2006年08月26日

横浜戦総括 ~今季を象徴しているような試合~

ひさびさにこの言葉を。
『決めるときに決めなきゃ勝てるわけがない』
今日の試合はこれに尽きます。
まさに今季を象徴するような試合でした。 
 
試合内容は悪くなかったです。
出場停止や怪我人などを考慮すると十分な内容でしょう。
特に前半は。
全員が良く動いていましたし、アレモンも良く抑えていた。
加賀の素晴らしいドリブルからのゴールもありましたしね。
大塚のスーパーミドルもありました。
 
ところが後半開始に臨む姿勢に問題有り。
仙台戦の経験を活かすことが全く出来ません。
後半開始早々の3分、アレモンにあっさり決められてしまいます。
確かにアレモンはうまかった。
正確に言えばあの振りの速いシュートと利き足とは逆で蹴ったことが大きかった。
ただ寄せが甘い。
もっと詰めていればシュートを打たれることもなかった。
潰す意識が足りなかった。
あそこが今年のDF陣の不安定なところを物語っています。
 
で後半途中相川に代わり征也を投入。
その征也がチャンスを作り出します。
西谷からの早いリスタートからクロス。
ふわりとした軌道を描きながら謙伍へ。
ところがこれを外す・・・どうしたらあの距離のシュートを外せるのかと。
菅野が飛び込んできたので首を振りすぎた。
よくあるプレーなのですけどあの距離でやられると・・・
結局はあそこがこの試合の全てでした。
 
後半33分横浜FCが後方からぽーんと蹴ったボールがワンバウンドしアレモンへ。
千葉が振り切られ、詰めてきた林を嘲笑うかのようなループシュート。
加賀が林のカバーに向かっていましたが無情にもゴールに吸い込まれていきます。
この失点はマークしていたはずの千葉の完全なミス。
あそこでバウンドさせてはいけない。
それがDFの鉄則。
絶対にやってはいけないことをすると失点するのは当たり前。
その当たり前のことすら出来ないのなら必要ない。
また加賀も油断していたのは否めないでしょう。
カバーに入る意識が薄かった。
つまり集中していなかったということ。
本当に情けない失点。
 
この後は特筆するようなシーンもなく試合終了。
悲しいかな、これがこの選手達での限界だったと。
木の幹に相当する選手が3人抜けている状況ですからね。
自虐の意味も込めて『最高の試合』だったと言っておきましょう。
情けない話ですけど・・・
 
決めるべきチャンスを確実に決めるアレモン。
決めるべきチャンス決められないコンサ。
結局は個人の差が如実に現れてしまった試合。
謙伍のシーンはもちろん、合わなかったりした他のシーンも含め
最後の丁寧さをもっと求めていかなければ先はない。
練習から常に試合を意識していかなければ上にはいけない。
練習に臨む姿勢、試合に臨む姿勢、足下から見直してほしいですね。
 
 
 
 
 
でこの試合で勝ち点差が残り試合数を超えました。
常識的に考えて昇格は厳しい。
でもサポーターがいちいち常識を気にしてもしょうがないw
ここまで来たら諦めるor諦めないはどうでもいい。
1試合1試合を今まで以上の全力で駆け抜けてやりましょう。
目の前の敵を全てブッ倒してやりましょう。
何処が相手だろうが・・・ねw
 
それとずっと補強を訴えてきましたけど諦めました。
昨日の新聞に掲載された記事を見て。
HFCの予算の見通しが甘かったですねぇ。
分配金を見誤るなど以ての外。
無い袖は振れないので今季はこの面子で行くしかないでしょう。
覚悟はOKw
どんと来いや!
色んな意味でやったろうやないかw


posted by Pooh |19:52 | コンサドーレ札幌 | コメント(0) | トラックバック(1)

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