カレンダー

プロフィール

最新のエントリー

月別アーカイブ

リンク集

カテゴリー

コメント

検索

国旗の意味

2006年12月25日

もうネタの新鮮味ではかなり旬を過ぎてしまったかもしれないが、いまだに仙台のことを振り返ってみたい。

試合当日の朝、それも9時頃だが、仙台駅前を歩いていると、首に赤黒のマフラーを巻いている一人の青年を見た。このたかだか数十センチ幅の織物にもう表現しようのない熱いものを感じてしまった。別にその相手に声をかけるでもなく、ただ怪しげに数十メートル後からそれをちらちらと目で追うばかりだったので、見つめられている本人にとっては全く見られている自覚はなかったはずで、仮に私に気がついていればさぞかし気味が悪かっただろう。
ここは仙台、ここにいる不特定多数の多くの人と同じアイデンティティを共有できるのは「日本人」であるということくらいで、それは大阪に行っても東京に行っても同じようなものだ。
いわば、仙台にとって自分はよそ者だ。そういった圧倒的にアウェイの状況でその赤黒のアイデンティティは大きな勇気と感動を与えてくれた。あのマフラーは「自分は札幌サポーターで、札幌の試合をはるばる仙台に見に来たぜ!」というメッセージを不特定多数に振りまいていることになる。ただし、その意味を知っているモノに対してのみだが。
私はまだその段階ではそういったグッズを身につけていなかったので、一方的にそのメッセージを受け止めたわけだが、これは異国の地で一人不安な状況にあって、不意に日の丸を見つけて何とも言えない安心感を抱いたときと同じような感動に似ているのだと思う。
まさに赤黒はそれ自体が強烈なメッセージである、ということをそういった状況で図らずも思い知らされたひとときだった。
是非、元旦、東京の雑踏に赤黒のマフラーを不意に見つけてみたいものだ。




post by ダソヌマソ

22:21

コメント(0)

この記事に対するコメント一覧

コメントする