2017年08月20日
5年前とは違ってただろ?
ずーっと好天だった旅路を経てシャトルバスがスタジアムに近づいた頃、空は一転にわかに掻き曇り、雷鳴が等々力に轟き始めたのでした。 でもそこには赤黒の長い列。 今回も多くのコンサドーレサポーターが集まりました。 ただ、入場した際は豪雨でして。 さすがにこれは…と思う程。 でもここまで来て延期にされても困っちゃうんですけどね。我儘ですが。 でも待ちきれないのは皆さんも同じだった様で。 雨宿りのコンコースにチャントが響き始めました! やはりこういうのって大事だと思うんですよね。 「アガる!」ってやつです。 「うるさいよ」という意見もあるとは思うのですが、そこはゴール裏のチケットを買ったのですからご理解下さい。 アウェイだと他に行き場が無くてゴール裏に来た、なんてケースもあるかとは思いますが、そこは日常では出せない大声出しちゃいましょうよ!ね! 18時頃には雷は止み、雨も弱くなりました。 そうなればいつも通りにやるだけですね! 5年前の試合を知る選手、知らない選手、相手だった選手がいます。 それでもこの日は北海道コンサドーレ札幌の一員として試合に臨みます。 ただ、力の差は感じましたね。 個々の力量の差というよりはチームとしての完成度の差というか。 「こうパスが出るだろうからこう動こう」 「こう動いてくるだろうからこうパスを出そう」 この意識の差を感じてしまいました。 特に2失点目。 1失点目も「ちゃんと詰めている」というところでしたけど。 あまり「感じてない」プレーは見られなかったな、川崎に。 ただ、攻め手の見えなかった前半を終え、後半は動きが出て来ました。 チャナティップの動きには皆さんも驚いたと思います。 やはり彼が持つとスピード感が出ますね。 「まずは前を向く」ってだけでも良さを感じます。 彼がボールを運ぶその先にはジェイやヘイスが待っている。 この形も効果的なのかも知れません。 ゴールシーンのヘイスも冷静でしたね。 あそこでGKに突っ込まずに良く見て、ボールを取ってからも冷静に流し込んで。 力んで浮かしてしまうとか狙いすぎて横に外してしまうなんてシーンが頭よぎりましたけどw でもその良い動きを90分出せなかった事。これが勝てなかった要因かと。 「前半は良かったのに」「後半は良かったのに」っての多いでしょ、ウチって。 かといって悲観的では無かったのですよ、ゴール裏は。 皆さんもご存知かと思いますが、試合後に選手に罵声を浴びせる事ってホントに見なくなりました。 今年は1試合で一喜一憂では無いんです。 「一喜」は幾らでも大歓迎ですが、「一憂」なんてしていられないんですよ。 45分ハーフを重ね、1試合90分を重ね、2017年シーズンを終えるまではまだまだ終わらないのです。 2012年はこの等々力でシーズンが終わったとも言えるのですが、 2017年はまだまだ終わらない。 2012年はこの等々力でゴールを決められなかったが、 2017年は決めた。 5年前とは違うんです。 皆さんもそう思うでしょ? チームの取り組みもサポーターの姿勢も。 まだまだ諦めてなんかいられません! 次節は聖地厚別での試合。 期待を持って待ちたいと思います!