スポンサーリンク

2010年12月28日

当時の「河合」とは中身が違う

2000年の7月29日のJ1第25節。厚別での浦和戦は楽しみにしていた一戦でし
た。札幌が大勢のアウェーサポを迎える経験は初めてだったではないでしょ
うか。


その試合で、生涯唯一のプロでの得点を記録した大森。彼の得点はペトロヴィッ
チの安易な横パスから生まれました。当時、メインスタンドのA自由から見て
いましたが、あきらかに緩い横パス。それを大森は見逃さなかった。すかさず
ダッシュしてボールを奪うとゴールへまっしぐら。難しい角度からでしたがよ
くぞ蹴りこみました。


先日、そのペトロヴィッチが来期の監督として復帰する、と報道がありまし
た。彼がその後どのような道を歩んだかは承知していませんが、浦和サポにと
ってはうれしい復帰なのでしょう。札幌も選手経験者から監督が早く出るとい
いのですが、なにしろ歴史がまだまだ不足していますよね。


その浦和戦で、後半23分から途中出場して来たのが河合竜二。今と違って当時
は遠目に見てもポッチャリした体型でした。幅の広いヘアバンドをしていた記
憶があります。試合での彼はそれほど怖い存在ではありませんでした。


横浜に移籍してからの彼は「これがあの河合か?」と思わせる引き締まった体
でした。その後の活躍はご存知の通りですね。浦和から戦力外通知を受けたあ
とは合同トライアウトへも参加していますが、この時の経験が彼を大きく羽ば
たかせたことでしょう。


経験の浅い選手、苦労を知らない選手が多い札幌では貴重な存在だし、来期の
札幌を力強く牽引していく選手になるでしょう。来期の楽しみがまたひとつ出
来た気がします。

posted by ボーナス |18:02 | コンサ | コメント(2) | トラックバック(0)