2006年08月29日
言葉のチカラ
あんまり落ち込んだから少し違う話を。 orionは静岡の人間ですがサッカー経験はありません。 中学・高校時代の放課後は楽器を片手に過ごしていた 文科系人間でした。応援&観戦は好きでしたけどね。 そんな音楽漬けの日々の中で忘れられない言葉があります。 「○○くんのその音、実にいいねぇ」 顧問の先生が初めての合奏の時に先輩に投げかけたその言葉。 「そんな音ダメだ」という言葉しか知らなかったorionには衝撃でした。 その時には何が衝撃だったのかうまく言い表せなかったけれど 今ならわかる、その意味を。 理想の音楽というのは先生だけが持っているものじゃない。 一人一人が真摯に追い求める先にあるもの。 自分にだって音を描くことが許されているはず。 共に音楽を創り出す仲間として認められたこと。 それが何より嬉しかったんだと思います。 先が見えなくて悲しかった。 行くべき場所を見失ったような気がした。 そんな時、ふと高校生の時のことを思い出しました。 一人一人が真摯に追い求める先にあるんだよ、きっと。
posted by orion |22:36 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)