スポンサーリンク

2006年06月27日

加賀選手のコメントから感じたこと

目まぐるしくポジションチェンジを繰り返し、
自ら動き出し試合の主導権を握るアクションサッカー。

体も使うけど、頭も相当使わないとやっていけない。
これが熟成するには、かなりの時間を要するよなと思ってました。


今季、第2クールの休みの頃から
チームが変化してきてることを感じていましたが、
それがすぐ形になることはありませんでした。

そして、ほんの少しタイムラグがあって出始めた結果。

ここにきての4連勝は、フロックではないと思っています。
最近の試合では監督のコメントにしても、選手のコメントにしても
心に残るものが多々あるのですが、
東京V戦翌日の日刊の加賀選手のコメント、
「体もそうだけど、みんな頭が先に動いているのじゃないのかな」
を読んで、ようやくここまでたどり着いたという思いがありました。

監督は「ピッチ上で自ら考え、判断し、動く」
この訓練を就任時より、終始変わらず一貫してやってきたのだと思います。
フィジカル面のスキルアップと共に。
それが、今ようやく実を結び始めてるのかなと感じています。
まだまだ気を抜くことは出来ないし、立ち止まることも出来ませんけど。


根付きがまだ弱いから、引っこ抜くことは簡単ですが、
日々変わりゆく季節の中、それを育て上げ大きな花を咲かせることは、
実はこの上ない幸せなんじゃないかなと思っています。
社長も言われてるように、「じれったい時間」をかけて完成させる喜びは、
きっと計り知れないものがあるはずですから。

posted by ERI |15:29 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(1)