2008年02月13日
私がコンササポーターになったワケ
私がコンサドーレ札幌の「サポーター」になったと はっきり自覚できるゲームがあります。 2002年4月6日(土) 19:04キックオフ 日立柏サッカー場 観衆9,161人 柏 4 - 1 札 幌 12′サンパイオ 31′山瀬 29′柳 40′黄 47′大野 私のコンサ初観戦は多分2000年。 場所は厚別だということは覚えていますが、対戦相手は覚えていません。 ホームゴール裏の熱烈ゾーンのずっと後ろで座って観戦していました。 その後も何度か会場に足を運び、2001年には恐る恐る熱烈ゾーンへ。 レプユニを着て立って応援してはいたものの、歌も余り良く分からず(覚える気もなく)、 せいぜい「コーンサドーレ!」のコールと拍手くらいの「ファン」でした。 そんな私に、当時勤めていた会社で東京に転勤という転機が訪れました。 そして、それは東京(自宅は埼玉)での新生活もまだ落ち着かない 2002年の4月6日でした。 ふと、近くでコンサのゲームがある事に気付き、急遽、路線を調べて家を出発。 途中かなり迷いながらスタジアムに到着しましたが、アウェイゴール裏は完売!! まずそれに驚きながらも、仕方なくバックスタンドの席に着きました。 キックオフ時間は過ぎており、もうゲーム開始から5分以上経過していたのですが、 いや~、驚いたの何のって!! 向かって左側のアウェイ側が、ギッシリまっ赤っ赤!!! しかも、スゴイ声量!!! みんな跳ねてて、ゴール裏が揺れてる!!! 鳥肌が立ちました。 ゾクゾクっと何とも表現しがたい不思議な興奮に包まれました。 札幌からこんなに離れた地で、「サッポロ!」コールがこだましている・・・。 引っ越してきたばかりだったので、ホームシックというわけではなかったにしろ、 東京という、札幌から離れた大都会での生活に不安を感じる時期でした。 でも、そんな気持ちを吹き飛ばしてくれる不思議なチカラをもらいました。 (その試合は負けましたが・・・、というより試合内容はあまり覚えていませんが。) 「心のよりどころ」っていうんでしょうか? 「パワーの源」っていうんでしょうか? 多分同じような気持ちの札幌を愛する人達が大勢その場に集まっていて、 札幌という共通の「誇り」を胸に集う一体感のある不思議な空間。 それがアウェイゴール裏にはありました。 それ以来、関東のスタジアムでコンサのゲームがある時は必ず参戦するように なったのは言うまでもありません。 ゴール裏で! 大声で歌い、飛び跳ねて!! これが私の熱烈サポーター活動の始まりです。 チームにとっては、長~い、暗~いトンネルの始まりでしたが・・・(笑)。
posted by mr23 |21:22 | プロフィール | コメント(3) |
2008年02月12日
サポ集
昨日、「サポーターズ集会2008」に参加してきました。 白石区のコンベンションセンターに約250名のサポーターが集まりました。 これまでは仕事の都合でなかなか行けなかったので今回が初めての参加だったのですが、 意義のあるとても良い集会だったと思います。 何が良かったかという事を詳細にお話したい気持ちは山々なのですが、 時期が時期だけにナーバスな問題も多いですから、ここでのコメントは控えます。 (ゴメンなさい・・・) 近々、然るべきところで議事録がUPされると思いますが・・・。 (私も昨年までは、コレ頼りでしたから。) 最近すっかりまったりモードだったんですが、 最後の「コ~ンサド~レ!!」コールで気合が入ってきました。 いよいよ開幕が近付いてきましたよ!
posted by mr23 |09:26 | コンサドーレ | コメント(3) |
2008年02月11日
情熱大陸で見た福田健二
昨日の夜11時からの情熱大陸を見て、ちょっと胸を打たれました。 福田健二という男。 一言で言うならば、 日本人にもこんな熱いハートを持ったFWがいるんだ!! という感想です。 元グランパスの選手ですが、その後密かに、パラグアイ、メキシコ、スペインと渡り、 今はリーガエスパニョーラ2部のラスパルマスというクラブに「助っ人」として呼ばれています。 以前、日本代表にも選ばれていたんですよね。 そう言えば、「レッズの福田以外にも福田っていたんだ~」って思って見てたこともありましたっけ。 テレビの中でも彼自身言ってましたが、代表に選ばれていた当時は慢心していたみたいです。 そんな彼が、2部とは言えスペインのクラブで大活躍し、その後別チームに高額なオファーで 助っ人として呼ばれます。 でも現在はなかなか結果を出せずもがいている、というところで放送は終わりました。 「助っ人」として期待されてピッチに立つ選手へのプレッシャー。 その期待に不本意にも応えられなかった時の無念さ。 それがひしひしと伝わってきました。 時折垣間見る「朴とつ」というか「無骨」というか、 そんな表情は、我々コンサの曽田選手を思い浮かべることができます。 だからでしょうか? 今までずっと応援してきたような錯覚さえ覚えました。 今、彼のいるチームは不振にあえぎ、監督も交代。 新しい監督は「外人」選手はあまり使いたがらないといいます。 逆境にいるスペインの「彼」を私は応援し続けたいと思います。 ブログ村ランキング「コンサドーレ札幌」に登録しました。
posted by mr23 |10:00 | 日本代表(W杯) | コメント(3) |
2008年02月10日
さとらんどレポート
一昨日に続き雪まつり。今日は「さとらんど会場」に行ってきました。
会場が「真駒内」から「さとらんど」に移って今年で3年目となります。
妻が所用で行けないため息子2人を連れ、3人で初めての会場へGO!
やっぱり子供はこれですかね。これで30分待ち。
もっと大きい滑り台もすべりたがっていたのですが、2時間待ちだったので断念。
大迷路。これも30分待ち。
雪の建物(?)の中も通り抜けたり登ったり、大人も楽しめます。
59ってどういう意味?
氷上ボーリング(ちょっと分かりにくいかな?)みたいなものにも挑戦して、
その他いろいろ、散々遊び、そして疲れきって・・・、
帰りのシャトルバス(SLバス?)を待てども、
なかなか来ない・・・。かなりお疲れモード。
で、
やっと来た!
こういった場所で、2人のやんちゃ坊主を大人1人で操るのは大変なものです。
まあ、子供達が楽しそうだった事と天気が良かった事が救いかな?
posted by mr23 |19:13 | プライベート | コメント(4) |
2008年02月08日
雪まつりレポート
家族で雪まつりに行ってきました。 もう5年振りくらいでしょうか? 平日でしたが思った以上に混んでいました。 まずは5丁目に向かい、目的の「ドーレくん」中雪像前に。 結構みんな写真撮ってましたよ。 ウチの子供達はドーレくんよりも、その向かいのコカコーラのイベントに興味があった様子。 氷の塊を自分で削ってマイグラス作り。 ジュースを入れてゴクゴクって、おい、寒くねぇ~のかよぉ~~。 その後も子供達に振り回され、お決まりのスベリ台にかなりの時間を費やし 結局、市民雪像のドーレくんは発見することはできませんでした(苦笑)。 (ある程度、予想通りですが・・・。) 午後から結構雪も降り出し、ひどくならないうちに帰宅しました。 以下、今日の戦利品(?)です。 こんな袋を配っていて、その中には絆創膏とマグネット(?)が入っていました(by 札幌市) 親は「赤黒」にしろと言っても子供が選んだのは「灰黒」のコースター(by コカコーラ)
posted by mr23 |18:28 | プライベート | コメント(4) |
2008年02月07日
『敗因と』
アルセウ退団ですか・・・。 とにかくチームの一体感を作る上で大切なこの時期。 キャンプ中の退団なんて前代未聞ですが、シーズン中の契約解除よりはマシ と思った方が良いのでしょうか? さて、今日ご紹介したいのは ジーコジャパンのチーム内崩壊について語られた本です。 チーム「一体感」の重要性について、これ程考えさせられた本はありません。 『敗因と』 金子達仁・戸塚啓・木崎伸也 / 光文社 / 1,500円+税 (コチラもご参考にどうぞ) 2006年ワールドカップを「グループリーグ敗退」という結果で国民の期待を 見事に裏切ってくれたジーコジャパン。 表紙の日の丸の写真は、クロアチア戦を3日後に控えボン市内の日本食レストランに集まった 選手達のサインが書かれたものですが、中田ヒデの号令で結束を深めるための晩餐席上にも 関わらず、実は数名のサインが書かれていなかったという事実は既に有名でしょうか。 実際のところは、この席上に限ってはとても盛り上がり雰囲気は最高に良かったとのこと。 サインを書けなかったのには別の事情があったようです。 ただ、三浦アツがこんな感じの興味深いコメントを残しています。 みんながひとつの目標に向かって同じ方向を目指して、「よっしゃ、行くぞ!」ってなった時にはね、例えば誰かがかわされても、事前に万が一抜かれたらってことを考えるものなんですよ。 そうしたら身体が30センチそっちへ動いているもの。 ただ、その人との関係がうまくいっていない、好きじゃないっていう感じだと「お前、取れよ!」みたいなことになる。 逆に30センチ離れたり。 そういうことって、けっこうあるんですよ。 逆にすごい仲のいいヤツがボールを取られたら、奪ったろう、取り返したろうって思う。 削られたら、「ふざけんな!」って相手チームのとこに行く。 試合中は仲良しとか、仲が悪いとかは関係ないって言われるけど、それはもちろん分かるんだけど、身体の反応ってそういうところが出るんですよ。 ご存知の方も多いとは思いますが、彼は最終予選バーレーン戦前のミーティング席上でも年長者として真っ先に発言を求められ、良いスピーチを残しています。 控でありながらもチーム最優先ということを常に考え、頼れる存在でした。 その彼をしてもこの発言なのです。 結局、チーム結成からブラジル戦での敗戦まで、こんな雰囲気がチーム内に充満していて、 一度や二度の決起会では修復できないものになっていた、というのがこの本の見解です。 海外組と国内組 黄金世代と中田ヒデ 先発組と控組 攻撃陣と守備陣 わけが分からぬまま手探り状態のままでワールドカップ予選が進み、 いつの間にか集団心理の罠にはまり、お互いの溝が生まれていく。 加えて、日本のメディアの都合で2試合が炎天下の15:00にキックオフという事態。 まさに「勝てるはずがなかった」というわけです。 随分と個人名が出てきて、ある特定の選手のファンの方にとってはショックを受ける 記述も見られるでしょう。 逆に、ある選手に関しては、我々が想像し得なかった良い面が語られています。 あくまで私見ですが、今の代表メンバーには中田浩二の存在は欠かせないと思います。 代表チームの一体感を作るためには彼が必要です。 この本を読んでそういう気持ちにさせられました。 ※著作権法等を考慮し、一部当初の記述を変更させていただきました。
posted by mr23 |15:42 | おススメ本 | コメント(4) |
2008年02月06日
W杯アジア3次予選 タイ戦
明石家さんちゃんねる見てたんでUP遅れました(笑)。 今日の会社訪問はサッポロビール! ビールで飲みュニケーションですかぁ。いい会社ですね~。入れてください・・・。 今日2月6日は「ブログの日」・・・って、これもどうでもいいですね。 さて本題に。 埼玉、雪でしたね~。播ちゃん半袖でしたね~。 タイの選手にはちょっとかわいそうな天候でした。 日 本 4 - 1 タ イ 21′ 遠藤 22′ ティーラテープ・ウィノータイ 54′ 大久保 66′ 中沢 91′ 巻 寒さで堅さが目立つタイを相手に圧倒的な数のシュートを浴びせながらも なかなか得点できない日本。 21分に遠藤が鮮やかな直接フリーキックを決めるも直後に相手の同点ゴール。 前半は、ワールドカップ予選の初戦にはいつも何かがあるなと思わずにはいられない展開でした。 ところが後半、大久保のごっつぁんゴールが決まってからは一気に流れが変わりましたね。 見ているこちらとしても、相手チームが投入してくる ピシットポンとかピパットとかいう面白い名前の選手に爆笑する余裕もできました。 格下相手ですからもっとビシっと勝ってほしいところですが、 初戦ですからまあ良しとしましょう。 「タッカ タッカ タッカ タッカ ゴ~ル タッカ ゴ~ル タッカ ゴ~オ~ル ♪」 の歌が聞こえる度にフッキよ戻って来いと思ってしまうのは私だけでしょうか!? ところで、8月の代表戦を札幌でやるかもっていう話はどうなったんでしょう?
posted by mr23 |23:04 | 日本代表(W杯) | コメント(2) |
2008年02月05日
さっぽろ雪まつり開幕
今日から雪まつりですね。 今年もドーレくんのイベントがあったりグッズショップが出店されたり とコンササポなら色々楽しめそうなのですが、 一番の楽しみはドーレくんの雪像。 wake0724さんのブログでも紹介されていましたが、5丁目、6丁目、9丁目の3箇所に 出没(!?)しているらしいです。 今年、我が家では初めて息子達を連れて行く予定です。 5丁目はともかく、果たして9丁目までたどり着けるかどうか・・・。 結果報告は後日ということで。 札幌市民にとっても雪まつりは大変身近なイベントであるはずなのに、私自身、 観光客として足を運ぶのはもう5~6年振りくらいです。 去年なんかは、大通公園沿いのビルで勤務していたにも関わらず、 多忙ゆえ一度も雪像を正面から見る機会を持てませんでした。 その点今年はゆっくりと時間があるので、せっかくですから久々の雪まつりを 楽しんで来ようと思っています。 そうそう、風邪をお土産に持ち帰らないように!
posted by mr23 |07:48 | プライベート | コメント(2) |
2008年02月04日
ヤッターマン
年甲斐も無く、先ほどテレビでヤッターマンを観ていました。 というか、ここ4週分全部観ていますが・・・。(暇人) (T_T) 我々団塊ジュニア世代としては非常に懐かしさを覚えるこのアニメ。 「豚もおだてりゃ木に登る~」 「お仕置きだべぇ~」 といった名(迷)言とともに繰りひろげられるお決まりのストーリー展開。 さらに、キャラクターのコスチュームや街の風景が今風にリメイクされていて 昔を知っているからこそ余計楽しめるんですよね。 しかも、今日は舞台が札幌だったんですよ。 雪まつりネタ&「北の国から」パクリネタでした。 この一連のテレビシリーズ「タイムボカンシリーズ」は タイムボカン(1975~76年) ヤッターマン(1977~79年) ゼンダマン(1979~80年) オタスケマン(1980~81年) ヤットデタマン(1981~82年) 逆転イッパツマン(1982~83年) イタダキマン(1983年) と続いていたようですが、私が記憶に残っているのはヤットデタマンまでですかね。 どうやら来春には映画版のヤッターマンが実写版で上映されるとのこと。 子供をうまく誘って観に行くことにします(笑)。
posted by mr23 |19:38 | プライベート | コメント(2) |
2008年02月03日
WEBテスト初受検
わたくし、悲しいかな、いまだ無職状態・・・。 でもニートじゃないです、 ニートっていうのは求職活動をしていない人を言うんですっっ・・・! って、言ってるとなおさら悲しくなってくるこの私が最近初めて体験したのが WEB試験。 自宅のパソコンで受検(受験じゃないらしい・・・)できる入社採用テストです。 昨日、今日とたて続けに2社分受けました。 私が学生時代に新卒採用テストで受けたのは「SPI」というやつでしたが 時代の移り変わりは早いものです。 今の学生さん達は、企業に「資料請求ハガキ」なんて出さないそうですね。 履歴書とか志望動機みたいな必要事項をリクナビみたいなサイトを使って準備し、 ワンクリックポンで一気に数十社の企業に応募できるんです。 いやはや、まさに10年ひと昔です。 内容は、算数・国語・英語と性格検査みたいなものなんですが、 やっててふと思ったのは、 「これって替え玉受検できるじゃん!!」 ってことです。 あいにく我が家には替え玉する程有能な人材がいない(笑)ので自力で受けましたが、 例えば、英語部隊とか算数部隊(さらに電卓係とかも用意して)万全の体制で臨めば、 スゴイ優秀な人材ってことで判断されるんじゃないでしょうか? えっ?受けてみての手ごたえですか? 聞かないでおいてください(苦笑)。 まあ、「お勉強」だけできる人を求めている企業には行きたくありませんし、 企業側もそれがわかってのWEBテスト導入だと思いますけど。 そう自らを慰め、次の面接案内の通知を待つ次第です。
posted by mr23 |19:34 | プライベート | コメント(3) |
2008年02月02日
グアムでの思い出
いい感じで焦げてますね~(笑)。 今年のキャンプの模様は、元気選手とかヨンデ選手がほぼタイムリーに 情報提供してくれるので、こちらにもよく伝わってきますよね。 私自身、一度だけグアムに行ったことがあるのですが、ちょっとラッキーなハプニングが あったので今日はそのご紹介です。 大学4年の時、部活仲間で「グアムに卒業旅行に行こう!」と言う事になり、 私が幹事を引き受けました。 ゴルフがメインの旅行だったので、その他の費用はリーズナブルにという皆の希望で 関空経由の深夜便&格安ホテルというパッケージプランで旅行代理店に予約完了! ・・・と思ったのもつかの間のある日、 旅行代理店「申し訳ございませんが、手違いでホテルの予約が取れていませんでした・・・。 同料金プランのホテルはどこも予約で一杯なんです・・・。」 私 「今回のメンバーで旅行できる機会はしばらく来ないんで、何とかしてくださいよ~。 ゴルフ場も予約しちゃったのでグアムじゃないとマズイんですけど~。」 で、翌日、その代理店担当者の上司にあたる人からの電話が。 旅行代理店「この度はご迷惑をおかけ致しました。同日程でヒルトン・グアムをお取りしました。 差額料金は当社負担とさせていただきますがよろしいでしょうか?」 よろしいもなにも!(笑) 即、了解して手続きをお願いしました。 現地で、当初予定していた格安ホテルも見てきたのですが、それを見て・・・、「ボロい・・・」。 身分不相応なセレブ(当時そんな言葉はなかったな・・・)なホテル滞在! 友人から感謝されたのは言うまでもありません。 別に、それほどクレームっぽく文句言った訳じゃなかったんですよ~。 まあ、それが良かったのかもしれませんが。 以来、海外・国内含め何度も旅行をしていますが、期待していても こんなハプニングは後にも先にも一度も起こりません(笑)。
posted by mr23 |15:56 | プライベート | コメント(5) |
2008年02月01日
『サッカー監督はつらいよ』
サッカー関連本の紹介です。 『サッカー監督はつらいよ』 平野史 著 / 駒草出版 / 1,400円+税 (こちらも参考にしてみてください。) サッカー専門新聞『EL GOLAZO』(首都圏のみ販売)誌上で、 2005年4月から2006年10月にかけて掲載されていた人気コラム を元に編集されています。 前半の「J監督はつらいよ」、後半の「代表監督もつらいよ」の2部構成です。 前半の「J監督~」は、J1クラブに所属する架空の監督を追いかける形で、 オファーからシーズン終了までの1年間をドキュメンタリー風に仕上げています。 ・選手の顔ぶれがオファーに対する決断のポイント。 代表選手が沢山所属しているから指揮しやすいとは限らない。 ・元セレソンという肩書きのあるブラジル人も、W杯レギュラーから親善試合出場のみ の者まで雲泥の差があるから見極めに注意。 ・審判とチームに相性がある。 ・スポンサーとの食事も大事な仕事。 ・代表候補者が最終メンバーに選ばれなかった時の監督からのフォローはとても重要。 ・リーグ降格危機の場合は、カップ戦を捨てることも止む無し。 ・次にどのチームからお誘いが来るかわからないので、解説者時代には余り順位予想を したくない。 ・水面下で根回しできるか否かが選手補強のカギ。 などなど、「架空の監督」との断りはあるものの、これってあの監督のこと? といった風に、読んでいてもつい、いらぬ想像が掻き立てられます。 そして、我が三浦監督だったらこうしていたんだな・・・と 昨シーズンを思わず振り返ってしまう、そんな記述にあふれています。 後半の「代表監督も~」は、オフトからファルカン、加茂、岡田、トルシエ、ジーコ、 オシムまでの歴代監督を、こちらは実名で裏話中心で綴っています。 いつも急場しのぎの代役的に就任する岡田監督の苦労が良くわかります。 まあ、何だかんだ言われても「代表監督」には何ごとにも代えがたい魅力があるようですが・・・・ この本も札幌市中央図書館で借りました(返却済みです)。 ぜひ読んでみてください。 ※著作権法等を考慮し、一部当初の記述を変更させていただきました。