2010年03月24日
クッキン・ウィズ・ザ・マイルス・デイビス・クインテット
非コンサ・ネタです。 興味がある方は読んであげて下さい。 マイルス・デイビス(1926 - 1991)は”ジャズの帝王”の異名を持つカリスマ 的ミュージシャンです。1940年代に活動を開始して以来、時代を牽引し続け、 各年代ごとに革新的スタイルを構築し新たな音楽を創造し続けた偉大なミュー ジシャンです。(帝王の功績を紹介しようと思うと、私の手に余るのでwikipedia に御任せです。。。)
あまりに名盤が多い帝王ですから、フェイバリット・アルバムを選ぶのも結構 大変な作業です。とりあえず聴き易いものを紹介します。 【Cookin' With The Miles Davis Quintet】
マイルス・デイビス(tp) ジョン・コルトレーン(ts) レッド・ガーランド(p) ポール・チェンバース(b) フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds) とジャズの歴史に名を残す’50年代のクインテットによる一枚。 このメンバー による録音は計6枚あり、どれも名盤といえる内容です。 迷いに迷った末に 選んだのは、帝王の演奏の素晴らしさに加えて、メンバーの力量が遺憾なく 発揮されている印象があるからです。 1. マイ・ファニー・ヴァレンタイン 2. ブルース・バイ・ファイブ 3. エアジン 4. チューン・アップ~ホェン・ライツ・アー・ロウ 1.はお得意のバラード。”卵の殻の上を歩く”と評された緊張感溢れる美しい 音色のトランペットが印象的。 2.はフィリーの豪放なドラムにプッシュされて メンバー全員がハイテンションな演奏を繰り広げる御機嫌なナンバー。 3.~4.はアップテンポなナンバーで、ここでもフィリーの力強いスイングに 煽り立てられ、特にコルトレーンがハードにブロウしまくる爽快な演奏です。 マイルス・デイビスを語るとき、音楽的偉業に目を向けがちですが、トランペッター としても超一流です! 本作はトランペッター・マイルスの演奏を屈託なく 楽しめるオススメの一枚です。
posted by マジック・マジェール |20:38 | 音楽のこと | コメント(0) |
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