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2005年11月24日

★八方に毒

ブログ祭りも一段落し、各ブログの更新頻度が極端に落ち込んでいた最近だけど、さすがに昨日は嵐の書き込みでしたな。オフィシャルブログのサーバーが重い重い。

んで、普段はあまり人様のブログを訪問しない自分も結構あちこち見て回ってみたですよ。
するとどーでしょう、思いの外バッシングが多いねえ。
や、批判するのは当然っちゃあ当然なんだけど、単純に「ロスタイムで三失点なんて有り得ない」、「勘弁してくれ」、「頭にきた」等、短く感情だけを書いてそれだけっつーブログが随分多い印象。そこからもう一歩進んだ各々の意見に私は興味があるんだが。

でもまあ、頭にくるってことは、それだけチームに期待していた裏返しでもあるよな(そうでもない人種も含まれてはいるだろうが)。だから、現チームにそんなにたくさん期待していた人達がいたんだということにもちょっとビックリしたというか。思えば、自分も昔はそうだったかな?

昨日のウチの日記を読んで私を優しいと感じた人がいたとしたら、それは逆だよ。
オレは今のチームに昇格なんて期待してなかったから。今のヤツらに、昇格に値する素晴らしい試合ができるなんて全く思ってなかった。
奇跡が起きたら面白いから、勝利は期待してたけど。

小学生のサッカー少年団が室蘭大谷と試合したとして、負けた小学生に対して怒りを感じるだろうか? 小学生といえども勝つ可能性はゼロではないかもしれないから、最初から100%諦めていたなら、その根性に腹が立つかもしれない。でも、頑張った結果負けたなら「よしよし、頑張ったな」ってな調子になるのは当然だよね。
つー訳で、昨日の敗戦には「よしよし、来年こそは昇格を狙うチームと同じ土俵に立ってくれよな」と思った訳です。

ロスタイムの失点という表面的な部分を嘆くのもちょっと違和感を感じるよ。
オレに言わせれば、ロスタイムで試合が決まるような状況にしてしまったそれまでの90分にこそ問題がある訳で、昨日の試合で言えば、采配ミスで自らバランスを崩したことが最も重要なんじゃないのかね。理想的には、自滅に追い詰められる前に相手を圧倒できる攻撃が出来ていれば問題ない訳で。つまり、もっとチーム力を上げて強くならねばイカンと。
ロスタイムを迎えるまでの間に散々つまらないミスや采配の大失敗をぶちかましていたんだから(素晴らしいプレーもあったけど)、最後の最後だけの失態を殊更に取り上げてバッシングするのはお門違いじゃない? ・・・とか思っちゃう自分は少数派ですかそうですか。

さて、その采配ミスだが。
カントクのコメントを読んでガッカリしたよ。素人の自分には理解できなかった深い考えを聞かせてくれるものとばかり思っていたのに。
砂川については怪我なのかどうか未だにハッキリしないので置いておくにしても、やはり中山と加賀の交代とそれに続くポジションチェンジには絶対に納得できない。
まず中山を中盤に置いて、一体何を期待できるのか。確かに「動ける」かもしれないけど、他には何も出来ない選手だ。練習では素晴らしい動きを披露していたんだろうか?
甲府の長谷川がテクニックとスピードを併せ持つ強力な選手であることは最初から判り切っていた事なのに、応急処置的に和波を貼り付けたという采配には最も脱力させられた。その対応って、監督の金看板である「アクション」とは真逆じゃん。思いっきり受身。かつ、付け焼刃。和波ってのはスピードはあるのかもしれんけど1対1のディフェンスがまるで弱い選手だと思うし。単に加賀のディフェンスをマンツーマンに切り替えるだけでも良かったのでは。
そもそも、ベンチに長期離脱の病み上がり二人とアマチュアの三人+期待薄の中山、ってのがショッキング&アンビリーバブルだった訳だが。

やっぱり、いよいよ生死がハッキリする大一番を迎えて、いつもの監督じゃなくなってしまっていたのかな。
かつて、ドーハでワールドカップ予選の大詰めを迎えた時、オフトはそれまで頑なに貫いてきたコンセプトを捨てて高木を外し、中山を先発に起用した。日本人監督の中では最も世界での経験が多かったと思われる山本監督(現・人間力氏)は、オリンピック本戦では別人のようなキテレツ采配に終始した。日本のカリスマ、岡田監督も札幌ではピンチに陥ると信じられないような思い付きのキテレツ采配を良く見せたものだ。
それを思えば、所詮監督三年目で新人の域を出ない我らがヤンツー氏が少々冷静さを失ったとしても責めれられないのかもな。まだまだ未熟な選手達と同じように。
どうもサポの間ではヤンツー氏を必要以上にカリスマとして崇める雰囲気が強い気がするけど、もしイメージだけでカリスマ視していた人がいたとしたら、この機会に一度冷静になってみた方がいいかもよ。
今年も5位入りを逃したら、少々バッシングしてやるべきだ。

・・・つー訳で、残り2試合、5位を目指して選手も監督も頑張ってくれってことで。


posted by ヨートク@AGRE |11:31 | コンサ雑記 | コメント(3) | トラックバック(0)

2005年11月23日

★喜劇的幕切れだけど良かったよ

コンサドーレ札幌2-4ヴァンフォーレ甲府

まずは、砂川にお礼を言いたい。ありがとう砂川。お前の過去最高のプレーには感動した。前へ向かう積極性、創造性のあるパス、シュートの意欲と精度、そしてそれらの判断の早さ。さらには守備にも奔走し、全く文句を付けるところが無い。そんな素晴らしき8番がいたからこそ、手強い甲府と互角に戦えたに違いない。是非とも今後もこの調子で輝き続けて欲しい!

他の選手も全員、前節に続いて素晴らしい頑張りを見せてくれた。悲しいかな技術が激しく足りない選手もいたように思うが、でも全力で勝利を目指した今日の姿勢には拍手を送りたい。ありがとうみんな。お疲れ様。
来期こそは最初から本気で昇格を目指そう!

さて一方、どうしても文句を言いたい人物が一人。
カントク、あんただよ。

ギリギリ互角に戦えていたのに、どうして謎の交代2連発で試合をぶっ壊しちまったんだ!?
これを書いている時点では全く判らないが、もし砂川に何のトラブルも無かったにも拘らず西嶋と替えたんだとすると、いわゆるひとつの戦犯であると非難されても当然なのでは。
いや、トラブルがあったにしても、続く中山と加賀の交代でさらにピッチに大混乱を招いた責任は決して軽くない。この二つの交代によって布陣をどうしたかったのか、現場ではまるで理解できなかった。そしてそれは選手も同様だったのではないだろうか。ファール等でゲームが途切れた時に、選手が監督に近付いて何やら確認をしているシーンが何度か目に付いた。つまり、練習でもしたことが無かったようなフォーメーションになっていたのではないかと想像できる。

前節では相手の京都は異次元の強さだったが、今回はハッキリ同レベルの世界の相手だった。同じ次元で、でもちょっと甲府の方が強い印象。そんな甲府と後半途中まで互角に戦えたのは、砂川の異常なまでの輝きと、普通に輝いていた西谷の働きが大きかったからだと思えた。
なのに砂川を下げ、西谷のポジションも下げて(?)存在を消してしまう。自ら武器を捨てたカントクの判断には首をひねるばかりだ。
結果的にはロスタイムでドカドカ失点したものの、二度目の選手交代以降は完全にサンドバッグ状態で一方的に殴られるばかりだったのだから、1点のリードを失うのは必然だったのではなかろうか。
むしろ、あの状態で残り数分までゴールを守った選手達をほめたいくらいだ。

来期も共に戦う事が決まっている現カントクには、今日のようなキテレツ采配はもう二度と見せてもらいたくない。頼むよ。

てな訳で、久々登場の西嶋には全く良いところが無かった。残念。恐らく次節は加賀に代わって先発だろうから、頑張ってくれ。
一方のガクヤは思ったより良かったな! 以前のようにボールをガンガン追い、楔のボールもそこそこキープ&さばきが出来ていたように思う。何より体のキレが軽やかで、治ったんだなとホッとさせてくれた。今季はもう残り少ないけど、まずは1ゴールを目指して頑張ってくれい。

そう言えば、試合終了後のゴール裏は、USを含めて概ね拍手だったね。自分も拍手した。
でもブーイングする人も結構いたみたい。そういう連中は、何を求めているのかな・・・?

あと、ミラクルなミスをぶちかました林よ、世の中にはお前を遥かに上回るスーパー・ファンタジック・ゴール・キーパー、南ちゃんがいるから大丈夫だ。頭を丸めて明後日からまた頑張れ。応援するよ。


posted by ヨートク@AGRE |17:15 | コンサ戦記 | コメント(2) | トラックバック(1)

2005年11月22日

★ヤツが来る

♪今はいいのさゲーム差忘れて
 一人残って リハビリの俺が
 この戦場で あとに戻れば地獄に落ちる~

・・・地獄に落ちるのかよ!

つー訳で(?)何とあのガクヤ様がついに復帰しそうだとか。
歓迎するよ。リタイヤ直前のあのハートをまた見せてくれるなら。
中山より期待できるかな?

『ジョカトーレ』、第三回も観たけど・・・新たに言うことは無いな。


posted by ヨートク@AGRE |14:33 | コンサ雑記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2005年11月20日

★未だ、力が足りないんだ!

コンサドーレ札幌3-3京都パープルサンガ

昨日はすんなりモギリを通過できました。モギってくれた少年よ、ありがとう。もっと思いっきりスマイルを返しておくべきだったと悔やんでいるヨートクですこんにちは。

さて、昨日の試合。
まずは清野にお礼を言いたい。
お前のお陰で競った展開を堪能することが出来た。ありがとう。そしてハットトリックおめでとう。

他の選手達も、かなり頑張ってたよね。気合を見せてくれた試合として、今季のトップ3に入る試合だったのでは。ありがとう。お疲れ様。

・・・で、この流れならここから絶賛の文章を読めるかと期待した人がいたとしたら、残念ながらそうではありませんので今の時点でページを閉じてしまうことをお勧めします。

いやあ、まあ、とにかく昨日は衝撃だったですよ。
恥ずかしながら、これほどとは思ってなかったんですよ、札幌の未熟具合が。形として3位争いを演じることができているのは多分に偶然の産物であるとは思っていたものの・・・。
京都のチームとしてのあまりに高い完成度を見せ付けられて、白熱するゲームの展開とは別に、私のテンションはすっかりダウンしてしまいました。つまり、札幌はJ1昇格を争うための土俵にまだ立てていないな、と。京都とはまるで次元が違う印象。

チームは生き物ですからして、出来のいい試合もあれば悪い試合もあり、昨日の出来だけで判断することは出来ない部分もあるんでしょうが、それにしても両チームの動きの質にあまりに差があると感じました。
京都は、攻撃に関して動きに全く淀みが無く、スムーズにボールと選手が連動し続ける。札幌のサイド深くでフリーでボールを持ち、余裕を持ってセンタリングを上げるシーンが一体何度あっただろうか。逆にボールを奪われると瞬時に自陣へ戻り、一瞬で綺麗な陣形を整えて敵の速攻を許さない。
その様は、日によっての出来、不出来とは別の、監督による明確な仕込みによるオートマティシズムだと思うのですよ。

一方、我らが札幌はどうか。
清野の先制点の流れのように、時折素晴らしいボールと選手の連動を見せはするものの、それはあくまでもその場その場での選手の閃きと幸運に頼った動きではなかったかと。どこへパスしようかと迷い、オロオロと最終ラインでボールを回してみたり。せっかくボールを奪って逆襲に転じても、ドタバタとぎこちないパス回しで自ら速攻のリズムを削いだり。
思えばウチの選手は毎試合のようにポジションを換えてやりくりしなくてはならなかったんだから、クオリティの高い連携なんて期待する方が間違いか、なんぞと思ってみたりもなんかして。
そもそも、単純に選手個々の技術はやっぱり低いし。

最初に書いた通り、選手たちは根性を出して頑張っていた。でも、だからこそ技術、戦術の拙さが浮き彫りになってしまった印象。
それでも清野のミラクルな連続ゴールが爆発して、スコア上は激しく競り合ってのドローなのだからサッカーはわからないね。

可能性があるのならば、それを掴むために全力で努力して欲しい。
しかし、その掴もうとしているチャンスは、今の札幌にはあまりにも不釣合いな権利であり、「それが欲しい」などと宣言するのは全くの身の程知らずな行為だ。
・・・そんな事を、昨日の試合中はグルグルと考えてしまったのでした。

だからといって、「もう一年J2に留まるべきだ」とまでは言わないけどね・・。


posted by ヨートク@AGRE |15:50 | コンサ戦記 | コメント(2) | トラックバック(0)

2005年11月18日

★お前ら・・・

しまふく寮通信、ヒジョーに面白いのはいーんだがしかし・・・。若手連中のあまりの若さにちょっと引き気味の今日この頃だ。w

「おっす!!オラ悟空!!」はギリでギャグとして笑えるけど、16日の書き出しには、一瞬マジで「美人ママの息子か!?」と思っちまったぞ。
二十歳前後って、自分もあんなんだったっけか・・・?

でもまあ、ギャルサポにはたまらんブログだね。
かく言うオレも、ママの素朴さに結構萌えてる(笑)。


posted by ヨートク@AGRE |23:45 | コンサ雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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