2009年05月31日

第18節戦況分析

第18節甲府戦は第17節東京戦に引き続きドロー。厚別で2戦連続勝利なしの
結果に、皆苛立っているところでしょう。

試合後、石崎監督は勝てない理由として”点が取れない”ことを挙げています。
確かに水戸戦以降3戦で1得点ですから肯ける理由ですが、それ以前の3戦では
 vs 栃木 3 vs 2
 vs 徳島 3 vs 3
 vs 岐阜 3 vs 0
と対戦相手のDF能力が低いとはいえ、9得点も取っています。得点が多いとき
は失点も多く、失点が減ると今度は得点も減る。。。 中々うまくいかない
ものです。

ホーム4戦を見ると、得点シーンはやはりクライトンを経由しているケースが
非常に多いと思います。次にキリノのカウンター、岡本のドリブルでしょう。
厚別2戦はクライトンにはマン・トゥ・マンで守備が付き中々自由にさせてく
れず、また相手チームの中央の守備が強く、単純なクロスははじき返されて
しまいました。キリノに対するケアも万全だったので、チャンスが非常に少な
くなったといえます。

問題点を纏めますと、
①中盤の展開力が少ない
②クライトンを経由しない攻撃が少ない
③右サイドからの得点が少ない
ことを指摘します。
①については、特にこの2戦宮澤がボランチを務めていること、相手中盤の
守備がキツイ事が原因していると感じます。
②は誰もが指摘するところ。クライトン個人のコンディションが上がらない
とき、相手マークがキツイときに攻撃力が半減してしまいます。
③は藤田が起点になれていないことが明白です。

打開する手立てはないのか?
問題点が明白になっているのです。あとはそれを修正するだけです。
石崎監督は”下手なのは練習しないと上手になれない”と語っており、地道に
底上げすることが大事です。一見遠回りのようですが、臨時で戦力補強ができ
ない限り、これが一番の近道と思います。

posted by マジック・マジェール |16:25 | コンサ | コメント(0) |

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