2006年04月07日
鳥居塚伸人
児玉社長のブログを読んでいて、思い出した。 前節のザスパ草津戦には、懐かしい顔があったことを。 背番号6、鳥居塚伸人。 彼は、97~98年にコンサに在籍していた。 愛称は「トリ」。 途中交代出場で流れを変える選手だったが、98年の半ばから出場機会がなくなり、 J2への降格が決まった後、コンサを解雇された。 その後、地元の図南クラブでコーチ兼選手として02年まで在籍、 翌年、ザスパ草津へ。 当時、Jリーグ参加を目指していた草津では、GK小島と共に精神的支柱として活躍していた。 J2に昇格した昨年、札幌と対戦したときは、ボランチとしてコンサの攻撃の芽を摘むばかりか、 積極的な上がりから果敢にシュートを放つなど、かなり厄介な存在だった。 小島が引退した今年、チーム最年長。 前節は、DFとして出場した。 鳥居塚の首には、後から見ると大きな手術跡がある。 選手生命に関わる困難を乗り越えて、彼はサッカーを続けている。 また、コンサを解雇されたときは、一時は現役生活もあきらめたそうだ。 そんな彼が、30歳を越えてもプレーを続けている。 コンサでは監督から冷遇されたこともあったが、 札幌に関わりのあった選手がサッカーで活躍を続けているのは、例え対戦相手であっても嬉しいことだ。 …でも、次回もコンサが勝たせてもらいますよ。
posted by イリス |21:47 | サッカー |
2006年03月08日
こちらも開幕!Albirex Niigata・S
先週末、シンガポールリーグも開幕した。 アルビレックス新潟・シンガポールは、 昨年まで野本が所属し、 今年は、吉瀬と上田が期限付移籍しているチームだ。 開幕戦は、アウェイでヤングライオンズと闘い、 後半に先制するも、ロスタイムに追いつかれて1-1の引分けだった。 上田はCBでフル出場、 吉瀬はスタメンだったものの、前半で交代させられたらしい。 二人共、頑張って欲しい。 サポーターズクラブの2006年会員募集がようやく始まっていたが、 ホームゲーム全試合+アウェイ3試合が観られて、 35シンガポール・ドル(3千円弱)ってのは、かなり安くない!? (はるばるシンガポールまで、観に行けるとは思えないが) ユニフォームは、本家アルビレックス新潟とは異なるデザイン。 100枚限定販売のレプリカは、130シンガポール・ドル(約一万円)と決してお安くないが、 希望者には、選手全員のサインが入るそうだ(先着50名)。 …なんか、スゴイね。定期的にヲチしていくかもしれない。
posted by イリス |21:02 | サッカー |
2006年02月15日
アルビレックス新潟S(シンガポール)からのMail
先日、アルビレックス新潟S訪問記をエントリしたが、今回はその続編。 今季、アルビSへ期限付移籍した吉瀬・上田両選手に会うために、シンガポール旅行の途中、観光の合間を縫って、練習見学をしてきた。 その時お世話になったアルビSのスタッフの方に、帰国後、お礼のメールを出したところ、丁寧な返信をいただいた。 今月からプレシーズンマッチが始まっており、上田選手はフル出場しているそうだ。 人手不足で忙しいが、日本で応援しているサポのためにも、HPで情報発信していきたいとのこと。 近日中に、サポーターズクラブの募集やレプリカ販売も開始する。 興味のある方は、アルビレックス新潟SのHPをチェックしてみると良いかもしれない。 …実は、自分は必ずしも吉瀬・上田選手に、コンサに帰って来て欲しいとは思っていない。 彼らが本当に活躍でき、輝ける場があるのであれば、それは必ずしもコンサでなくて良い。 彼らがサッカー選手として幸せならば、それでいい。 しかし、今シーズンが終わった時点で、 アルビSからは、「是非、残ってくれ」 コンサからは、「是非、戻ってくれ」 他チームからは、「是非、来てくれ」 と望まれるような選手に成長して欲しいと願っている。…頑張れ。 アルビSは、現地の日本人会が熱心に応援していると聞いているが、 日本からも応援の声が届けば、きっと彼らの力になるだろう。 シーズン中に、観光を兼ねて、アルビS応援ツアーに行くのも悪くないかもしれない。でも、J2は日程に余裕がないから、難しいかも…orz
posted by イリス |00:54 | サッカー |
2006年02月13日
アルビレックス新潟S(シンガポール)訪問記
私事で恐縮だが、先週、シンガポールを旅行してきた。 たまたま、行先がそこになっただけなのだが、 たまたま、アルビレックス新潟・Sがある国だし、 たまたま、時間に余裕があったので、練習見学して来た。 シンガポールは、北緯1度…殆ど赤道直下に位置する。 今は比較的涼しい時期とは言え、日中は30℃を優に越え、湿度も高く、蒸し暑い。 面積は淡路島とほぼ同じであるが、人口は淡路島16万人に対して300万人、 しかも、中国系・マレー系・インド系等の民族が入り混じる多民族国家。 東洋と西洋、熱帯と近代が入り混じった、とても暑くて若い国である。 まずは、アルビレックス新潟Sの事務所を訪れたが、 突然の訪問だったにも関わらず、とても親切に対応していただいた。 「新潟から来たのですか?」との問いに、 「札幌から来ました。今年から吉瀬と上田がお世話になります」 と言うと、とても感激して下さった。 練習時間を教えて下さったばかりでなく、練習場所近郊の地図までコピーしていただいた。 本当にありがとうございました。 事務所内には、今季のユニフォームが飾られていたが、まだ発売前とのことで撮影は断られてしまった。残念。 本場新潟のアルビレックスとも違うデザインとのことで、とてもカッコ良かった。 練習場は、MRT(地下鉄)のChinese Gardenから徒歩10分のJurong East Studium。 アルビレックスカラーに彩られた3千人規模のスタジアムだ。 サッカーシーズンは、日本とほぼ同じで、今はチーム作りの重要な時期。 朝夕の涼しい時間帯(とは言え、充分暑い)に2部練習をしていた。 自分は、夕方の練習を見学した。 4対6で守備・攻撃の確認、GKを入れて8対8、+フリーマン2人等、人数が揃わないせいか変則的ながら、ミニゲーム中心の内容。 途中で給水を何度も何度も採りながら、2時間みっちり練習をしていた。
練習終了後、吉瀬・上田に声を掛け、サインを貰った。 当初、アルビレックス新潟Sのグッズを購入し、それにサインを貰う予定だったが、シーズンオフで販売していなかった。 仕方なく、コンサドーレのバンダナに書いて貰ったが、大変、失礼なことをしたと反省している。 彼らを含め5人の選手は広報に呼ばれていたようで、練習後慌しく練習場を後にした。 そのあおりで、彼らと話をする時間が殆どなかったのは残念だった。 しかし、今季の彼等の背番号は、吉瀬が4番、上田が2番。 チームの中心選手として期待されてる証である。 とても喜ばしいことだ。 シンガポールは、とても若くて活気あふれる国である。 若い彼らがシンガポールの地で、活躍することを願っている。
posted by イリス |19:33 | サッカー |
2006年01月09日
高校サッカー選手権・決勝
全国高校サッカー選手権大会・決勝 鹿児島実業vs野洲をTV観戦した。 一言、面白かった。 連続優勝を狙う鹿実は、高校サッカーの王道とも言える存在。 エース栫(かこい)を出場停止で欠くものの、各ポジションに昨年の優勝メンバーを揃えている。 一方、野洲(やす)高校は、若い山本監督の元、クリエイティブな攻撃サッカーを目指す。 パス回しやドリブルが小気味良くつながり、観ていて非常に面白い。 最近の高校サッカーでは、なかなか見られないものだ。 特に、決勝点となった延長後半のゴールは圧巻だった。 大きなサイドチェンジ→ドリブル→ヒールキック→サイドから折返し→確実にゴール! あの時間帯にあんなプレーができるとは…。 野洲のような存在が出てきたことによって、高校サッカー全体が更に面白くなるのではないか。 正月から面白いサッカーが見られた。
posted by イリス |17:16 | サッカー |
2006年01月02日
高校選手権
今日はTVで高校サッカー選手権大会を観た。 北海vs大津は、残念ながら0-4で北海が敗退してしまった。 前評判では、大津高校の圧倒的優勢だったが(Jリーグ内定者が4人もいるし…)、フタを開けてみると序盤こそ押し込まれたものの、堅い守備からペースを握りあわやという場面を創出していた。 前半終了時には、このまま行けばもしや・・・とさえ思った。 しかし、FKから失点を喫してしまい、その後もCKからこぼれ玉を押し込まれて2点目を献上。3点目は相手のシュートが見事と言うしかなかったし、ダメ押しの4点目は攻めに行ったところだったし、不運な失点の仕方だったと思う。 しかし、彼らは良く頑張った。 北海高校サッカー部の健闘を讃えたい。
高校選手権の思い出 Jリーグが創設されてから、サッカーはTVでも良く放映されるようになったが、自分が学生の頃には元日の天皇杯と高校選手権くらいしかなかった。 かつては、北海道で高校選手権といえば室蘭大谷だった。 財前(現札幌アシスタントコーチ)が活躍していた時代、昭和61年の準々決勝で宇都宮高校と対戦した試合が忘れられない。 試合は両チーム共に得点ならず、0-0でPK戦に突入。 キッカーが次々とゴールを決め、何と15人連続PKという死闘を演じた。 しかもこの試合、中継がPK戦の途中で切れてしまい、STVに苦情の電話が300件も行ったと記憶している(今ならネットで情報を入手できるのだろうが…)。 その試合は室蘭大谷が勝利し、結果、ベスト4に輝いた。 今でもあの試合は、自分の中でベストゲームのひとつである。
posted by イリス |23:59 | サッカー |