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2012年10月01日

コンサにふさわしい監督

川崎戦を見届けた土曜日よりも、あれこれ考えることの多かった昨夜。
そんな中で眠りにつく直前まで考えていたのが監督のことでした。
来季の監督について、いろいろな人の名前が挙がっていますが
今のコンサに本当にふさわしい監督って誰なんだろうと考えていました。

ふと思ったのは清水で最も理想的と言えた監督は誰かということ。
自分が応援している磐田よりも客観的な目で見られる清水の方が
適切な分析ができてヒントが得られると思ったからです。
(磐田だとどうしてもいろいろな感情が入ってしまうので)
そう思ったときに考えるまでもなく頭に浮かんだのが、長谷川健太前監督でした。

私にとって忘れられないのは、彼の就任記者会見での言葉です。
当時の清水は残留ラインをさまよっているような苦しい状態でした。
私も磐田サポとして清水の状況を知らないわけではなかったので
オファーを受けるという決断がどんなに勇気のいることかよくわかっていました。
「逃げるわけにはいかないと思った」と語った彼からは本当の男気を感じました。
そんな彼はモチベーターとしてとにかく優秀で、人の心をつかむのに長けた人です。
彼が選手の心に火をつけたがために、うちがとんでもないことになった試合もありましたが(-_-;)
また長谷川時代は大卒選手の獲得も非常に順調だったと聞きます。
「練習生の自分を本気で叱ってくれたことが嬉しかった」と言っていた新入団選手もいました。
全て彼の人間的魅力によるものだと思っています。
監督紹介の「男 長谷川健太」のキャッチフレーズにはいつも納得してました。

残念ながらタイトルを獲得することはできませんでしたが
徐々に成績は上向きになり、スタジアムにもさらに一体感が生まれていきました。
チームを愛して戦い抜いてくれた男気あふれるOB監督との日々は
サポにとっては思い出深い幸せな時代だったのではと思います。

2013年シーズンの戦いは間違いなく厳しいものとなるでしょう。
戦術以外の面から考えるならば、「この人となら頑張れる」と
心から思えるような人に率いてもらいたいと思います。

posted by orion |22:23 | consa | コメント(2) | トラックバック(0)