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2007年06月12日

メンタルの新しい段階

中二日って短いですね。もう明日試合ですか。

世間的には首位独走と言われているコンサドーレですが、私的には全然安心できるようなリードとは思えないわけです。
第1クールの東京V、第2クールの福岡のように負けが込む時が来るのではないかという不安が拭えない。

しかし、そろそろ考え方を変える必要があるのではないかと思う。
今首位にいるというアドバンテージを単に数字上のアドバンテージと考えるのではなく、他チームに対してメンタルでもアドバンテージを活かしていくべき段階に来たと思う。

要は「札幌に勝つのは難しい」と相手に思わせることだ。
昇格を争うライバルの立場で考えれば、もはや札幌相手に引き分けでは意味がない。
どんな展開でも勝ちに行かなければならない。
そこに生まれる相手チームの焦りを的確にとがめることが出来ればコンサドーレの優位は動かない。

こう考えるのは別に慢心でも油断でもない。
現実に存在する数字上のアドバンテージをプレーに活かすということだ。
特別なことをする必要はない。
自信を持ってプレーすること。それだけだ。
相手にその自信が伝わったならそれは必ずコンサドーレに有利に作用するはず。

逆に、連勝が止まって一つ負けただけで急に不安になってプレーに迷いが生じて負のスパイラルに突入することが一番怖い。
別に一つくらい負けたってどうってことない。勝負事なのだから負けるときもある。
そう考えて自信を失わないようにすることが大切だ。

繰り返すが、これは慢心でも油断でもない。

posted by たじ |11:30 | コンサドーレ | コメント(2) |

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菊池寛「形」を思う 【FTの《ミネルヴァの瞳》】

中学生ぐらいの国語の教科書に載っていたような気がしますが、 お読みになったおぼえのある方はおられますか? ***  摂津(せっつ)半国の主であった松山新介の侍大将中村新兵衛は、五畿内中国に聞こえた大豪の士であった。  そのころ、畿内を分領していた筒井(つつい)、松永、荒木、和田、別所など大名小名の手の者で、『鎗(やり)中村』を知らぬ者は、おそらく一人もなかっただろう。それほど、新兵衛はその扱(しご)き出す三間柄(え)の大身の鎗の鋒先(ほこさき)で、さきがけ殿(しんがり)の功名を重ねていた。そのうえ、彼の武

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Re:メンタルの新しい段階

7連勝のうち2つめ(セレッソ戦)以外はすべてスタジアムで見てきましたが、相手チームはみな「札幌は強い」との先入観(?)でビビっているように感じています。

同点に追いつかれるまでの福岡や湘南、先制されるまでの鳥栖、いずれも、それまでと同じように伸び伸びやり続ければいいのに、失点した途端に、妙に慎重になってしまいます。厚別での京都や仙台も、ふだんスカパーで見ているのとは違い、各選手のプレーの選択が極力リスクを負わないほうに向かっているように感じました。

こちらからすると「そんなに臆病にならなくてもいいのに」と思うのですが、怖くみえるのでしょうね。

チームはもちろんですが、われわれ外から見ている側も、勝ち点差が多少縮まったりしたぐらいで「ピンチ」「危機」などと騒がないことが大事になってくるのだと思います。

posted by KUMA | 2007-06-12 13:51

Re:メンタルの新しい段階

>KUMAさん
ふむ、なるほど。
現状でもアドバンテージは活かされているということでしょうか。
結構頼もしいですね。

posted by たじ| 2007-06-13 11:25

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