2013年03月27日

「昨日の敗戦」を考える

昨晩のワールドカップ最終予選、残念な結果でしたね。確かに、本田はいないし長友もい
ない。メンバーを固定しがちなザッケローニ監督にとっては難しい試合ではあったと思い
ますが。


日本がワールドカップに出られないのは次の4条件が揃った時のみだそうです。
・日本が豪州、イラクに2連敗 
・イラクがオマーン、日本、豪州に3連勝 
・ヨルダンが豪州、オマーンに2連勝 
・さらにヨルダンが日本との得失点差「16」を埋めた時


勿論、サッカーでは何が起きるか分かりませんけど、この4つの条件が全て揃うのは相当
低い確率でしょう。つまり、これまでの貯金で出場することには大きな問題はなさそうで
す。


で、いつも思うんですけど、いつの間にか「日本は毎回ワールドカップに出場して当然」
という国になっていることです。


以前と大きく変わったのは国内リーグの充実や海外リーグでプレーする選手たちの増加で
しょうけど、本当にそうなんでしょうか? Jリーグが始ったのは本当に大きく貢献して
いると思いますけど、一方で日々経営に苦しんでいるクラブは多いですよね。


南ア大会以降はいろいろな国で活躍する選手は増えましたが、それでも控えにすら入れず
に帰国する選手たちも多くいます。


順調に来ているからこそ、足元の問題に気づかずに「日本のサッカーはアジアで一番」な
どという報道がまかり通っています。本当にそうであるなら各クラブの多くがその経営に
頭を悩ませずに済むことでしょう。


いま一度、日本は本当にサッカー大国になったのか、札幌は本当にサッカーが根付いたの
かを考えてみるのも興味深いことでしょう。

posted by ボーナス |18:15 | サッカー全般 | コメント(0) | トラックバック(1)

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