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2007年05月27日

なぜ札幌を愛してしまったのか――魂の故郷、という話

笹さんのところで始まったこの話。
理由を話そうとすればするほど、やっぱり自分語りになっちゃうなあ。
再びの自分語りになりますが、どうかご容赦を――。

なぜ札幌を愛するようになったのか、ということにもっとも深く関わっているのは「自分の生い立ち」じゃないだろうかと思う。
このブログのプロフィールにも書いているけど、僕は北海道の各地を転々と引っ越してきた。営業マンだった父は地方営業所のてこ入れを任されるようなポジションにいたため、最初は小さな街から僕と僕の家族の生活が始まった。2歳までは浜頓別、5歳の途中までは旭川、11歳の秋までは中標津、中学は室蘭、高校は札幌……というように、道南と十勝以外のところを時計回りに回ってきた。ちなみに今の実家(つまり帰省先)というのは旭川の隣にある東神楽町で、僕は高校の後に横浜、川崎、再び札幌と流浪している。この「流浪」が、むしろ僕が札幌を愛することになるきっかけになっている。

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posted by ishimori |23:36 | consadole | コメント(2) | トラックバック(1)

2007年05月24日

人生に必要なことはだいたいゴール裏の芝生で学んだ

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文化系トークラジオ「Life」


「おまえ、本当にいいのか?」
と担任教師がちょっと怖い目つきで確認してきたけど、僕は無言で頷いた。こんなことなんてめったにないことだろうけど、僕はそれで良かったのだ。

センター試験が終わって一息ついた頃だったと思う。その冬の日に僕が断ったのは、卒業間近のお約束こと卒業アルバムの購入申し込みだった。卒業アルバムを断るやつなんて滅多にいないだろう。現に僕の所属していたクラスでは僕以外いなかった。350人以上いたであろう3年生全体でも僕以外の誰かが買わなかったかも知れないが、それは正確にはわからない。



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posted by ishimori |05:01 | 文化系トークラジオ「Life」 | コメント(1) | トラックバック(1)