2010年07月03日
続・ドゥンガ
ブラジルvsオランダの一戦から一夜開け、今朝の報道によるとブラジル監督のドゥ ンガ監督が敗戦の責任をとって辞意を現したとのこと。これからブラジルサッカー 協会は新任監督の選考に入るわけですが、昨日も書いた通り、この4年を無駄にし ないためにもドゥンガの再任を検討していただきたいと思います。 セレソンにとって昨日の敗戦は残念なことでしたが、昨日の試合は選手の若さが出 た。判定に不満をかなり持っていたようでイライラしていた(西村さんの笛は多少 神経質な面もありましたが概ね正しかった)。若さという一言では片付けられませ んが、同点に追いつかれてからのブラジルはすっかり我を失ってしまいましたね。 昨日も書きましたが、ドゥンガはこれまでのセレソン作りとは違った手法でチーム 作りに臨みました。スターシステムを廃し、しっかりした守備からカウンターを戦 術の柱にしていました。 ブラジルの人達とサッカー観が違うといえばそれまでですが、勝ちに行くにはこう した大きな戦術の転換も必要だったのかもしれません。そのために若手を積極的に 使い続けたのでしょう。 これまでの4年間を捨て去ってまた以前のスタイルにするのか、これまで通り若手の 成長を促して守りから固めていくのか。数年前の日本のどっかのクラブみたいな悩 み事ですが、続けさせた方がブラジルのためになると思いますけどねぇ。 ドゥンガにとっては厳しい風が吹くでしょうが、信念を持って協会を説得出来れば イイのですが…… ドゥンガ自身が醒めているようなコメントをしているのも少し 悔しい気がします。 さて、今晩はドイツvsアルゼンチンというもう一つの大一番。マラドーナの行く末 やいかにw
posted by ボーナス |18:32 | サッカー全般 | コメント(2) | トラックバック(0)