2010年09月26日
もう1つの「原点回帰」
押谷にはやられなかったけれど、勝つこともできませんでした。 なんだか出口の見えない閉塞感を感じています。 ところで「原点回帰」というのは現在の磐田のスローガンです。 発表当初から「なんか微妙…」という声が相次いでいましたが 「原点ってなんだろう」と考えさせてくれるという点では 一定の役割を果たしているような気がします。 私にとって磐田の原点とは、華麗なパスサッカーで 完全制覇を達成した時代ではありません。 思い出すのは初めてステージ制覇して鹿島と戦ったチャンピオンシップ。 正直なところ、チームとしての力は圧倒的に鹿島が上でした。 未完成で危なっかしいチームが、なんとか皆で頑張り抜いて めぐって来たチャンスをあきらめずにモノにしたという試合でした。 最近の勝ち試合を見ると、その時のことを思い出します。 決してうまさや華麗さはないけれど、皆必死に走っています。 一方でコンサの原点についても考えてみました。 思い出すのはやはりJ2優勝&昇格を手にした2007年。 開幕戦の上がらない両サイドと大量失点には失望しかけましたが その後は堅守のウノゼロサッカーで結果を出すことができました。 あの時の生命線はやはり守備的MFとDF陣ではなかったかと思います。 「原点回帰」というスローガンが発表された時には 「良かった昔を振り返っても、今と昔は違う」と 否定的な立場でしたが、戻った先に今につながるヒントがあるなら 原点回帰してみるのも悪くはないかもしれません。 ところで、今日の試合でカズがまたゴールを決めましたね。 最近になってカズの偉大さとカッコ良さがよくわかるようになってきました。
posted by orion |20:06 | consa | コメント(0) | トラックバック(0)
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