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2006年03月13日

使ってなんぼ、使われてなんぼ

2006年シーズンが始まって、ここには初めての書き込みです。

さて、土曜日の水戸戦。

その前の鳥栖戦はスピカでの観戦で、
やっぱり我が目で見てから感想書きたいなと思っていて。

結果、鳥栖戦の延長線上に水戸戦はあった。
その鳥栖戦は去年の最終戦の延長線上にあったということでした。

年始からの報道を見てると、
なんだかチームはドラスティックに変革を遂げた!みたいに
勘違いしてしまいそうだったのですが、
蓋を開けてみると、やはり物事は一足飛びにはいかないってことで。

個人的な感覚の問題であり、
今年のチームはまだたった2戦しか見ていない上での、あえての感想。
試合を見ていて、物凄い閉塞感を感じてます。息苦しい。
何かこう突き抜けてくるものがない。
やっぱりまだまだ、それぞれが立ち位置を確立できてないんだろうなと。

例えばフッキの件にしても、
彼が一方的に悪いみたいに見られてしまいますが、
これはやっぱりチーム全体の責任だろうと思うのです。

プレーは秀でていてもまだ19歳。
精神的に大人であるとは言い難いフッキ。
ピッチ上で戒めたり、なだめたり、彼より大人の選手がやる役割の仕事。
まだまだ信頼関係が確立できてないように感じました。

フッキが望むことを知り、自分たちが望むこともしっかり理解しあう。
(フッキと他の選手たちというくくりだけではなく、全ての関係において
必要なことだと思ってますが)
その過程においては、言い合いになったって、喧嘩してもかまわない。
最終的に信頼関係が確立されていれば。
お互い上手に、使い使われみたいにならないと、成熟していかない。
多分そういう意味においては、
意思疎通の希薄さが、あの退場劇を生んだのではないかと思うのです。

ただ、まだ始まったばかりで、先は長い。
変な言い方ですが、むしろこの早い時期に問題点が噴出したのは、
先々を考えると良かったのかもしれないかなぁとも思っています。
こういう壁も、成長痛みたいなもので、避けては通れないものなんだと。

そして、和波キャプテンのコメントなどを見ると、
問題点にはきちんと気付いているように思われますので、
そこいらへんはもうちょっと時間がかかるかもしれませんが、
改善されていくだろうと期待しています。

ここで今いる選手たちでチームを見つめなおすには、
良い機会だったんじゃないでしょうか。
課題をきちんと整理しなおして、リスタート。
山形戦は変な言い方になりますが、ある意味楽しみな試合になりそうです。


posted by ERI |12:58 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(1)