コンサだSONO！！

2007年03月27日

4.11事件

物騒なタイトルですが、過去に室蘭行った時の話です。

それは99年の4月11日、対アルビレックス新潟戦でした。

友人のＯ原君とＺ坂君の3人で車でＯ原君の車で行きました。
貧乏学生だったので、当初は36号線をひたすら走って行く予定だったのですが、
Ｚ坂君が見事に寝坊したため時間が押してしまい、急きょ高速道路に変更しました。

そして高速道路を走っていると、何やら車の前方からカタカタと
変な音が出始め、千歳インターを過ぎたあたりでその音が最高潮に達し
その瞬間　ボーンという音と共にボンネットから黒煙が噴出し、
運転席には普段お目にかからないランプが次々と点灯し走行不能となってしまいました。

それでも最後の力を振り絞って車を道路の端に止め。

生まれて初めて高速道路に設置してある非常電話を使って助けを呼びました。

一時間近く経ったのちJAFのレッカー車が到着したのですが
3人もレッカー車に乗れないので、バーストした車に乗ったまま
前輪を吊り上げられ、飛行機の離陸状態の角度のまま苫小牧まで
引っ張っていかれました。

そして苫小牧のホンダの修理工場でボンネットを開けた瞬間、その道20年くらいの
作業員のおじさんから出た言葉 「いやー！久々にこんなの見たね」
エンジンオイルのタンクに小さな穴が開いており、オイルが抜け切って
エンジンが焼きつくという壮絶な最期でした･･･

普通ならそこで諦めるのですが、それでも室蘭に行ったんですね！
後半には間に合いそうだったので工場のおじさんに頼み込んで代車借りて（汗）

しかし、結果は室蘭に到着する前に入れられた1点を新潟に守り倒されそのまま試合終了。

最高級にへこんで帰ってきました（苫小牧からはバスに乗り換えて）

それ以来「4.11事件」として事あるごとにひやかされ語り継がれ、室蘭に行くときには
事故現場を通るたびにお釈迦になったＯ原君の車への供養を込めて手を合わせています。
緩やかなカーブなんでちょっとだけ手を離して（笑）

そんな教訓があるんで先日エンジンオイルを交換しました。

運転する前は事前にしっかりチェックですね（笑）

posted by その ｜11:26 | コメント(2) | トラックバック(1)

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