コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年12月17日

「理解に苦しむ都倉の移籍」という記事

サッカーコラムJ3Plus+に都倉関係の記事が載った。
サッカー関係者だが、コンサとは全く離れた位置にいる人にはどう今回の件は映るのか
が分かる記事だと思い、途中から抜粋した。


『ここまでストーブリーグも順調に来ていた札幌にとっては寝耳に水の話だった。大変な状況になったが幸いなのは「Jリーグのストーブリーグは始まったばかり」という点になる。FWオナイウ阿道(山口)やFW鈴木武蔵(長崎)やFW前田遼(FC東京)やFW小川航(磐田)あたりが代役候補になると思うが大半のJリーガーはまだ契約更新を済ませていない。「移籍が判明した時期が早かった。」のは不幸中の幸いである。

「FW都倉に対してC大阪は好条件を提示した。」と報じられているが、先の3人の流出が濃厚となったC大阪があのまま黙っているとは考えにくかった。神戸入りが確実視されるMF山口蛍については「移籍金が2億円」とも報じられているが、ブランド力があって、大都市で活動するC大阪のようなクラブが資金を手にしたら流出する選手の代役候補として結構なレベルの選手を獲得できるのはごく当たり前の話になる。

「FW都倉に対して相当にいい条件を提示した。」と思われるが、今の札幌と今のC大阪を比較すると札幌の方がいろいろな面でベターである。C大阪はロティーナ監督の就任が確定したが、この先、どんなチームになっていくのか?は不透明である。さらなる主力の流出もあり得ない話ではないので札幌と比べると茨の道が待っている可能性は高いが、それでも、今回、FW都倉はC大阪を選んだことになる。

■ アスリートの考えを一般人が理解するのは難しい。

最初にこの移籍話がスポーツ新聞で報じられたのは12月14日(金)だった。「C大阪、札幌・都倉に熱視線 長身ストライカーを獲得リストの最上位に」とスポニチが報じているが、多くの人は「移籍するわけない。」と感じただろう。「無謀なオファーだ。」と考えた人も少なくないと思うが、このまま札幌に残った方がいろいろな意味でFW都倉にとっては安全である。C大阪への移籍はリスクの高い選択になる。

札幌のサポーターも当初は楽観的な見方をしていたと思うが、FW都倉の性格や考え方などを加味すると「C大阪行きに気持ちが傾くこともありそうだ。」と個人的には考えていた。過去を振り返ってみてもアスリート、特に、FW都倉のように大きな成功をおさめているアスリートは一般人とは思考回路が大きく異なるケースが多い。自身の成長のためにあえて難しい道を選択するケースも決して少なくない。

チーム内での地位が確立されており、かつ、ある程度以上の出場機会が約束されている札幌に対して、C大阪に移籍したらゼロからのスタートになる。ロティーナ監督のC大阪行きはかなり前の段階からメディアで報道されているのでFW都倉もロティーナ監督の意向に沿った補強だと思うがどんなサッカーになるのかまだはっきりしない。そんな中、新しい監督の元でチャレンジするのはなかなか大変なことである。

大多数の凡人であれば金銭的な条件はC大阪よりも少し劣ることは承知した上で「札幌に留まる道」を選択すると思うがFW都倉のようなトップアスリートの考え方は大多数の凡人とは異なる。Jリーグでも毎年のように「意識が高いなあ。」と思う移籍が何件か出てくるが、このあたりの考え方を大多数の凡人が理解するのは無理な話になる。「わざわざ難しい道を選択しなくてもいいのでは?」と思うことは少なくない。』

posted by sapporo789 |09:53 | コメント(0) | トラックバック(0)

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