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2007年09月03日

試されるコンサ、試されるサポ力

シーズン前、ほとんどの専門誌はコンサを5-8位と予想していましたね。ノノさんですら「戦力では6番目ぐらい」と言っていたように記憶しています。語弊がある言い方ですが、単純な個の力の総合では、コンサはJ2でもせいぜい中位ぐらいのレベルのチームではないか、と思うんですよね。だから、上位にも勝てる能力はあるけれど、下位相手でも横綱相撲で押し切れるような力はない。それこそ、毎試合「目の色変えて必死こいて」頑張らないと勝てないチームなんだと思います。

今年は「三浦戦術の的中」と「仕上がりの早さ」で、前半戦でうまくアドバンテージを作れたので今まで優位に戦えてきました。選手たちが「目の色変えて必死こいて」頑張ってハードワークしてきたことも見逃せないでしょう。しかし、第3クールのこの時期になって、他チームの研究もかなりのレベルまで進んでいます。ハードワークを続けてきた選手たちのコンディションもかなり悪くなっています。すでにコンサの戦術的優位性はなくなってしまったと考えて差し支えないと思います。

これからの第4クールは、いよいよコンサの「素のままのチーム力」が試される時だと思います。その「素のままの力」がJ2中位であるとすれば、今後の試合は、毎試合どちらに転んでもおかしくないギリギリの攻防が続くでしょう。展開次第では、中位なりの勝点、もしくはそれ以下の勝点しか取れない可能性も十分考えられます。そんな中で、動かない身体に鞭打って、どれだけ「目の色変えて必死こいて」頑張り続けることができるか。越えなくてはいけない最後の難関です。

選手とともに、サポの力も試されていると思います。サポが余裕をぶっこいていたら、その緩んだ気持ちは無意識に選手に伝染します。今年負けた試合でも何度か見られた光景です。(過度にネガティブになって萎縮するのもよくないですが)フィフティーフィフティーの攻防の、最後の「あと一歩」を後押しするのがサポの声であるとすれば、サポも最後まで「目の色変えて必死こいて」声を張り上げ、選手の背中を押し続けなくてはいけません。

02年以降、我々がどれだけ悔しい思いをしてきたか。数々の屈辱的な敗戦。遠い1勝。勝利ってこんなに難しいものなのか… 本当に悔しく辛い日々の中、誰よりも勝ちたい、勝ちたいと願い続けてきたのではないのか。勝てるのは当たり前のことではない。誰よりも必死にならないと勝てない。それを実感してきた我々です。今こそ、「勝ちたい!」という気持ちを誰よりも強く胸に刻み込んで、全力で、大きな力で、選手を後押していきたいですね!

あのカシマでの「必ず戻る」との約束、今果たさずしていつ果たすのか。

posted by ぽこパパ |18:19 | コンサ | コメント(2) | トラックバック(0)