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2006年09月04日

素人外出しドキュメント

前回も書いたように、俺は広島では仏壇の訪問販売を生業としているのだが、
いわゆる自営というかインディーとしてやっているわけではない。一応職場というものもある。
今日、職場を歩いていると、新品の和式便器が置かれていた。
「最近売り上げ好調な俺への、社長からの時期外れのお中元か」と気をよくしたのもつかの間、よくよく見ると小便器だった。
小便器って、横にすると和式便器に見えるんだな。コペルニクス的転回。
騙されたと思うなら、お前らも自宅の小便器で実験してみろ。
もっとも、スリッパとかならまだしも、大根とか植木鉢までも和式便器に見えて仕方ありませんという御仁がいたら、とにかく病院行きを勧める。

ところで、近年、食生活のみならず生活様式までも欧米化しつつあるわが国では、和式便器の数は著しく減少しつつある(ような気がする)。俺も広島に来るとき、不動産屋には「都心、夜景を眺望できる高層階、ブランデー飲みながら抱くペルシャ猫用にペット可、和式便所」という物件をオハーしたんだが、あえなく一蹴されてしまった。そもそも、和式便所の物件など賃貸では珍しいという。
そこで、俺の場合、自室の洋式便所は事実上単なるオブジェというかフェイクとなり、脱糞行為の場を外に求めることになる。いわば「外出し」というわけだ。

問題はこの「外出し」の場とかなんだが、和式さえあればどこでもいいというわけじゃない。女子便所は論外だし、ガキがうるさいところよりは、閑静で落ち着いたところがいいに決まっている。
が、俺は最近、それより重要なことに気がついた。
周りの環境もさることながら、自分自身の身構え心構えも大事だということに。具体的には、脱糞時には脱糞に相応しい格好があるということだ。
一例を挙げよう。サングラス(業界的にはグラサン)だ。
グラサン(特に黒レンズ)には、キャラを時には男っぽく、時にはややミステリアスに、要はカッコよく見せる効果がある。だが、サングラスをしたまま和式便所から出てきたらどうだろう。それを見た者は、「プッこの人ウンコしながら気取ってやがる」と思われるのが関の山だ。
一例として、吉川晃司が和式にしゃがんでいる姿を想像してみよう。
「この人絶対、脱糞しながらモニカ歌ってるよね」
「しかも出しながら腰振ってるから、絶対便器からハミ出てるよね」
お前ら絶対そう思うだろ?
だから、素人のお前ら、外出しする時は、グラサンは外しとけってこった。

posted by 滝 |17:57 | 生活の知恵 | コメント(5) | トラックバック(1)