2011年04月29日

2列目の役割

セレッソ大阪のクルピ監督。今日の新潟戦を前にして27日の練習後、2列目の
役割を担う選手たちに〝ハッパ〝をかけたそうな。


「(2列目の選手に)求めるものは結果を出すこと。数字(得点)を残さないよう
なら、外れてもらう」


そうなんですよ…… どうも、日本では得点するのはFWの仕事、という意識が
強過ぎます。で、2列目の選手はお膳立てするという認識。最後に決めるのは
FWさんの役目。これでは、相手を撹乱することも出来ません。


最近はワントップのシステムを採用するチームが多いですが、この意識が強過
ぎると最終的にボールはどんどんワントップに集まります。これでは相手DFが
楽なだけです。本来なら、ここでFWがボールをキープして時間を稼ぎ、その間
にドンドン2列目が前に顔を出してボールに絡む。出来ればフィニッシュまで
いく。それが役目のはずです。


どうやらこのクルピ監督の〝ハッパ〝は今日のところ答えは出なかったようで
すが、同じことは札幌にも言えますね。2列目の選手にあまりシュートの意識
がなかった。近藤は、先日の試合を見る限り、サイドにいても前への圧力は強
いようですが、周囲との連携といった面ではまだまだのようです。


明日の試合では2列目の選手たちがどれだけ「得点」に対する意欲を見せてく
れるか、その点に注目したいと思います。

posted by ボーナス |18:27 | コンサ | コメント(0) | トラックバック(0)

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