2006年07月03日
W杯ベスト4
風邪をおして望んだ金~土の5連戦。 W杯の4強が出揃い、コンサは負けました。 イングランドも負けました。 そして風邪が悪化しました。 ドイツ、イタリア、ポルトガル、フランスが4強ですね。 タレント的にはブラジルとイングランドが意外でしたが、 試合を見ると納得の結果です。 (ルーニーの一発レッドには納得いきませんが。) ドイツ対アルゼンチン リケルメの交代とGKの怪我が全てでしたね。 これまでアルゼンチンはリケルメ中心のチームでした。 攻めは必ずリケルメを経由します。 なので、同点に追い付かれた後の攻撃の起点がなくなった。 そのせいで、テベスのポジションが低くなり、 ドイツのDFの弱点(裏への飛び出しに弱い)を生かせなかった。 メッシがいれば。。。って感じになってしまいました。 イタリア対ウクライナ 先制点を簡単に取られすぎたことと、 ポストに当たってたのが決まってればおもしろかったと思います。 まぁ、実力差のあるチームだったので、 シェフチェンコが良いプレーをしてくれただけで満足です。 イングランド対ポルトガル ルーニーに退場が痛かった。 個人的には故意にふんでるようには見えなかったし、それほど深くふんでるのではなくて当たったような感じだったので、レッドは厳しいかなと思います。 なんかC.ロナウドに言われて出した感じだったし。 ただ、イングランドはランパードの調子が最後まで戻らなかった。 チェルシーでは決めていたのが決まらない。 グループリーグの時からだったんですが、決勝Tでもダメでしたね。 チェルシーでほとんど休まずに試合に出ていたので、本人も気づかないところで、疲れがあったのかもしれません。 ハーグリーブスは凄かったですね。 運動量も凄いし、守りだけではなく攻撃でも素晴らしいプレイをしてました。 個人的にはこの試合のMOMだと思います。 あと、以前クラウチが微妙だと書きましたが、彼は素晴らしいプレーをしました。 彼がいなければ、90分あるいは120分で試合を決められていたかもしれません。 PKについては、ジェラードとランパードが止められたので、どうしようもないです。 ただ、リカルドは本当にPKがうまい。 EUROの時は、グローブを取ってセービングして(流れを代えたかったため) その直後に自分で決めて勝利を手にしたし。。。 フランス対ブラジル フランスの守備(特にマケレレとビエラ)が素晴らしくチームとしての 完成度もフランスの方が上でした。 フランスはジダンを中心に攻撃を組み立てました。 勢いよくブラジルが行こうとしたときに落ち着いたボールキープ、パスで、ブラジルの勢いを殺しました。 ジダンがこの調子だと優勝もありますね。 ブラジルについては、優勝候補ながらチームとしての成熟度が低かったと思います。 誰かを中心としたサッカーをするのか、それともみんなが献身的なプレイをしてチームとして戦うのか、がはっきりしなかった。 ロナウジーニョやカカを中心としたサッカーにするのであれば、ロナウドではダメです。 ロナウド中心のサッカーをするにはロナウドが調子悪すぎた。 そしてチームで戦うには、献身的なプレイヤー(いわゆる汗かき)がいなかった。 エメルソンがいればまた違ったのだと思いますが、 チームとしての差が出た試合だったと思います。
posted by sheved |15:35 | ワールドサッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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