コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2008年12月25日

転勤の三度泣き

この話は、以前にもエントリーしたかも・・・

でも、今日、村野夫妻が札幌を旅立ったとのことで、

自分の体験談をエントリーさせていただきます。(少し長いかも・・・)


自分は過去に季節はずれの転勤を言い渡され、約3年間、単身赴任しました。

内示があったとき、友人にそのことを伝えると、

友人はおろか、知り合いの一人もいない土地へ、

突然の転勤話に悩んでいる自分を見て、

友人は励ましのつもりで、こんな話をしてくれました。



'「転勤というのは3回泣くの。1度目は、イヤだと言って泣く。

二度目は、転勤地の風土、風習が合わず泣く、

そして三度目は、転勤地を離れたくなくて、泣く。

これが転勤の三度泣きって言うんだって」'

当時の自分は、期待と不安感で一杯だったので、

その意味が良く理解できませんでした。


しかし、三年後、札幌へ帰ってきて、言葉の意味が、

本当に良くわかった。

特に帰る時、単身赴任だから、担当役員からは、

「帰れるんだから、嬉しいだろう」 と言われたけど、

複雑な気分だった。

妻には苦労かけたから、帰りたくないとは思わなかったけど、

とっても、複雑だった。

それくらい、その土地と人に、馴染んできていた時だった。


自分は、この経験が今に役立っていると思うし、

そうならなければいけないと、思っている。



村野さんご夫妻は自分よりももっと、長く、そして深く、この札幌の土地に

溶け込み、そして精一杯、生きていたと思う。


そう思うと、今日、札幌を離れたご夫婦はとっても、複雑な気持ちであることは察しがつく。

あらためて、村野さんご夫妻に感謝の気持ちを表したいと思います。



神戸でのさらなる、ご活躍をお祈りいたします!!

posted by マサ12 |19:50 | シーズンオフ | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:転勤の三度泣き

メリクリ♪

この言葉、心に染みました。
自分もそうだったから。

1.27歳にして初めて北海道を離れるのに泣いて。
2.山形の風土、風習に苦しみ(泣くまではいかなかってけど)。
3.4年間生活して山形の良さに気付き仲間と別れるのが辛くて泣いた。

札幌に帰れるのはモチロン嬉しかったし、周りも喜んでくれたけど
複雑な心境でした。

posted by さぶ| 2008-12-25 21:22

Re:転勤の三度泣き

>さぶさん、こんばんは!

言葉って、その時々で、多様にも感じるものです。
経験を次につなげるって、簡単なようで、難しいです。時がたつにつれ、忘れれてしまうことも多々です。

posted by マサ12| 2008-12-26 19:51

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