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2006年11月19日

選手権静岡県大会決勝 たとえ夢破れても

本当にこんな負け方があるのかと思いました。
開始早々静学に先制点を許し、攻め続けても点が入らず
願いが届いて、終了間際に同点ゴールを奪い
延長戦と全国大会への夢が見えたその時
ロスタイムに決勝点を奪われてしまいました。

夢は叶わなかった。
けれども藤枝東らしいサッカーを展開しての敗戦でした。
選手は本当によくやったと思います。
力を出せなかった子、手を抜いた子なんて一人もいません。
それぞれが自分の持てる以上の力を発揮していました。
これが全国大会であっても恥ずかしくない試合でした。
それでも勝てなかった。精一杯走ってもゴールは生まれなかった。
素直に静学のDF陣は素晴らしかったと思います。

そして原田キャプテン。
北海道からたった一人でやってきて、1年生からレギュラーとして
そして3年生では主将としてずっと藤枝東を引っ張ってくれました。
今日の試合でもみんなの気持ちが折れそうになったときには
必ず戦う姿勢を見せてみんなを鼓舞してくれました。
先制点を奪われた時、ボールを持ってセンターサークルに走った姿
頭から飛び込んだ気魄のこもったシュート、忘れません。
ホイッスルがなった後、泣き崩れた姿を見たときは本当に辛かったです。
今まで本当にありがとう。そして藤枝東を選んでくれてありがとう。
どうかこれからの人生で、幸多かれと願っています。

posted by orion |16:35 | 静岡サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)