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2006年10月08日

ひやひや札幌 惜敗岐阜



まずは札幌。
最近の好調振りからして、今日はそれほど苦労せず勝ちあがるでしょう!
と言う甘い思いを抱いて敷島公園に出かけたのだけど、いやー甘かったw
やっぱ天皇杯は楽に勝てないですな。

FC岐阜対草津の試合が終わった後、札幌の結果チェックしてみたら延長突入。。。
マジ?試合開始直後に先制して余裕の展開だったんじゃないの?
前橋駅への路線バスの中、草津サポと岐阜サポに囲まれギュウギュウになりながら、
携帯から速報掲示板をひたすら更新して一喜一憂。
フッキゴールの一報を見てうぉっしゃ!!とバスの中で叫びました。
周りに変な目で見られました。不振人物でスミマセン _(_^_)_

とにもかくにも次に繋がった。
2年前(ベスト8)の再現!いやそれ以上の成績を目指して頑張れ。
2年前だって3回戦は苦しんだ(気がする)。
なのにJ1勢2チーム撃破。今年のチームならあと4つ勝てる。
財政が苦しいうちは優勝賞金一億円、喉から手が出るほど欲しいんだ。
会場がどこになろうと日本全国これからの試合全部行きます。
2年前の感動を俺たちにクレ。お前らなら出来るぞ!
いや、でも今日は正直ホッとした。


FC岐阜。
何て言うんだろ。上手くやられたなって感じ。
試合開始と共にリスクを犯して一気に攻勢に出る草津。
ある意味、実力的に差がある(と自分たちは思ってる)相手に対する常套手段。
岐阜は地に足が着かないうちにあっという間の2失点。前半1分と6分。
草津にしてみればしてやったり。高田ヤスは良くつめてた。
まずは序盤凌いで徐々に機を伺おうとしてた岐阜にはいきなりの致命傷。
前半は草津ペースで進んでいく。
でもこのまま押し切れないのが草津の情けないところ。
前半半ばを過ぎたあたりでもう守ればいいや的雰囲気が出始める。
徐々に五分の戦いになっていく。
でも5分にはなったけど、岐阜がいつもどおりの戦いが出来始めたのかっていうと
きっとそうじゃないと思う。
明らかに攻撃陣に気負いがありすぎて、攻撃が単発。連携が少ない。
それでも決定的チャンスを幾つかは作れてたのはさすが。

で、注目の中尾。
前半はダメダメ。ダメっ!
全然前へボールを運べない。弱気なバックパスばかり。
スペースへのダッシュも的外れ。あんなとこ走ってもボールは貰えない。
守備も効果的に出来てたとは言えない。04年の中尾を見ているようでした。
30点。

後半。
風上に立ったFC岐阜の一方的な展開。
全然やれるよ。こりゃ1点入れば分かんないぞ!
盛り上がるゴール裏。点入るのは時間の問題だと思った。
でも、入らない。。。決定的チャンスはあるのに入らない。
徐々に焦り始める。
勝負をかける岐阜。FW3人にして総攻撃だ!
っと思った後半30分過ぎ。失点。。。
やっぱりプロ、一枚上手のゲームコントロールでした。

そして、俺的に悪夢。
後半42分中尾2枚目のイエローカードで退場 。゜゜(´□`。)°゜。
退場がなければ60点あげてもいいくらい、後半は攻撃に絡んでたんだけどな。
ただこの退場、多少弁護の余地はあるかなとも思う。
一枚目のイエローは、後半始まってすぐだったかに猛ダッシュでボールを
奪いに追いかけていったら勢いあまって倒してしまったもの。
2枚目のイエローは、審判のスローインの指示が遅くて横を通り過ぎた審判に
ボソッと一言文句言ったら即掲げられた。
それぞれを見ると出されても仕方ないかなって思うけど、問題は2枚目出した後。
審判は2枚目だって気付かずにそのままプレーさせようとして、草津の選手に
言われて慌てて赤紙だした。
あれ審判2枚目だって分かってたら、出さなかったんじゃないかなって思う。
ちょっぴり不運な退場。

でもやっぱ、退場したのは事実なんだよな。
たまにしか中尾のことを思い出さない札幌サポにしてみれば、
「ああ、あいつまたか」「さっぱり成長してないなw」
こんな風に思われても仕方ない。むしろそう思うのが普通。
それがとても悔しい。でも言い返せない。

今シーズン、チームの一員としてイエローカードの累積もあったりはしたけど、
割と安定して試合に出続けた中尾。
チームの戦力も安定してて気持ちよくプレー出来てたんだと思う。
でもな、周りが調子いい時に自分も調子いいだけじゃダメなんだ。
強いチームを相手にして周りが苦しんでる時、やりたいことが出来てない時、
そういう時自分はどうするかで選手としての真価が問われる。
相手よりつねに自分たちの戦力が上なんて事は、普通はあり得ないのだから。
うまくいかないとき真っ先にイライラし始めて、真っ先に舞台から降りるんじゃ
プレーを続ける意味がない。

幸い、試合後も岐阜のサポ達は優しかった。
退場した中尾にコールまでしてくれた。
次がある、次こそは頑張れって思ってるからだろう。
逆に言うと、次しかない。
本当の意味で信頼勝ち取るには次しかない。
次頑張れなかったら、次同じことをしでかしてしまったらもう信頼は勝ち取れない。
あとがないぞ。
地域決勝大会、同じようなミスは絶対にしてくれるな。

3年連続の悲劇なんて見たくない。


posted by yumecon |23:07 | 試合についての戯言 | コメント(2) | トラックバック(1)

2006年10月02日

中尾頑張ってます



昨日行われた東海リーグ1部最終節 FC岐阜VS佐川急便中京戦@長良川メドウ
に行ってきました。
目的はもちろん中尾康二。

FC岐阜は既に9/10に行われた東海リーグ1部 第十三節 中央防犯藤枝戦に
勝利を収め、今シーズンのリーグ優勝を決め、JFLへの昇格を賭けた
地域リーグ決勝大会への出場を決めています。
昨日の最終節は、地元への優勝お披露目的な意味合いを持ったものでした。

FC岐阜というチームの紹介を(俺の持つ浅はかな知識で)軽くしておきます。
昨年東海リーグ2部で優勝を果たし1部への昇格を果たしたFC岐阜は、
今年のJFL昇格ひいては将来のJリーグ参加を現実の物とするために大幅な
補強を実施します(一部元から居た選手も居るかもしれませんが)。
元日本代表FWの小島宏美、高校サッカーの英雄にして地元期待の星片桐淳至
(元名古屋)、東京や柏などで抜群の実績を誇るDF小峯隆幸、その他にも元清水の
平岡直起や吉田康弘なんかもいます。
これら大型補強の中にあの元札幌背番号10番、我らの中尾康二がいたのです。

チームの大黒柱である元名古屋・札幌の森山泰行プレイングマネージャーと
元ベルディ戸塚哲也監督の下で個性豊かな(豊か過ぎるw)メンバーが一致団結し、
順調に勝ち星を重ね、今期の東海リーグ1部優勝を手にしたのでした。
そりゃそうですよね、メンバーが豪華すぎます。
性根を入れ替えて本気でやれば地域リーグのレベルをゆうに超えてます。


脱線が長くなりました。
中尾の話に戻ります。
コンサドーレを退団してから中尾を目にするのは俺にとって今回が4度目。
過去3回は静岡FCに所属していたときでした。
中尾康二を語る上でどうしても外すことが出来ないのが、彼のピッチ上での
気性の荒さです。ピッチの上で見せるその気迫は間違いなく彼の魅力の一部を
形成しているのですが、イエローカード・途中退場・一発退場の多さは
直接的にチームに迷惑をかけてしまうのは事実です。
そしてなにより彼自身のプレーの幅を狭めていきます。
ピッチ上での自分の中の気持ちのコントロール。
彼がサッカー選手を続けていく上でどうしても克服しなければならない課題です。
そして札幌時代は言うまでもなく、静岡での2年間でも結局彼はそれを克服する
事は出来なかったのでした。残念ながら。

このチームが最後のチャンス!そういう思いがあったのでしょうか?
地元に近いチームに来て(三重四日市工業出身、生まれは鹿児島)彼は変わります。
4バックの右サイドの定位置を獲得した彼は、ピッチを縦横無尽に駆け回ります。
静岡時代に燻っていたヘタレな姿はもうどこにもありません。
チームメイトとも完全に溶け込み、本来の力を存分に発揮した中尾康二がそこに
居るのでした。

という噂を、公式WEBやら実際に見に行った友達の情報から得ていました。
本当だろうか?本当だったらこんなに嬉しいことはないなと。
期待8割、でも2割は不安。。。そんな気持ちを抱えての久々の生観戦でした。


驚くべきことに本当に変わってました。
試合前の練習からして雰囲気が違います。
小島や片桐とはとても気が合うようです。
やはり似たもの同士根底で通じるものがあるのでしょうw 終始笑顔です。
そして試合でのプレー。
仲間を信頼して全力で右サイドを駆け上がる姿を何度も見ることが出来ました。
小島、そして特に片桐とのワンツーやポジションチェンジから何度も右サイドを
崩します。
惜しくもキーパーの手を弾いてゴールにはなりませんでしたが、
ドリブルで持ち込んでのシュートもありました。
DFでもゴール前で体を張ったプレイがありました。
とにかく生き生きとしてて試合を楽しんでいる様子が伝わってきます。
本当に充実してるんだなぁと嬉しくなってしまいました。

試合自体は終始支配しながらも残念ながら1対1の引き分け。
今年何度かFC岐阜の試合に足を運んでいる一緒に観戦した友達によると、
昨日の中尾は6、7割の出来との事でした。
昨日で6、7割なら10割のときの彼は一体どんなんなんだろう?
夢は広がります。


昨日の試合には札幌からも今も中尾を応援している人が4人来ていました。
その中の一人は今も中尾と親しいらしく、彼女の計らいで試合後控え室にいる
中尾本人とほんの少しだけど話をする事が出来ました。
緊張しました。
なんせ今まで中尾と話したのは、札幌での事件の3日前ユニにサイン貰ってる時に、
俺「応援してます。頑張ってください。」中尾「はい。」
たったこれだけですからw
そしてすいません、昨日の自分の話した内容は良く覚えてませんwww
ずっと応援してるんで頑張ってくださいって伝えただけのような気がしますw
他の友達とのやりとりでは、北海道のお土産を貰って嬉しそうにしている中尾。
来週の天皇杯草津戦の意気込みを問われて、
「勝ちます!」「本当に?」「ええ、絶対勝ちます!」
きっぱりと頼もしく答えてくれました。
なんか仲のいい友達の前ってのもあるのかも知れないのだけど、
中尾の雰囲気が以前と全然違うんです。
物腰が凄く柔らかくなったって言うか、優しい感じが漂ってきます。
自分の居場所がようやく見つかった安心感、ここでこれから頑張っていくぞ、
絶対上がるぞっていう使命感。
充実してるんだなって実感させられます。

競技場を後にするバスに乗った後も、中尾だけバスの窓を開けて応対してくれ
ました。雨が降ってるのにバスが出発するまでの間ずっと。
バスが中々出発しない中、中尾がこっちを見てニヤニヤしながら、

中尾「お前らまだいたの?w」
友達「バスが出発するまでいるよ」
中尾、前の方見て「運転手さーん、今すぐ出発してくださーい!」

こんな冗談が言えるようになったのも、きっと今の自分がとても充実している
からなのでしょう。


今週末の日曜日(10/8)、FC岐阜は天皇杯3回戦敷島でザスパ草津と対戦します。
同時刻に室蘭では札幌VS新日鉄大分の試合があるのだけれど、自分は室蘭には
行けそうもない(シーズン終盤の札幌連続遠征と天皇杯遠征に備えてw)ので、
敷島に行こうかなと思ってます。
Jリーグのチーム相手に、どれだけFC岐阜が頑張れるのか、中尾が輝けるのか?
とっても楽しみです。



最後に、中尾ファンの皆様へのプレゼントとして今回の岐阜遠征の写真
(もちろん中尾中心)をまとめてWEBにアップしました。
ファイルバンクというサービスを利用しています。
誰でもダウンロード出来ますので是非持っていってニヤニヤして下さい。
全部で100MBくらいありますw
10月の半ばくらいまでは消さずに残しておきます。

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posted by yumecon |18:09 | 中尾康二 | コメント(4) | トラックバック(0)