうございます。

birrlaさんは本当にカッコイイ大人だと思いました。
私の場合は失敗を恐れる間もなく失敗ばかりで・・・
カッコ悪いところしかなくて、こりゃ人としてどうなんだか・・・


・・・もう本当、考えることが多すぎてまた吐き気がしてきました。
泣きながらブログ更新なんて、クレイジーもいいところだっての。
また毎日いろんなこと考えては爆発してボロボロになるんだろうな。

・・・また去年みたいにホケカン行きかな。このままじゃ。
衝動的にハサミに手をかけたりしないだけ、去年よりはまだいいけど。

以前、ある人から「自分の存在価値なんて自分が決めるんだ」と言われました。
確かに、そういう面もあるかもしれません。
でも、今の私はダメです。今の私には存在価値なんてありません。
人を傷つける事しかできないくせに、自分が一番辛いような顔して・・・
人として最低だと思います。本当は生きている資格なんてないはずです。

でも、それを口にすると、周りの人間は皆、
「それは現実から逃げるだけの言い訳に過ぎない」と言います。
はい。仰るとおりです。私は逃げたいんです。
誰にも見つからないところへ逃げたいんです。
独りきりの閉ざされた世界へ逃げ込みたいんです。

・・・また吐き気がしてきました。
明日もまた就職セミナー。苦しい一日になりそうです・・・。


posted by はび |23:59 | その他雑記 |

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この記事に対するコメント一覧
Re:疲れ果てて蘇った中学時代の思い出

こんばんわ初めまして綾です☆

えっと私もよくありますよ。なんていうのでしょうか・・・自己嫌悪でもないですが・・・(-_-;)
何もかも上手くいかない時は そうおもちゃうもんです。
悪い方悪い方考えちゃうのは人の弱みだと思うし。
はびさんは他の人よりいろんな経験をしてきたと思います。
中学時代の人間関係など・・・その経験はきっと良い方向に導いてくれるとおもいます(^.^)

文章下手ですみません;

→意外な先生の言葉ってとても大きいですよね。

posted by | 2006-02-14 02:51

Re:疲れ果てて蘇った中学時代の思い出

はびさんの気持ち、痛いほどよくわかります。
僕も以前同じように苦しんで、同じホケカンに(笑)駆け込みましたから…。
辛いですよね。つい自分に辛く当たってしまうんですよね。
無意識に自分を責めてしまうというか…。
とにかく、自分のことが嫌いなんですよね。
今の自分が嫌いで、何とかしたいけど何ともならなくて…。
あ、すみません、自分の経験から書いていますが、違ったらスルーしてくださいね(汗)。

僕は、つい最近なんですけれど、
自分は自分の人生しか生きられないんだし、
まずは欠点も含めて自分を受け入れよう、
良いところも悪いところも全部ひっくるめて
自分を好きになってあげよう、と思って、
(嘘でもいいから)声に出して、
「好きだよ、自分」
と繰り返し言い聞かせるようにしたら、だいぶ落ち着いたかな。
公共の場でやってたら怪しい奴だけど(笑)、
自宅または自分の部屋でやっている分には大丈夫ではないかと。
良かったらお試しあれ~。

ホケカンのA先生、いい先生ですよね~。
愚痴ってきたらスッキリするんじゃないでしょうか。
ホケカンで「認知療法」って教えてもらいませんでした?
僕は、A先生の前の先生に教えてもらったのですが、僕には結構効きました。

posted by 元多摩| 2006-02-14 10:37

Re:疲れ果てて蘇った中学時代の思い出

なんだか苦しんでいるようですが・・・
私は毎回はびさんのブログを楽しく読ませていただいてます。それだけでも私にとっては価値がある。

自分の存在価値なんて自分で感じられなくても大丈夫です。「感じられない」ことと「無い」ことは違います。自分の価値に自信満々で高慢な人間よりも悩むくらいが健全だと思います。
私はその中学の先生の言葉は正しいと思います。信じましょう。

先日お会いしたときの第一印象もそうでしたが、一度サシで飲んでみたい方だなぁ、と今回思いました。説教くさいオヤジに言われても嬉しくないか(苦笑)

posted by たじ| 2006-02-14 11:18

親愛なるはびさんへ

仰々しいタイトルでごめんなさい。
毎日エントリーを楽しみに拝見しております。あまりマメな方ではないので、コメントはたまにですが。(^^;)

>自分の人生についていろいろ考え込む癖があるようで・・・
私を知っている人には、カラーじゃないって云われそうですが、私もそうでした。
いつもいつもそんな事を考えてました。

「本当に役に立たない人間なんていないんだろうか?」
・私の知っている限り、一人もいません。

「じゃあ、私はいったい何の役に立っているっていうわけ?」
「誰からも必要とされてないんじゃないか?」
・他の人からの評価は、家族とか恋人とかを除いてなかなか自分には伝わって来ないです。自分自身が感じれらる事は稀だと思います。

「私なんかいなくたって、世の中普通に回っていくじゃん」
・時間が経てばそうかも知れません。でも、何事もなく回っていくためには長い長い時間を必要とします。

「むしろ私がいなくなればそれだけ傷つく人が減るじゃん」
「私がいなくなれば迷惑かかる人も減るじゃん」
・それ以上に悲しむ人が増えます。

中学の担任の先生から頂いた言葉、大切にして下さい。
先生の仰っている言葉、よく分かります。私も会社で同じ言葉を何度も伝えています。
時には、現実から逃げる事も必要な事です、リフレッシュするためにね。

良いところも悪いところも全てが揃って自分です。どこか欠けていたら別の人になっちゃいます。自然体で行きましょう。全てを含めて理解してくれる人が、きっと周りにたくさんいますよ。
 
 
いい事ばかりじゃないけれど、人生ってそんなに捨てたモンじゃないです。
いい人ばかりじゃないけれど、人間ってそんなに捨てたモンじゃないです。
ここにも一人、はびさんに元気になって欲しいと願うおじさんいますよ。^^

posted by miyanosawa_dole| 2006-02-14 11:42

Re:疲れ果てて蘇った中学時代の思い出

自分は何のために存在しているのだろうって考えることはよくありますよね。
ただ、自分は誰かのために存在しているのではないんだよお!って思うこともあります。

自分は、仕事を持ち、家族を持っている身ですが、
仕事については、間違いなくパーツの一部だし、代替可能です。自分も他人の代わりになる存在です。そうでなければ、組織として欠陥品ですよね。
家族は、かけがえのないものですが、自分にもしものことがあっても、それで終わってはいけないと思います。

誰かに頼られたい自分と、放っといてほしい自分は共存しているものだし、その時々でどっちかに偏ることはあっても、どちらかで固定されてしまうことはないのかな。と思います。
迷って悩んでフラフラしてるのがみんなの姿であり、自分の姿なのではないでしょうか。そういう意味で、
はびさんは極めて真面目で、信頼に足る方だと思いますね。

こういうどんづまったときには、ゆっくり煮込み料理でも作りましょう。つまみ食いをしながら。
カレーも良いですし、牛スジの煮込みなんてのもいいなあ。時間をかけて、ゆっくりとね。

posted by kenji | 2006-02-14 21:41

生きている意味

「生きてて役に立ってない奴なんていない」
いい言葉ですね。

誰の役にもたっていないと思わないでください。
少なくとも、私たちが生きているということは、私たちを
この世に生み出してくれた親にとってかけがえのないこと
だと思うのです。
私も自分が親になってから気がついたことですが。

いろいろ煮詰まってどうしようもなくなって、現実逃避し
たくなったっていいじゃん。
だって、みんなそうだから。みんな同じだから。
心が風邪をひいたんだ、と思えば少しは気が楽になるかも・・・ね。

posted by ゆり| 2006-02-14 22:09

Re:疲れ果てて蘇った中学時代の思い出

私も20代全般の頃同じ事思ってました。
何やっても上手くいかな、友達に裏切られ、職場でも
でも些細な事で感謝されたりする事で勇気付けられたりしました。
自分が思ってもいない所で役にたってりするものですよ。
だから役に立たない人なんていないと私も思いますよ。

時間がだんだんと解決してくれて心も癒してくれますよ。

posted by むっちゃん| 2006-02-14 22:28

Re:疲れ果てて蘇った中学時代の思い出

こんばんは。
なんだか悪いほうの自己暗示にかかってるみたいです。
いままでのはびちゃんの事が少しわかりました。
何か言おうと思うのですが、深すぎて上手く言葉に出来ません。
五輪が終わったらメールくださいな。
私だって寂しくてしかたないよー(@_@;)

posted by birrla | 2006-02-14 22:49