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2007年11月28日

はるまついぶき

♪ 降り積もる雪に覆われた
  春待つ息吹のように


映画「ミッドナイトイーグル」の最後に流れた歌。

結末は原作を読んで知っていたものの、
櫻井さんの歌声に、胸がつぶれそうに・・・

帰宅して、歌詞を検索して読んでいるうちに、
赤黒チームの今がオーバーラップしちゃいましたが、
この詞には、深い思いがこめられていたのですね。
それは、被災地・柏崎への祈り。
映画の核への脅威というテーマともつながっているそうです。

櫻井さんも、春を待つ息吹のように、再生を待っている
人たちに、また、その人たちを遠くから想っている人たちに
この歌が届いてゆくことを願っているとコメント寄せています。


さて、この映画、日本沈没の現代バージョン風な
ストーリー展開でした。

わたし的に注目していたのは、
戦場カメラマン役 大沢たかお の役作り。
いい味醸し出していました。
眉山の医師役もよかったけど、今回もなかなか。
Lifeは残念ながら見逃しちゃいましたが。

極限状態での、吉田栄作扮する自衛官との立場を越えた
心のやりとりに、ほろっと・・・。

竹内結子は、原作でのカメラマンの妻から映画では義妹へと
設定変更。
終盤の「許さないから・・・」は、切なさが滲み出て、
ジーンと心に迫ってきつつ、あぁ、そうかぁ、妻より義妹の
方が説得力あるのかなーと勝手な妄想。


重いストーリーの中、唯一、笑える?役どころは、
石黒 賢扮する、ヒロインの上司・編集長。

こないだ見た ~未来予想図~ もヒロインの
仕事場の編集長だったなぁー、でも今回の演技の方が
光って見えました。

「はるまついぶき」

平仮名の表記が、柔らかなたたずまいでイイナ~と。
真っ白な北アルプスも美しくて、心に響く作品でした。

土曜日の札幌にも「春」が訪れますように☆


          

posted by みち |00:10 | シネマ | コメント(0) |

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