2007年09月30日
【現地組】まっすぐな勇気
帰りの新幹線で村上春樹の「かえるくん、東京を救う」を 何度も何度も読み返していました。 日のあたらない場所で地道に生きてきた主人公の前に ある日突然巨大な蛙である「かえるくん」が現れ 東京でまもなく起こる大地震を阻止するために 自分と一緒に闘ってほしいと訴えるという物語です。 その中でかえるくんが主人公に願ったことはこうでした。 「どうか自分にまっすぐな勇気を分け与えてほしい」 今日は自分の予想を超えた最悪の結果になってしまいました。 でも歌うことをやめてしまったら負けを認めるようでできなかった。 試合前、私自身プレッシャーで押しつぶされそうになりました。 けれど試合が始まったら、目の前のことに立ち向かうだけだと思えました。 「まっすぐな勇気」を自分は持てるのか、伝えることができるのか。 帰り道そればかりずっと考えていました。 もう今シーズンも残り試合の方がずっと少なくなってきました。 自分たちの手で昇格への道を締めくくれるように 何ができるのかもう一度考えたいと思いました。
posted by orion |23:24 | consa | コメント(2) | トラックバック(0)