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2006年10月22日

3万5千人の根拠

首位神戸相手に1-4。
これが現実。受け止めるしかない。
ある意味、今後10年のコンサドーレにとって原点となるような意味のある試合だったかもしれない。

10周年記念試合で入場者数1万8547人。
これが現実。しかし、これは単純には受け止めがたい。
いや、正直現状のコンサドーレにとっては妥当な数字だと思っている。
しかし、HFCの当初見込みは3万5千人だ。この差はなんなのか。
3万5千人見込んだ根拠はなんだったのか。

当初、この3万5千人という見込み数字を見たときは「絶対無理だろ」と思った。
OB戦+格安チケットという企画だけで3万5千人も来るわけがない。
しかし、逆にこんな途方もない大風呂敷を広げるからにはなにか集客の隠し球があるのではないか、とも思った。きっと私には見えないところで、何かが進行しているのだろう、と。

何もなかったみたいだ。

なぜ3万5千人見込んだ企画が実際にはその半数しかなかったのか。
3万5千という数字はただのハッタリだったのか。
HFCにはこの点、本当にきっちりした反省をしてほしい。
空手形を切るのは単に信用を落とすだけのことだ。
これではオオカミ少年状態だ。
今後HFCが「※※な企画で来場者が※※人見込めるのでぜひ協賛を」などと営業したところで信用されないだろう。そういう決定的な負の実績を作ってしまったと言っても過言ではない。

身の丈に合った経営が求められている現状なのだから、イベント企画も身の丈に合った企画をするべきであった。この結果、どれだけ赤字が嵩んだのかはわからないが、この傷は赤字の額以上に大きいように思う。

posted by たじ |09:24 | コンサドーレ | コメント(3) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:3万5千人の根拠

ども、いつも楽しく拝見しております。

補足的に申し上げると、3万5千人という数字は、不特定多数に向けて事前にアナウンスされたものではなかったように思います。

私が知る限りは(たじさんも同じことを言っているのだと思いますが)、マッチデープログラムの広告募集の案内に「今回は特別な企画を開催するので3万5千部発行します」とあったのが、3万5千人を明示した唯一の信頼できる情報だったように思います。それを知らない人にとっては「3万5千人?そんなこと誰が言ったの?」ってことになるかと思いまして、老婆心ながら、コメントさせていただく次第です。

だからいいでしょ、ってことじゃなくて、だからこそ、書面に明記して案内しているのだからこそ、責任は重いということですよね。いや、これまたわかりにくいんですが、責任追及云々ではなく、おっしゃる通り、ビジネス上の対外的な信用の問題として、です。

posted by KUMA | 2006-10-22 09:00

Re:3万5千人の根拠

>KUMAさん
コメントありがとうございます。
しかしながら、マッチデープログラムの名刺広告募集自体が「不特定多数に向けて事前にアナウンス」されています。
9月7日のオフィシャルHPニュースリリースです。
スポンサー向けの書面上の問題だけではないところが更に深刻ですね。

posted by たじ| 2006-10-22 09:00

Re:3万5千人の根拠

=> たじさん

なるほど。そうでしたか。
こういう場で意見交換できてよかったです。
ありがとうございました。

posted by KUMA | 2006-10-23 10:03

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