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2005年12月21日

五月の逆風の歌を忘れない

シーズンが終りブログを放り出してから色々な事があったなあ。
来年に向けての準備も着々と進んでいて、その中でも西谷の完全移籍は
大きいと思う。色彩の乏しい攻撃陣に新しい絵の具を加えたのが彼だ。
でもね、よくある事だが、悪い意味で札幌色に染まらないでね…
あともう少し走れるように…。

色々とあった今年をちょいと振り返ると、一番印象深いのは貴乃花。
激ヤセ、変なパーマ、何かが壊れたような饒舌っぷり。家族と家政婦。
あんなの誰が見ても尋常じゃない。
んな事は置いておいて、札幌の一年で考えると、五月の水戸戦かなあ。

今年の始めは、決して良い流れではなかった。
3~4月で1勝3敗4引き分け。内容的には酷く無くとも勝ちきれず。いや、酷い
のも幾つかあったか…ともあれ勝負は5月、第2クールに入って、厚別開幕を
迎えてからかなぁ…と漠然と考えていた。

個人的な話だが、その頃思う事あってゴール裏を離れていた。仙台戦の
終了後に気持ちが切れてしまったのが理由だ。仕事の関係で暫く試合にも
あまり行けない状態だったのもあるが。
気持ちが切れたもゴール裏にしがみつきたくはなかったし、5月に入って自分が
行けない試合で2勝目を挙げたこともあり、このままでいいかと思っていた。

その後チームに何が起こったかは、今更書く事もないだろう。
僕はこれでチームが潰れるなんて思い悩むほどナイーヴでは無かったが、
やっぱ堪えた。ましてやこのチームに深く関わってきた人達の絶望を考えると…。
ともあれ自分にはゴール裏に戻るしか出来ることはなかった。自分には
このチームしかないんだって意思表示を。あの日のアウェー側から吹きすさぶ、
いつにもまして強く感じた逆風は忘れないだろう。
そして逆風の中、胸を張って行進する大馬鹿共の姿も。

結局その後3連勝し(6月に入ってすぐ、アウェーで仙台に大敗するわけだが)
不恰好でも勝ち続ける第2クールの始まりになったのだから、皮肉なもんだ。

試合前から試合後まで、あの日に起こった出来事は、いまや遠い昔のようだ。
過去に浸るなんて馬鹿なことはしたかないけれど、これから数々の栄光や
挫折を繰り返す度に思い出す、大切な情景になるだろう。11月23日と共にね。


posted by なかむー |23:28 | コンサドーレ | コメント(5) | トラックバック(0)

2005年12月05日

始まりの始まり

2-1。草津に辛勝。

雪は積もらずも完全に冬真っ只中の札幌の片隅で、
コンサドーレ札幌の歴史を支えてくれたあの人達に感謝。
僕等は強くなる。上を目指す。それが皆への答えなので。

来年、きっと今年とは比較にならない程タフなシーズンが待っている。
今年果たせなかった目標、新たな目標を果たそう。

 
それにしてもホント来年はどんな一年になるんだろう。
長いようで短いオフでしっかりリフレッシュしないと、一年もちそうにないなw


posted by なかむー |00:49 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(0)

2005年11月27日

第43節 鳥栖-札幌

0-2で勝利。
なにもわからないんだけれど、前節を通過しての再出発として勝てたのは良かった。
最後は良い形で終えて来年につなげたいですね。

砂川が二試合連続弾。前節僕は前半30分にドームに着き、ハーフタイムまでは
アウェー側で見ていたのだけれど、砂川が異常に切れているのにビックリして。
ドリブル・パス&ゴー・タッチなど正に格上。あれだけの切れが今回も
あったのなら納得。ていうかもっとコンスタントに力見せてくれないとね。
間違い無く一番上手い、できる人だけに。

僕の旧友のまりも君が自身のブログにて、札幌と集団のメンタリティーの
関係についての一考察を書いています。こちら。

少し長いけれど、難しい言葉に頼らずわかりやすく書かれていると思うんで、是非。


posted by なかむー |02:27 | コンサドーレ | コメント(3) | トラックバック(1)

2005年11月24日

第42節 札幌-甲府

2-4。

人間は窮地に陥った時に本当の力が試される。
波に乗った第2クール、潮が引いた第3クール、
そして本当の修羅場第4クール。
ここで殆んど勝てなかったのが今の実力なんだろうな。足りなかった。

少しずつ狂っていった歯車を何とか騙し騙し動かして進んだが、
その金属疲労が一気にきた。
このチャレンジにふさわしい最後だったのかもしれない。

気持ちってのは結果で判断するものじゃない。
僕は繰り返し書くが、この数試合は選手の気持ちはガンガン感じた。
ただ気持ちに追い付くだけの力はまだなく、空回りして
疲弊して、最後には相手に精神的に上まられた。
本当にギリギリの所で闘っていたと感じているので、僕は昨日の3分間だけで
選手を責められない。あの3点は今までの積み重ねの結果だ。
ただ全員に最後の最後まで立ち向かって欲しかったとは思うが。

試合後のサポーターの対応について色々書かれているけれど、
まあこの辺りの考えの差なんだと思う。正解は無いだろうし、正直どうでもいい。
ただ、それでも何かを伝えようと、スタンド下に走って懸命に何かを
叫んでいたやつらは真にハートの強いやつらだ。尊敬する。
自分はホイッスルが鳴った瞬間から、なにも出来ず立ち尽くしていた。

今回の結果をサポーターが全て被る必要はない。
でも紛れもなく我々はチームの一部。
この一年間、選手達に見合うくらいの成長が出来たのかは疑問。自分含み。
何が出来て何が出来なかったのかをじっくり考えなきゃいけない。
二年間頑張った、来年もこのままで、何て絶対にいかん。もっと貪欲に。

でも次の試合はすぐに始まっちゃうからね。
足りないものを探す旅は、もう始まっている。終りなど有り得ない。


posted by なかむー |07:52 | コンサドーレ | コメント(9) | トラックバック(1)

2005年11月22日

仲間が助けを求めている

オススメブログに選定されるなんてのは、何とも落ち着かず
むず痒いものですな。選者さんに僕の拙文から何かを感じて頂いたのは
ありがたい事ですが、やはり何か申し訳ないというか。
まぁそんな笑点みたいなどうでも良い枕話はさておき本題。

こちらこちらこちら等々。
それぞれ文体は違えど、真剣に皆の助けを求めております。

僕は普段は2、3人でゴール裏にいる者で、上に挙げた方々と
個人的な交流はありませんが、コンサドーレという名の元に集う
大切な仲間だと勝手に思っております。彼等だけではありません。
USとかなんだとか関係ありません。気持ちがある人皆が仲間です。

今ゴール裏は選手達と同様、三歩進んで二歩下がり、みたいに
少しずつ変革の時を迎えています。ゴール裏は様々な思想の
集うカオスですが、今一番大事なのはそんな垣根を越えて、
ピッチに立つ者への後押しじゃありませんか。

選手が一人でプレー出来ないように、ゴール裏も皆の力が必要です。
一人一人、貴方の声がコンサドーレ札幌を支えているんです。

上の方々が願うように、強い気持ちを持った人は少しでも
中に集まりませんか?外から眺めているだけじゃわからない何かが
そこにはあります。必要な物なんてたいした事ありません。
現実から逃げない、立ち向かう強いココロ一つ。それで充分です。

ここ数年間コンサドーレを見てきた人は色々な思いがある筈です。
時には悲しく、時には情けなく、悔しい思い出の方が多いんじゃ
ないかと思います。その思いをぶつけよう!
昨日までの悲しい日々とはサヨナラしましょう。

まだ足りない事の方が多いチームですが、持てる力を精一杯出して
正々堂々と上をみて勝負しています。何一つ恥ずかしいことなどありません!
そんな彼等が挑む限り、僕らは支え、後押ししましょう!

皆でロックしませんか?We Are SAPPRO!


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posted by なかむー |21:20 | コンサドーレ | コメント(1) | トラックバック(3)

2005年11月20日

第41節 札幌-京都

3-3。

冷静に見れば色々とつっこみ所満載な試合だったんだろう。
なんというか、京都の余裕と札幌の切迫感がシーソーのように
ぐらぐらしていた感じ。

札幌の試合運びの拙さはプレッシャーのかかった終盤に
なって頻繁に露呈しているし、それは付け焼き刃で修正できる
ものではないとはわかっている。京都と現時点で個人に差が
あるのも然り。じゃあ何でカバーするのか?それはうちの選手達が
ピッチで見せたと思う。それでも足りないという現実。
それはやってみなきゃわからないんだな。
カバーしきれなかったけれど、それでも何をしなくちゃ
いけないのかを、肌で感じている筈。
後半の清野の2ゴールは、ただのラッキーゴールじゃなかったと信じている。

結果は悔しい残念なものだったし内容は幼いし、京都にとっては
つまらない試合程度のものだったかもしれないが、それでも
こう言う試合を経験することが、残りにも来年にも大きい財産になる筈。

それにしても未だに3位に、ますます薄くなりながらも
首の皮一枚繋がっているという現実。これは幸せなのか嫌がらせなのかw
いや、こんな胃がキリキリするような瞬間をまだまだ
味わえるなんて、幸せに決まっている。
次節行ける人は悪あがきしましょう。精一杯。
こうなったら楽しんだ者勝ちよ。


posted by なかむー |19:10 | コンサドーレ | コメント(4) | トラックバック(1)

2005年11月14日

第40節 福岡-札幌

3-0。
選手達のやる気がなかったなんてとんでもない。
所詮映像の印象でしかないが、彼等は精一杯戦って、抵抗していた。
その結果は結果。
前節ほどのショックはないが、悔しい。

ただ、ここで下を向いている暇はない。立ち止まったら死んじゃうさ。

諦めない、諦めるなって言うのは簡単。大事なのは、じゃあどうするのかって事じゃないのかな。


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posted by なかむー |12:40 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(1)

2005年11月12日

かけだす男

今日はプロジェクト・バモに参加してきた。
よくもまあ沢山の人が集まったものだ。
中にはちょっとアレな出来事もありましたが。(感想としてはリンク先の方に全く同感)

今まで散々馬鹿な事を繰り返して、期待を裏切って、未熟な姿を曝け出して、
それでも信じ、力を送ろうとする愛すべき愚か者達がここにはいる。
この想い、届きますように。

バスを見送るためにかけだすUSや皆の光景、本当に美しかった。
これで綺麗な夕焼け空だったら、青春ドラマの名シーンだったな。

しかし、ドラマのようにハッピーエンドとなるかは、まだ誰にもわからない。


posted by なかむー |16:30 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(2)

2005年11月07日

第39節 札幌-水戸

1-1の引き分け。これは正直ショック。

水戸は予想通りじっくり引いてくる形で、札幌は必然的に遅攻主体となり、ジリジリとした展開。
そんな試合は得てしてセットプレー絡みで決まるものだが、昨日は両チームに
均等に機会が訪れた。均等とは言ったが、残酷なものだ。

真ん中の3人が上手く機能しきれず、サイドの2人が分断されて、停滞した部分は
あるかもしれない。絵に書いた餅が餅で無くなってしまった時の対応力は
やはりまだ足りない。

結果は結果。3位への道は険しくなった。でも諦めるにはまだ早いよね。
そこは大人になる必要なんか全然無いから。結果は大事だけれど、今一番
貴重で必要なのは、それを勝ち取る為の過程。
それをすてるだなんて とんでもない!
いや別に経験だけ積めれば良いって訳じゃなくて、可能性はあるんだからね。

そうそう、前半早々からボールが前に行かないとイライラしていた人達、
もう少し状況考えましょうよ。雰囲気悪くして自分達の首を絞めるだけだから。


posted by なかむー |00:35 | コンサドーレ | コメント(1) | トラックバック(1)