2006年05月08日
成長痛
土曜日の試合、ずっとスカパーで見てました。 練習が足りないんじゃないかとか、 一生懸命やってないんじゃないかとか、 色々耳に目に飛び込んできますけど、 今のこのチーム一生懸命でない選手はいないと、私は思っています。 頻繁には行けませんけど、練習を見に行くと、 課題を克服しようとそれぞれ努力しようとしてる選手の姿が見えます。 試合で頑張ってない選手なんていない、とも思います。 戦ってるものにとって、勝負に負けることが悔しくないはずがない。 ただ何となく今感じてるのは、それぞれの頑張りのベクトル。 これが微妙に、あっちこっちに行っちゃってるんじゃないかなってこと。 チームとして、同じ方向をちゃんと向いてるつもりが、 実はそれぞれがちょっとずつ、視線がずれてるんじゃないかいとう印象。 その修正は、できるだけ早くやったほうが、苦しみは少なくてすむかな? でも、このチームは2年間という時間をかけて築き上げてきた土台がある。 私はこの土台=基礎が簡単に崩れるはずがないと思ってます。 多分、壁に突き当たってるこの時、どうやってそれを乗り越えていくのか、 私なりの視点でしっかり見定めさせてもらおうと思っています。 ものが育っていく過程では色々な事があります。 自分の周囲の事を思い返してみても、最初から最後まで順調いったことは「稀」です。 転んだり、躓いたりしながら、全部の経験・体験を自らの糧として大きくなっていく。 失敗した事・辛かった事すら、その後の大きな喜びの前には笑い話になったりもする。 上手く行かないときは、精一杯自分の力を蓄えるチャンスかもしれない。 そして、蓄えたその全ての力を放出できる日が必ず来る。 「私」は、監督とチームを信じています。 この気持ちは何があろうと変わりません。 私にとって信じるに足るものを、この2年間ずっと見せ続けてくれましたから。 今、目の前で起きていることにも意味がある。全て偶然ではなく必然の。 放棄することは、いとも簡単に出来る。 でも、やり続けること、やり通すことは本当に難しい。 あえてその命題に取り組んでいる人たちへのリスペクトは常に持ちたいものだ、 と思っています。
posted by ERI |19:37 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(0)
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