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2019年10月30日

新しい景色、YBCルヴァンカップ決勝。

本当にしばらくぶりなこのブログの更新がYBCルヴァンカップ決勝の遠征記録になるなんて思いもしませんでした。J2暮らしが長くていつも他人事として観ていた国内3大タイトルの決勝にコンサドーレが登場する日が来るなんて。まあ、遠征に出るよりも前のG大阪に勝って決勝進出が決まってから全てが今まで見たことのない新しい景色だし。そう思ってこの2泊3日の旅の遠征記録を残しておきたいと思って書きました。長いよー。

そして早く次の名古屋戦に気持ちを切り替えさせるためにも書いて踏ん切りをつけるのだ~。
 
今回の遠征のための飛行機・ホテルの手配が済んだのは、決勝進出が決まった試合の2日後だったのでとにかく飛行機がない!もしくはバカ高い!試合のチケットを確保しているにも関わらず早く動き出さなかった自分を責めながらw2泊3日往復JALさまで5万円ちょいのパックを何とか予約できました。5万円からはみ出した“ちょい”は〇〇スーパーポイント使って。5万円…うぐぐ…でも行かなかった事での後悔だけは絶対にイヤだったのでポチポチッと。
 
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そういう訳でもう朝早い9時発の便しか選ぶことができなかったのだけど、結果それが幸運だったわ…と後から知ったのでした。東京方面の悪天候の影響で多少の揺れはあったものの定刻通りに到着できました。帰りはまた朝早めの便しか選べなかったのでここでめぼしいお土産とかお菓子をいくつか買って羽田空港からシャトルバスでこの旅の“キャンプ地”へ。
ホテルに荷物を置いて、札幌では体験したことのない、ニュースでしか見たことのないような豪雨の中、買い物に歩き回っていました。あんな降り方するのね。
午後の便が軒並み遅延していることを知ったのは夜、ホテルに帰ってずぶ濡れのスニーカーに朝読んだスポーツ新聞をクシャクシャ丸めて詰め込んだりして乾かしている頃でした。でもいくら遅くなっても欠航することなく赤黒さんたちを乗せて目的の地まで運んでくださるJALさま「神様だわ…さすが俺たちの翼だわ…」とひそかに感動してました。 

明日は4時半起きだし、1年に2回も埼スタに来ることになるなんてなーとか思っているうちにすぐに記憶が
なくなり、そしてすぐに4時になり、ホテルの部屋って何でこんなに暑いのか一度目覚めるともう眠れなく
なってしまい、4時過ぎには歯を磨いてました。
そして我がキャンプ地『蒲田』を出発。

南北線王子駅のホームで電車を待っていると、Consadoleのデニムのトートバッグに石屋さまの旗を突き刺した分かりやすいカッコの私に、見ず知らずの方でも同じ目的の赤黒さんは必ず「おはようございます(ニッコリ)」と声をかけてくださいます。
ちょっと嬉しくて私も「おはようございます(ニッコリ)」って返します。
コンササポ大好き。

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待機列で当日朝一番の某LCCが突然欠航になったことを知ったのでした。これで泣きながら参戦を諦めた人も少なくなかったと思います。また手段を変えて埼スタへたどり着いた人も少なくはなかったでしょう。前日のフェリーも欠航があったらしいしどうにか皆さん試合に間に合って、無事に到着して欲しい…。こんな私でも心の底から心配したのです。だってもし自分がそんな目にあったら動揺するなんてもんじゃないわ。泣くよね。恨むよね。
やっぱり#遠征はJALで行こう ではないけど、青いほうの翼でもいいけどこういう時はやっぱり大手だわ…ついそう思ってしまう。

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待機列で朝ごはんのパンをかじりながら前日に買ったエルゴラを読んでいると、スタジアム内からリハーサルの音がガンガン聞こえてきます。
『選手入場!』のアナウンスとともにアンセムが流れた時にはジーンときました。リハーサルなのに。山崎育三郎さんの君が代も聞こえた。本番の国歌斉唱も本当によかった。とても素敵な君が代でしたね。痺れた。
グッチーさんの声も聞こえてくるよーこのホーム感は嬉しい♪

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スティングの一発目『ゆけ札幌っっっ!!!』とか北海道コレオとか、盛沢山でした。ここまで出来るんだもん。
どうよ北海道☆ナメんな。アウェイながら電車1本でスタジアムに来られちゃうチームに負けたくないよ。

試合に関しては…あまり口に出して語りたいとも思わないこの気持ちは何でしょう!?
試合が終わってからずーっとこんな感じで。まだ整理がつけられないからなのか自分でもよく分かりません。
応援は、テンションが上がりすぎていたのかちょっとおかしくなってたwww
終了間際にゴールを決めたのが深井くんだなんて、なにこれドラマ過ぎるでしょ!
延長戦に入るあたりからでした。緊張で声が出なくなるってこういうことなの?自分で声出してるつもりでも本当に出てるのか歌ってるのか分からなくて何度も「アレ!?」となっていた。

でもね、超絶楽しかった。夢の中にいるみたいだった。
  
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あそこに上がってキラキラを浴びるのはウチの選手だったのに…。
別に羨ましいとかそういう気持ちはなかったかな。
ただただボンヤリ眺めてた。(ちっくしょー!とは思ってた) 
埼玉を脱出してご飯食べに行った時も試合の話ってあまり出てこなかった。

ホテルに戻って一人になってからずーっと、シャワー浴びながらもずーっと試合のことが頭の中で回ってました。優勝をスルッと逃した悔しさと、ちょっとした割り切れなさに腹立たしさ、決勝という晴れやかでキラキラした舞台に立ちあの戦いを見せてくれた選手たちを誇らしく思う気持ちと、いろいろな気持ちが入り混じって翌日の朝になってもそれは同じだった。出発までベッドにひっくり返ってTLで皆さんのツイート読んでました。


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まあ、空港でも機内でも、都内のあらゆる所で必ずリュックから見覚えのある赤黒の旗がニョキっと飛び出てる人たちがいてそれを見た瞬間ププッて吹き出しそうになるのと同時に何かホッとするのです。もちろん帰りの同じ飛行機にも一杯。
新千歳空港に到着してすぐに1F到着ロビーのLAWSONと2F出発ロビーの紀伊國屋書店でスポーツ新聞買い揃えて空港からバスに乗って帰宅しました。バス降りてすぐにコンビニに立ち寄ったけどスポーツ新聞なんてもうなくて「空港で買っといてよかった」
同じマンションにもサポさんご夫婦いるのは知っているけど行ったのかしら!?


今まで行っていたアウェイ遠征とは全く違う感覚。
少しだけかもしれないけど私たちも経験値が積まさった(かもしれない)
特別な遠征になったとは思います。全てに全力で立ち向かった北海道コンサドーレ札幌と彼らを後押しするために全世界(←ここ大事)からありとあらゆる手段で埼スタに集まったコンササポ、参戦できなくても気持ちだけでも飛ばして一緒に戦ったコンササポ、本当に素晴らしい。カッコイイよ。

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いつまでも浸っていては前に進めないので、次節の名古屋戦に切り替えましょう。
アウェイではいいようにやられてしまっているのでリベンジですよ。


長々と失礼いたしました。
何だかまとまっているのかいないのか分からないけどw
でもまぁまぁこんな感じなのでした。

また上を目指して頑張りましょう。



なお、この文章を書いてから2日ほど経っているので気持ちはもうほぼ落ち着いています。




posted by acco |23:25 | 遠征・旅日記 | コメント(0) |